御前崎からの展開で、
どうしたものか?と思案思案していると、
あ!
そうだそうだ!
行ってみたかったんだ!
思い出した店があった。
情報によると、
確か日曜のみの営業じゃなかったかな?
そういう偶然の重なりは必然で、
こりゃ、狙わにゃならんわな。
以前、「クリメン」時代には、
その場所には行ったことはあり、
ライムグリーンが使われる外観、
アメリカンな内観がなかなかオサレだった。
その後、
「チェスナット」と変わったらしいけど、
そちらには結局行けず。
今度はどんな感じなんだろ?
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【さがら製麺】
外観はそのままに、
看板と暖簾だけを変えている様子なれど、
懐かしき名前の面影が残っています。
背中合わせのカウンターから成る店内は、
満席らしくそのまま中待ち。
製麺室が設けられていますよ。
暫くして席が空いたので、
促されての着席。
メニューはこちら。
セアニボ、トリパイをメインとして、
丸鶏系もあったりのラインナップ。
レイアウトからして、
セアニボ推しだろうな、きっと。
かけもあるけど、
特製がノーマルっぽい気がするな。
それにしてみよう。
【背油煮干しそば(特製)】¥900
うわぁ〜
こりゃ、なかなかヘビーそうだぞ!
背脂の層がとにかく厚くて、
見るからにオイリー上等で、
お年頃の僕にはなかなかヘビーそうだぞ!
オイリースープに配されるは、
チャーシュー、メンマ、味玉、青ネギ、
海苔は板と細かいもので、
味玉に振り掛けられたのは煮干粉みたい。
ちゃぷちゃぷしても層の厚さは崩れず、
そのままスープをひと口。
ぬめッ
ほらぁ〜
油の層がとにかく厚く、
唇にぬめッと艶やかにさせるコッテリさで、
甘じょっぱめな醤油が強めに効いてるけど、
やはり油が強く、
マスキング効果で味わいが物足りない。
あ?
煮干はそれもあってか、
全体的に存在感が隠れ気味で、
これまた物足りない。
本来なら中盤以降の登場かと思ったものの、
前倒しして煮干粉を溶かし込む。
が、少しそれを表現するだけで、
全体への影響は油の影に隠れちゃう。
合わせるは自家製麺らしく、
楕円形状の平打ち中細麺。
滑らかな肌をしていて、
ぷりっとした弾力、
ぐっと噛み締め感がある。
麺自体は悪くはないんだけど、
やはり油が表面をより滑らかに感じさせ、
肝心の旨みが感じにくい。
甘じょっぱさと油のまとい。
瑞々しく青きネギは香り強く、
歯触りも強めで存在感はある。
チャーシューは肩ロースが使われていて、
レア仕上げのピンク色がそそる。
でも酸化の臭みは若干あって興醒め。
メンマはボキボキと繊維質豊富。
板海苔は磯の香りがイイ感じ。
細かい方はあまり効果を感じなかった。
ま、そんなところで完食はしたものの、
背脂が全てを丸く包み込んでしまい、
肝心の煮干も丸く包み込んでしまい、
残るは背脂のコッテリとしたクドさ、
そして甘じょっぱい醤油感で、
まぁ、お年頃であることもあってか、
軽く胸焼けしちゃっちゃう。
精算は現金払いで、
スタッフに声を掛けるも、
「お待ちください。」
注文の入力業務を優先させるものの、
もたついてなかなか捗らず、
現金を手にしたまま放置プレイ状態。
どうすりゃイイのさ?
ココロのザワつきが大きくなった頃、
ようやく応じてくれての退店。
以上です。
(; ̄ェ ̄)