ニンニクの効いた辛いラーメンが食べたく、
焼津インター方面に向かっている中、
視界の隅を横切った店。
気にはなったものの通り過ぎ、
目的とする店に着いたんだけど、
駐車場いっぱいで入れそうにない。
いつもなら粘るところだけど、
さっきの店が気になってしまっていたので、
すぐさま舞い戻る。
テナントビルの一角の店なんだけど、
他のお店は閉まっているようで、
看板が残る店も閉めていて、
経年は感じられる。
「スナックるぱん」
ノスだねぇ~
【中華料理 八芳苑(はっぽうえん)】
こちらも年季が入ってはいるけど、
駐車台数は多く、
人気のある店みたい。
初訪の店なので緊張するも、
入って実食してみたい気持ちが強く、
恐る恐るではあるけど暖簾をくぐる。
手指消毒を済ませた先は、
右に厨房とカウンター5席ほど、
通路を挟んだ左に小上がり4人×2脚がある。
このご時世なので、
若干間引きされてるように感じるな。
メニューはこちら。
カウンター上の短冊は端から端へと連なり、
全体感が掴みづらいし、
ちと見えない。
自家製麺で細麺と手もみがあるようで、
他には餃子やゴハンものなどが並んでいる。
手もみに興味が湧いたのでそれと、
餃子がウリのように感じたのでそれを注文。
【手もみラーメン】¥660
淡き醤油感のスープが広がる中、
手もみ麺がほぐれきれずで、
寄ってしまった感がありますねぇ〜
白き麺なのでより強調されちゃってるわ。
トッピングに配されるは、
チャーシュー、メンマ、わかめ、青ネギで、
特に映えを意識せず盛られた感がある。
まずはスープをひと口。
おりょ?
仄かで爽やかな酸味が漂い、
塩角は丸いんだけど、
エンミは輪郭描くほどにしっかり効いてて、
醤油らしい醤油って感じではなく、
どちらかと言えば塩ラーメンのような印象。
あ、でもメニューを見ると、
正油、塩、みそはそれぞれ単体であるので、
「ラーメン」は正油・塩ブレンドかしら?
なかなかキャッチーで、
クセになるスープですわ。
合わせるは自家製手もみ麺。
低加水の中太くらいの縮れ麺で、
ぷりっとした弾力、
もにっとした歯応えでもって、
スープの馴染みは想像以上に良く、
あああああ
この組み合わせ好きだなぁ〜
手もみ麺、好きだなぁ〜
てか、
知ってたら早くに食べたかったなぁ〜
わかめなども絡んでくるけど、
そちらに意識を持っていかれ、
印象が残ってない。
チャーシューはパサつきがあるもの。
メンマはぽりぽり軽い食感で、
黒コショウが効いていて、
結構存在感がある。
細麺にはチャンポン、サンマーメン、
タンメン、五目などの選択肢が多いけど、
そちらを食べたわけではないけど、
手もみを合わせても面白いだろうなぁ〜
あ、セットメニューの案内を見ると、
プラス料金で手もみ麺に出来そうなので、
そちらも試してみたくあるなぁ〜
【餃子】¥550
当店自慢、味自慢などの文字が見受けられ、
それは食べておきたいと頼んだ餃子。
ぷっくりとしたものが5個並んでいて、
色目からすると、
焼き餃子というより揚げ餃子という感じで、
記憶の奥にあったカルツォーネを思い出す。
まずはいつも通り、
何も付けずに口にしてみると、
さくっと軽い食感はスナックのようで、
細かい具材の餡が舌をくすぐり、
下味は必要十分ではあって、
何も付けずともイケる。
悪くはない。
皿には油がぬめっと残っていて、
いくつか食べるとちょいと気になってきて、
パンチが欲しくもなってくるので、
酢ラー油醤油で調整してぱくぱく。
ふんふんふん
スナック的な皮は面白くあるけど、
何というか、らしくないよにも思えたりで、
熱狂的にまた食べたいという感じではない。
また食べたいのは手もみ麺。
結構混雑しているようで、
今まで意識せずに通り過ぎていたけど、
これからは意識しちゃうだろうなぁ〜
SNSなどを賑わせる店はもちろんながら、
そうでない店も時には覗いてみたりすると、
こういう新しき発見があったりするので、
食べ歩きって面白いよねぇ〜
幅広く食べ歩き、
幅広い視野を持てたらイイなぁ~(笑)