寿司店がランチ営業でもって、
ラーメンを出すようになって、
それは以前食べにいったことはあるも、
いよいよラーメン専門店を始めるんだと。
以前とは変わった味を出すのか?
進化した味で出すのか?
それはちょっと興味がある。
で
足を運んだんだけど、
スッゲェ混んでて、
駐車場にも入らないほどだったのでスルー。
後日改めてのハツホウになりました。
2023年4月4日オープンの新店。
【鯛そば のり】
火水木の昼夜、金曜昼の営業で、
週末は「すし天やまだ」となるそうで、
店頭には「今週の営業」案内があります。
暖簾をくぐりて入店すると、
店内は寿司店の和風の造りで、
案内された席に着きます。
メニューはこちら。
昼限定、夜限定などの記載もありますが、
“鯛そばのりに来たらまずこれ!”
“店主激推し!”
ってあるんだもん、
そりゃあ、それを食べなきゃ!でしょ。
以前と同じやつだと思うので、
その後、としても食べてみたいし。
え?
セルフオーダー?
QRコードでやるの?
ちょいとメンドいね。
画面に写真と値段が出てくるので、
まぁ、事前に食べるものを決めておけば、
それをタッチするだけなので、
まぁ、分かりやすいっちゃあ分かりやすい?
こういうシステムが増えていくのかなぁ〜?
なるほどなるほどなるほど。
【鯛そば 壱(はじめ)・塩】¥850
ほっほぉ〜
1年半ほど前、
ランチ営業を始めた「すし天やまだ」にて、
「鯛だしラーメン・塩」を食べたんだけど、
今回これがそれに当たると思うんだけど、
随分と表情が変わったよなぁ〜
やや濁りのある清湯なる一杯は、
トッピング全入れだったので賑やかで、
それはそれとしても、
全体にゴチャついていて、
それは味にも影響があったんだけど、
今回はトッピングを別皿にして、
いくばくかの薬味を添えてはいるものの、
スープと麺による“かけ”となっていて、
店主激推し!
POPで強く推してきていて、
食ってみやがれ!
真っ向勝負を挑んできたような印象。
イイね。
楽しみだわ。
青き放射線にスープを張っていて、
そこに丁寧に折り畳まれた麺、
あ、これは京都は麺屋棣鄂のものだそうで、
中央にはアイキャッチ的に薬味を置く。
表層の油にコッテリな印象を受けたので、
これをちゃぷちゃぷしてひと口。
熱ちッ!
アツアツな温度帯からの入りで、
遅れて鯛の風味が広がって、
それが鼻から抜けていく。
エンミは程良く効かされていて、
鯛を殺さない加減がイイな。
前回は妙な甘さであったり、
生姜らしきものが邪魔しちゃったりで、
鯛が純粋に楽しめなかったんだけど、
今回は良き良きで楽しめそうだわ。
これなら合わすは低加水細麺。
アツアツなスープを馴染ませていて、
その一体感は感じられ、
しこしことした歯応えがあってイイ感じ。
うん、イイなぁ〜
で、目につくのが薬味。
糸唐辛子はスープが赤く滲み始めていて、
ネギ・・・あ!大葉か!
見間違うなんて大馬鹿と言われそうだけど、
見間違うほどに当たり前に存在していて、
お?
横には梅干しも置かれている。
トッピングが控えているので、
これは先に楽しむべきかな?
大葉を散らして、
て、まとまっちゃったぞ。
ほんの少しで試したかったので、
箸でほぐし、
更には梅干もレンゲの中でほぐし、
それぞれを麺と合わせてみる。
お!
こりゃイイぞ!
鯛に大葉って合うのね。
んでもって梅干。
甘みのあるやつを使っていて、
尖っていない酸味がイイ加減でもって、
これらの組み合わせはイイな。
むしろもっと楽しみたいところだなぁ〜
でもまだまだ先はある。
食べ方の説明によると、
次は柚子スコを勧められていて、
うん、確かに柚子胡椒が合いそうかと、
僕は食べてる時に思っていたので、
それもアリかなと使ってみたんだけど、
その効果がまたよく分からず、
再度多めに使ってみたけど、
スープの中で散っちゃうようで、
あまり効果がよく分からなかった。
柚子胡椒で良くね?
そっちを試してみたい気分になる。
さ、別皿のトッピングをイってみよう。
鯛しんじょ、鯛フレーク、味玉、
白ネギ、水菜、穂先メンマ、あおさ、
レアチャーシューなどが載せられていて、
熱を入れたいのと同時に、
メンドくささもあるので、
一気にこれらを投入。
残るバランのエビがなかなか良きね。
鯛しんじょはぷりっとした団子で、
鯛の香りがしてイイね。
鯛フレークは麺と絡ませると、
スープとの相乗効果で風味が高まる。
フレークもうちょい欲しいなぁ〜
白ネギは歯触りで大きく主張してきて、
この一杯にあっては強いなぁ〜
柔らかな食感が多い中にあって、
気持ち的にブレーキが掛かる。
鯛をウリとする一杯にあって、
鯛のしんじょやフレークを合わせていて、
そこんとこは好感が持てるものの、
Why Japanese people!?
なんでレアチャーシューなの?
魚を前面に押し出したラーメンで、
魚を使うトッピング自体は好感が持てるも、
なぜに突如として豚チャーシュー?
しかもレアチャー?
筋が噛み切れず、
いつまでもモゴモゴで、
てか、これ生肉じゃね?
全くの違和感バリバリで、
しかもレアというよりナマで、
高まった気持ちも一気にダウン⤵︎
もったいないなぁ〜
レアレアチャーシューってか、
生肉無くね?
前回よりは惹きは増したものの、
もっと鯛を味わわせても良さげだよなぁ〜
まだまだ引き算をしても良さげだよなぁ〜
シンプルでもイケる味だと思うので、
それが出来たらもっと楽しめそうなんだわ。
【まかない海鮮丼】¥550
「鯛のお焦げ茶漬け」のセットがあり、
そちらも気にはなったけど、
なんとなく想像は出来るので、
あえて寿司屋の方向性の昼限定海鮮丼を。
天丼は夜限定になっちゃったので、
今回は食べられず。残念。
刺身に玉ねぎ、赤たで、菊の花、海苔など、
多彩な色使いで視覚的に楽しませてくれる。
刺身は鯛、サバ、アジなどが見受けられ、
これらは漬けというよりも、
マリネといった感で酸味があって、
とびこがアクセントになって、
味はもちろん食感的にも楽しませてくれる。
酸味が食欲を駆り立て、
箸が止まらずの食べ進みでもっての完食。
はい、楽しめましたわ。
チリン!PayPay!
週末は「寿司天やまだ」として、
火水木の昼夜、
金曜の昼のみ営業の【鯛そば のり】
専門店としての新店は、
以前より前進した感があり、
ちょいと気になる存在にはなった。
今後更に気になるかどうか?
楽しみにしてます。
新店おめでとうございます。
(╹◡╹)