マヂか!
国一を東方面に向かって走っていたところ、
掛川バイパスが詰まっていて動かず、
進路変更するには強引な気がしたので、
まぁ、たまには掛川市内を通ろうかと、
そのまま旧国を走ってみることに。
向かおうと思っていたエリアは遠いので、
この界隈へと目的地変更するのもアリかな?
と
あっちかな?
こっちかな?
さて、鬼さんどこでしょう?
あれやこれやと頭に浮かべてはみるものの、
例のマンボウが期間延長することもあり、
あそこは確か休んでるらしいし、
あそこはアレが濃厚なナニやららしいし、
あそこは一旦閉店らしいし、
あそこはバイト不足からか臨休だし、
あそこは今の気分じゃないし・・・
一旦停まって考えてみることにしゅる。
お?
地図を検索してみると、
知ってる店、
知らない店、
夜だけの店など諸々出てくる中で、
あ、そこでも食べられるんだぁ〜
見かけたことはあったけど、
ラーメンを食べられること自体が不明で、
スルーするぅことばかりで、
寄ったことはなかったなぁ〜
こういう機会じゃないと、
またスルーするぅことになりそうだもんで、
活かさにゃかん!と訪問。
ぬ゛
12時開店だぁ〜?
11:30と調べたけど12時開店だぁ〜?
むぅぅぅぅ
(@_@)
せっかくその気になったので、
これを逃すといつになるか分からんし、
今更ジローで他へ行く気にもなれないし、
やむを得ん!
待つわ。
いつまでも待つわ。
いや、30分待つわ。
てなことで、
スマホぽちぽちとイヂりながら待って、
お、隣接駐車場に車が増えてきたぞ!
その開店時間が近づき、
「営業中」の札が掛かったのを確認!
【中華・洋食レストラン かりん亭】
県道415号(旧国一)の「城西」交差点、
レストラン「COCO'S」があるとこね、
そこから南下する通り沿いにあります。
ラヲタ的案内をするならば、
「中西屋食堂(閉店)」の近くのエリアね。
目にはしたことはあって、
確かに“ 中国料理”の文字はあるも、
“洋風料理”の文字もあるので、
ちょっと分かりづらい感はあり、
あまり意識していなかったのも事実。
かりん亭ホームページ ➡ http://www.karin-tey.co.jp/
ホームページを調べてみると、
弁当や冷凍販売の案内があって、
あまり店内飲食の紹介が無いし、
SNSなどでも見かけたことはないし、
今回の訪問も不安でしかない。
大丈夫かしらん?
でも1983年創業のようなので、
2022年だと39年の老舗じゃん!
“掛川グルメの殿堂”だもの。
それは食べてみなきゃ!だわ。
恐る恐るドアを開けて一歩踏み入れると、
そこは洋風な雰囲気で、
どちらかといえば、
古き喫茶店といった印象も。
2階もあるのかな?
ま、でも1階の空いてる席に着こう。
手指消毒を済ませて進むと、
カウンターは見当たらずのテーブルのみ。
そのひとつに腰を落ち着かせ、
メニューを眺めます。
洋風料理をイメージするものよりは、
圧倒的に中華の方が多く、
全体からすると種類は少なめではあるけど、
ラーメンも並んでいる。
さぁて、どうしてくれようか?
普通っぽいラーメンがなく、
載せられるものに個性があるものばかりで、
肉野菜・・・う〜ん、
チキン唐揚げ・・・う〜ん、
醤油味あんかけの五目・・・う〜ん、
塩味あんかけの海老・・・う〜ん、
海鮮は何味なんだろ?
他のと比べると一気に値段は上がるものの、
一番興味があってヒットするのはコレかな。
うん、そうしよう!と注文しての調理待ち。
コロナ関連の案内を見たりして、
ぬぉ?
その裏に「おすすめ料理」があるじゃん!
ここにもラーメンがあるんだけど、
アフター・ザ・ファイヤー、
後の祭りだし、
ま、レギュラーからイクべしだなと納得し、
時間が掛かるのは承知しているので、
スマホぽちぽちイヂりをしての調理待ち。
【海鮮あんかけラーメン】¥1,320
おおおおお
地味だぞ。
黄色、青などが入る模様で縁取られた丼に、
海鮮や野菜などの餡が掛かっているけど、
明るい色合いが入っていないので、
全体的には地味な表情をしている。
うん、地味ぃ〜
(O_O)
ま、それはそれとて、
どんな味なんだろう?
肝心なのはそれであるんだけど、
視覚による気分の高まりはないので、
正直ワクワクすることはなく、
餡を避けた端にレンゲを差し込みひと口。
ほぉ
餡掛けメニュー3点のうち、
醤油味、塩味はあったので、
これは何味?と思っていたら塩味。
あっさりとした塩味で、
既に餡が入り込んできているのか、
円やかで軽く優しい舌触り。
保存料、着色料などは一切使わず、
水や油にもこだわっているそうで、
派手な第一印象ではないんだけど、
次のひと口ひと口に期待が高まってきたぞ。
麺を引き出してみると、
合わせていたのは中太麺。
柔らかめでむにむにとした食感で、
餡が絡んでくるので一体感はある。
てか、餡が緩いなぁ〜
食べ進めていくと、
アミラーゼ効果で餡が緩くなってくるので、
ぼてっと強い餡で提供する店があるけど、
こちらはふわっと優しく、
軽いトロミで仕上げてきているので、
スープとの差異が少なく、
妙に意識させないそこがイイ感じ。
餡にも味が付いているので、
食べ進めていくと徐々に味が強まっていき、
この相乗効果による変化でもって、
徐々に惹きが高まっていくんだわ。
具材には白菜、青菜、キクラゲの他、
カニであったり、
イカ、エビ、ホタテが使われているけど、
下味が付けられていて、
片栗粉をまとっていて、
“チャン”がちゃんとされていて、
この辺はニヤリポイント。
パサつかせずに、
しっかりと素材の旨みが感じられるんだわ。
ニクいなぁ〜
海鮮、野菜は同じサイズ感があり、
麺を持ち上げると一緒に絡んできて、
一体感良く楽しめる。
これ、旨いなぁ〜
引き込まれるものがあり、
ひとりニヤニヤしちゃうわ。
白コショウの提供もあったけど、
使う必要は全くないな。
そのままで十二分に楽しめる。
そんな感じで食べ進めていくと、
エンミが徐々に増していく感じはあり、
それでもしょっぱいというほどでないけど、
やはり白コショウは使う必要はないな。
でも、スープは飲み干さずにおこうかな。
てなことで完食です。
いやぁ〜、旨かった。
これは旨いわ。
偶然に偶然が重なって、
諸々が重ならなかったら、
今回の訪問はなかったかもしれないし、
逆にそんな機会を活かせて良かったわぁ〜
正解だったわぁ〜
僕にとっては思いがけずの発見だったけど、
こういう店を知り得たのは良かった。
マヂ、良かった。
食べ歩きを始めた頃、
ラーメン情報は少なくて、
ブロガーも少なくて、
もちろん得られる情報も少なくて、
そこから実食したりしてたけど、
今やSNSなどで情報はすぐに得られ、
てか、
ほぼリアルタイムで得られたりするけど、
それでも紹介される店は限られ、
ましてや、
これだけ交通量の多い道沿いにありながら、
取り上げてる方はほんの僅かで、
う〜ん、どうなんでしょう?
何かモヤモヤするところがあるなぁ〜
ま、ま、ま、
でも、
そんな店のこんな一杯に出会えて良かった。
マヂ、良かった。
また来たいぞっと。
( ̄▽ ̄)b グッジョブ