今は無き蒲郡の名代「きくや飯店」の、
あのたまり醤油が使われていて、
あのあのあの支那そばを再現した一杯で、
当時を知る人にとっては懐かしく、
当時を知らない人にとっても魅力的では?
と思ってて、
僕は惹かれ食べたくなる味であるんだな。
醤油臭い、というのではないと思うけど、
感想は人それぞれであるだろうから、
まぁ、そう思ったんだろう。
【時代麺房 ライオン】
昼時での訪問だったので、
ちょいと混雑してたので、
記名しての外待ちを経ての入店で、
左の釜を眺めつつ、
右の券売機を眺め、
今回は限定でなく、
たまり醤油の一杯を、
あ、ワンタンにしよっかな。
と、ハラミどn・・・あ!
今回は売り切れ表示なんだ。
焼肉丼をイってみようかな。
ポチリ&ポチリ。
忍法お忍びの術で潜んでいたものの、
総帥に発見される。
ま、そりゃ、目の前ならそうだよね。
「KBY?」
「・・・普通で。」
醤油濃いめバージョンか否かの問いで、
ノーマルのままにしてもらう。
「一凛も醤油変えたよ。
たまりになったよ。」
「え?醤油臭くなったってことですか?」
総帥ニヤリと反応の、
分かる人には分かる会話をしつつ調理待ち。
【ワンタンメン】¥850
支那そば系が食べたく、
ちょっと欲張ってのワンタンメン。
トッピングにチャーシュー、メンマ、
青ネギを配していて、
モチのロンでワンタンも。
トッピングはトッピングで必要なんだけど、
それよりなによりスープが僕的メイン。
レンゲでひと口運ぶと、
うん、やっぱイイと思うんだな。
動物系ベースにたまり醤油を効かせ、
深みあるコクになんとも言えない。
うんうんうん、
ワンタンも入ったからかなぁ〜?
いつもよりは淡い感じがするなぁ〜
バランスの問題で元々濃いめの時もあって、
更に濃いめ仕様にするのは躊躇しちゃって、
今回も遠慮したんだけど、
濃いめのKBY仕様にしてもよかったかな。
合わせるは自家製中細麺。
麺肌は滑らかさがあり、
スープの馴染み良く、
もちっとした歯応えで楽しませるんだけど、
たまり醤油による旨みを知ってるだけに、
やっぱ醤油のもうひと押しが欲しく感じる。
チャーシューはバラ肉を使っていて、
醤油をしっかりと染み込ませての旨み、
そして脂の甘き旨みを感じる。
余分な脂が落ちているので、
深いコクを感じるもんなぁ〜
不快さは欲しくないもん、
こういうのはイイよなぁ〜
メンマはぽりぽり。
ワンタンは皮が柔らかで、
餡も適度に楽しめて、
数的にも嬉しいところ。
麺に戻り楽しんで、
白コショウでちょこっと変化を付けるぞ。
【焼肉丼】¥350
照りがそそるよぉ〜
焼きバラ肉、タレが作り出すゴハンもので、
その見た目からしてそそられるよぉ〜
早速口にすると、
ニンニクは強くはないので、
後の心配は不要。
甘辛いタレにバラ肉の脂身の甘さと、
もうそれだけで正解で、
ゴハンをばくばくと食べれちゃうのだ。
お?
卓上のコショウ入れは木目仕様なのね。
これをちょい掛けしてみると、
味が引き締まってイイ感じで、
これはアリだな。
てなことで、
てなことでの食べ進みで、
スープも飲み干しての完スペ。
僕はまた食べたくなる味なんだな。