ここ最近地図を見ていて、
知らない店を知ることがあり、
今回もまた同様にそんな店を発見。
SNSやブログ、ネット等々では見ておらず、
もちろん知らなかったんだけど、
店名から調べてみると、
長く親しまれた店のようで、
ちょいと気になる。
気になるからには実食してみたい。
実食しないことには始まらない!
雄踏町は宇布見地区の中央あたり、
東西に走る一方通行の県道325号沿い、
ラーメンとか中華とか、
それと分かる看板はなく、
何度も通ったことあるけど気づかなかった。
【はなや】
(浜松市西区雄踏町宇布見8119-1)
店内は正面に厨房があり、
右にテーブルが大小4脚、
おそらくは奥は座敷となってる感じ。
ご近所らしき年配の方々が、
餃子をツマミにビールを呑んでいる。
ばっか羨ましいじゃねーか。
メニューはこちら。
お食事と看板にはあって、
確かに天丼、カツ丼などもあるけど、
ほぼほぼ中華のラインナップじゃん。
狙いたいものはあるものの、
入店時にランチの案内もあったので、
基本的なラーメンでもあることだし、
初回はそちらをイっちゃおちゃお!
【本日のランチ】¥850
平日限定ランチが用意されていて、
この日はラーメンとミニ中華飯のセットで、
ボリューム的にもお腹は満たされそう。
【ラーメン】(単品価格¥600)
雷紋の入った丼に透明感のあるスープ、
そこに麺はくっきりと見え、
チャーシュー、メンマ、
かまぼこ、青ネギ、海苔を配していて、
どこか懐かしさを感じる表情をしている。
ではではスープをひと口。
ほぉ〜
全体的に甘みがあり、
そこにカツオを重ねているようで、
どちらも派手ではないけど、
互いが主張しているようで、
なんだかどっちつかずという感じで、
あまり味わったことのない感覚に戸惑う。
合わせるは細麺。
麺肌ダレずのシャープさで、
スープをしっかりと馴染ませていて、
しこしことした歯応えは好き。
チャーシューは肩ロースを使ったもので、
その色目に不安はよぎったものの、
臭みはなくてひと安心。
ややパサつきがあるけど、
味の染み込みはちゃんとしてて、
滲み出る旨みがあったりで悪くない。
メンマはポキポキと繊維質が残るもので、
箸休めとしてはイイ感じ。
海苔はスープに溶けてきて、
磯の香りをふっと感じさせる。
かまぼこはかまぼこ。
【ミニ中華飯】
まぁ、ランチのセットものだからね、
具材ちょこっとをただただ餡掛けしたよな、
ラーメンの脇役で補助的存在かと思いきや、
いやいやいや、
全くそんなことはなかった。
具材には白菜、青菜、ニンジン、たけのこ、
ヤングコーン、豚肉、マッシュルーム、
エビと、豊富に使われていて、
そこからはゴマ油の香りがしていてそそる。
口にしてみると、
ゴハンと合わせる為に味付けは若干強め、
でも強過ぎずで、
香りをはっきり効かせたゴマ油が効果的。
ただただ腹を膨らませるだけの、
サポート的存在ではなく、
メニューにある「中華飯」のミニ版と認識。
エビには薄衣が付けられていて、
丁寧な仕事ぶりを感じさせる。
これは美味いわ。
夢中に食べさせる力があって、
ラーメン以上に惹きを感じさせてくれる。
いや、うん、そう、
「ラーメン」は惹きを感じなかったけど、
このミニ中華飯を食べたら、
他の麺類を食べてみたくなった。
また来てみようかな。
あ、そうそう、
目の前にあるのは『四代目近江屋』
建物は新しいけど、
歴史ある和菓子店のようで、
かき氷の販売もしているみたい。
【はなや】とセットで狙う手もあるぞん。
(๑>◡<๑) ウヒョ