小田原まで行かないと食べられない。
静岡県内で食べたくも、
知らないだけかもしれないけど、
そこまでのものはまだ見つけてないし、
あるかどうかすら分からない。
そんな一杯が小田原にはあって、
何度となく足を運んでいるし、
また足を運びたくなったのだ。だ。だ。
ナビに従って進み、
信号を曲がった先に見えてくる。
自然と顔がニヤけてくる。
キタ!
キタ!
キタ━━(゚∀゚)━━━ッ!!
信号を左に折れると見えてくる駐車場は、
2、3、13、17の4台分が用意されている。
ブロックが置かれているので要確認ね。
【くまもとらーめん ブッダガヤ】
店の前に来るとニヤけMAX!
なかなか来れないエリアであるだけに、
感慨深いものがありますわな。
暖簾をくぐると、
ブッダガヤワールド全開!
これまたニヤけがますます増す。
メニューはこちら。
トッピング違いで色々あるけど、
やはり基本的なる一杯がベストだな。
と、注文しての調理待ち。
【くまもとらーめん】¥850
ムフフフフ
目の前に提供されたる一杯にムフフフフ。
白き丼にマー油広がるスープ、
そこに収まっていない暴れる麺、
側が黒く染まったチャーシュー、
ざく切りのキャベツ、
仕上げに青ネギと、
ややラフな表情をしていて、
見た目的に決してそそるものではないけど、
ムフフフフなんだな。
丼に顔を近づけると、
イイ香りとは言えないし、
実際は臭いとは思うんだけど、
これまたムフフフフ。
とにかくとにかく、
まずはスープをひと口。
ムフフフフ
アツアツではなく、
ぬるめの豚骨白湯で、
鼻に臭みが抜けていく。
臭いのだ。
そこにマー油の苦みが重ねられていて、
更にクセに拍車が掛かる。
もうね、クセになるのよぉ〜
この日はライト豚骨の印象なんだけど、
旨みはしっかりとあるし、
特徴的なクセがとにかくタマラナイ。
くさやの干物だったり、
ブルーチーズだったり、
臭いはキツくとも、
そこがクセになることがあるけど、
こちらのスープもそれと同様なのだ。
ハマるのだ。
麺をイっちゃうよ。
引き出したる麺は硬い。
麺線を揃えようとしてみるも無理ぃぃ〜
硬くて暴れちゃって揃えらんない。
縮れの入る中太麺は暴れちゃって無理ぃぃ〜
口にしてみるとボキボキゴワゴワで、
やっぱり硬い。
しっかりと茹でて、
でんぷんを糊化、α化させて・・・って、
それはそれで間違いないことだろうし、
ちょっとは知っちゃいるんだけど、
ま、ま、ま、
それはそれとして、
この硬き麺がなぜか合うと思うんだなぁ〜
スープと麺とのバランスからすると、
この硬き麺がなぜか合うと思うんだなぁ〜
スープの馴染みは食べ始めは大人しくも、
徐々に高まりを見せ、
一体感が増していき、
惹きも増していく。
ハマるのだ。
ここに生キャベツが絡んでくると、
シャキシャキと瑞々しき食感、
甘みが加わり、
これが意外に合うんだわね。
青ネギは青ネギ。
あまり存在感は感じない。
チャーシューは厚手に切られていて、
側にはしっかりと醤油が染みて、
噛み締めるごとに旨みが滲み出てくる。
脂も結構滲み出てくる。
厚手で2枚あって、
噛み応えあって、
脂もあって、
なかなかヘビーで堪えるな。
でもでもでもでも完食。
味は毎回均一でなく、
受ける印象も違うし、
すごく完成された一杯とは思わないし、
どちらかと言えば、
未完成な印象を受けたりもするし、
とにかく臭いが強くてキツイし、
うんめぇぇええ!って感じでもないし、
明日また食べたいか?って訊かれたらば、
そうは思わないと思うんだけど、
しばらくすると、
なぜかまた食べたくなっちゃう。
食べずにはいられない魅力があって、
でも他では見かけないし味わえないので、
わざわざではあるけど、
小田原まで足を運びたくなるのよ。
そうなのよ。
また欲するんだろうなぁ〜
いや、間違いなく欲する。
( ̄▽ ̄)b グッジョブ!
マスクの中が自分の息で臭くなっちゃって、
違う意味でまたニヤけだぜ。💦