そんなにしょっちゅう行くわけでなく、
そんなにしょっちゅう行けるわけでなく、
ゆったりと時間を取って、
ココロを満たされに行くケースが多く、
舌で味わうのはもちろんだけど、
その特別感を味わいたいが為、でもある。
【ラボラトリー】
一般的なラーメン屋とは違い、
特殊的なラーメン屋という感じで、
汁なし担々麺がメインではあるけど、
限定麺もあったりするし、
海鮮丼も良かったりする。
店頭には案内が貼られていて、
じっくりと眺めて予習し、
閉ざされたドアを開けてみる。
店内はカウンターとボックス席があり、
昼時前の時間帯だったのでまだ余裕があり、
空いている席へと腰を落ち着かせる。
改めてメニューを眺め、
限定のメニューを眺め、
待ち構えていたミキティに注文。
どんな感じだろ?
ワクワクしつつの調理待ち。
【福島県産しらすの汁なし ラボ麺・塩(辛さ2、痺れ2)】¥1,100
あらぁ〜
違うじゃん!
グレーじゃん!
全く違うじゃん!
以前食べた遠州灘のものとは全然違ってる。
僅かな違いだと分かりにくいけど、
これは明らかに違ってる。
しらすの色がグレーなのだ。
体も細いのだ。
締まってるといった方がイイのか?
遠州灘のものは白くてふっくらしてたけど、
福島県産はグレーで細く、
しらすというよりも、
ちりめんじゃこといった感じ。
・・・この例えが合ってるのか?
釜揚げした状態のものでなく、
天日干ししたもののよう。
・・・この例えで合ってるのか?
見た目からして全体が暗い印象で、
違ったものだということは認識が出来、
それは口にしても明らかで、
エンミ高めでしょっぱさがあって、
ん〜ん
産地の違いによるものか?
東北福島の味覚に合わせた仕様なのか?
単に加工場の違いによるものか?
ま、ま、ま、
どちらにしてもそんな感じで、
微妙ではない明らかな違いを感じる。
なるほどなるほどなるほど。
トップの具材を散らし、
麺とその下の煮干出汁などと共に、
マーゼマーゼ ψ(`∇´)ψ しちゃう。
京都「麺屋棣鄂」の平打ち麺は肌が艶やか、
つるっとした舌触りで、
ぷりっとした弾力、
もちっとした歯応えがあって、
スープなどの旨みを従えているんだけど、
やはりしらすのエンミの強さが作用し、
全体的にエンミ高となっちゃってる。
辛さ、痺れは強く出させずに、
それぞれ2と押さえたんだけど、
エンミの方が目立っちゃってるかな。
やっぱりしょっぱめ。
福島県産全てがこうなのかしらん?
そこんとこは分からないけど、
しらすのふっくらとした柔らかさ、
膨よかな旨み、
そして甘みもあったなぁ〜
遠州灘産として食べたものの方が良かった。
ま、でも福島県産も食べ比べられ良かった。
【2種丼】¥980
やっぱり食べておきたい海鮮丼。
この日は自家製しめ鯖、本当のネギトロで、
豊漁と言えるほどの種類はなかったけど、
提供があること自体が喜ばしいので、
その2種類を合わせた丼を食べておきたい。
本当のネギトロはまさに本当のネギトロ。
骨と骨の間の身をねぎ取ったもので、
この提供があったら食べておきたいのよ。
ねぎ取られた身は柔らかで、
臭みない旨みを味わわせてくれる。
ゴハンと合わせる時は出汁醤油は使うけど、
ラボラトリーの海鮮系はそのまま食べて身?
まずは醤油抜きで旨みそのものを食べて身?
新たなる発見があるやもしれない。
食べてみ?み?み?
〆サバは酸味強過ぎずの締め方で、
しっとりとした中に脂の旨みを感じ取れる。
タイミング次第で提供されるという、
肩の部分を分けてもらったんだけど、
ほぼほぼ違いが分からず、
でも身質に僅かながらにパサつきがあり、
これはたまたま食べ比べ出来ただけで、
その違いはシロートじゃ分からないわ。
そんな体験をさせてもらえてラッキーだわ。
出汁醤油をちょんと落としてゴハンをはむ。
【天然生いくら プチ盛り】¥950
いやいやいや、
こちらも食べたかったの。
いくらが提供される期間は限られているし、
早めのリリースのものは皮が柔らかいけど、
終了間際になると硬めになるので、
“今”のいくらを食べてみたかったの。
ゴハンは無しにしてもらっての提供。
歯ではなく、
舌圧でぷちっと弾けるほどの繊細さで、
味付けは仄かな甘みある醤油感で、
贅沢にひと粒ひと粒を味わう。
山葵と合わせることの背徳感を感じつつ、
贅沢にひと粒ひと粒を味わう。
ゴハンとも合うにキマッテル!!!!
てなことで、
モチのロンで完食ですわ。
チリン!PayPay!
値段が高けりゃ旨いにキマッテル!!!!
そんなことを言う輩も居たりするけど、
そこに価値観に見出せるか?
満足感を得られるか?
そんな気もするのよねぇ〜
ランチ代としては高いとは思うけど、
得られる満足感も高いので、
そこは価値観の違いなんだろうなぁ〜
満足しての退店です。
次は何が食べられるか?
楽しみではあるんだな。