今や秋の風物詩と言ってもイイくらいで、
そりゃあ、
食べときたくなるのがサンマ。
2020年は不漁と伝えられ、
値段も当然ながら高騰しているようだけど、
ラーメンの提供はぽつらぽつらとあり、
食べておきたいところ。
足を延ばし延ばし向かい、
開店直前に無事到着で、
3組待ちってとこかな。
列に着きます。
【麺創 なな家】
しばらくの待ちで順次入店を促され、
案内された席に着きます。
メニューはこちら。
まだまだ食べていないものが多いな。
でも今回の目的は限定で、
スタッフが来たら注文する体制。
だったんだけど、
隣の注文は訊くのに、
他の席に行っちゃって、
ありゃ?
入店した順番で訊かないのかい?
全く動く気配がなかったので、
手を挙げてアピールしての注文。
いやぁ〜
腑に落ちないわ。
【酢じめサンマの柚子味噌つけ麺】¥1,200
ほれ、どどーん!
酢締めされたサンマが主役のように扱われ、
いや、それはそれで間違いがないんだけど、
それ以上に主張して、
目に飛び込んでくるのは骨。
サンマの骨が揚げられ、
どどーん!
単なるキャッチー素材で、
映え映えを狙うだけでなく(多分)、
味的にもイケるのです。
いや、ツマミ的かな?
去年はサンマの限定自体はあったものの、
この骨が品切れになってしまったようで、
モヤッとしていたのよ。
画竜点睛を欠くというか、
キレンジャーを欠くゴレンジャーというか、
天本英世を欠く仮面ライダーというか、
クリープを入れないコーヒーというか、
なんちゅうか本中華、
実に2年ぶり、
2年ぶりの骨なのよぉ〜
ま、ま、ま、
それは後のお楽しみとして、
まずは麺を引っ張り出してみよう。
柚子皮を練り込んだ柚子切りだそうで、
しなやかさのある中太麺。
びよ〜、びよ・・・
引っ張り過ぎちゃヤ〜よ。
もっちりとした歯応えがあり、
つけ汁に付けて啜ると、
ズルズルッと飛び込んでくる。
あ!
そういうことなのね。
つけ汁は温かいもので、
すり流し八丁味噌をベースにしてるとか。
甘酸っぱさがあり、
啜るとどこからか柚子の香りがしてくる。
ネーミングに味噌が入っているので、
らしさを探すも、
八丁味噌はコクに回るような感じで、
それらしい印象は僕は受けない。
ズルズルッと食べ進めていき、
その香りを楽しんだら、
サンマもイカないとなんだわ。
並べられた身は酢締めされたもので、
これ、食べたかったのよね。
さっぱりとした酢の中に、
サンマの青魚の風味が広がる。
身が厚くて、
それが6切れほど並んでて、
おそらくはお値段お高めな中、
食べ応えがあって嬉しくある。
脂のノリは少なめのようで、
そういうのも食べてみたいところではある。
味玉、ホウレン草おひたしなども口にし、
さ、イクぞ!
骨!
ちょっと頭がデカい気はするものの、
迷わず食えよ、
食えば分かるさ。
( ̄Д ̄)ノ ダァァァァ!
あ、うん、ほらね!
頭の少しのガリッと、
サクッとした歯応えからの入りで、
それ以降はカリッカリッと煎餅のようで、
程良い塩加減が心地良く、
これは食べておきたいし、
食べたかったところ。
うん、楽しいぞ。
あ、静岡に広がった焼きサンマのタレで、
つけ汁ってのもイイんだけどなぁ〜
ま、ネコシャク感はあるけどね。
トッピングだけでなく、
そちらもサンマ使いで、
サンマづくしも食べてみたいな。
【釜揚げシラス丼】¥400
これもセットで食べてみようかなと。
シラス、大葉、いくら、白ゴマと、
まぁ、これだけで成立してる感があり、
口にしてみると、
予想通りに旨い。
スープを2杯程かけて、とあったので、
程良い頃合いまで注ぎ入れ、
はむはむはむ・・・は、む、むむむ。
う〜ん、不成立かな。
甘酸っぱさが合ってる気がしない。
スープは入れない方がイイな。
ま、てなことでの完食ではあって、
こりゃ、
また来年この時期のリリースは期待したく、
秋の風物詩を食したいな。