違うものもイイんだろうけど、
気に入ると同じものを食べたくて、
前回と同じものを食べたくて食べたくて、
そんな時期を伺っていたんだけど、
やっとやっと行けそ。
混んでて駐車場に入れない事があったので、
早めには向かったんだけど、
気負い過ぎちゃってたようで、
開店1時間前だとちと早かった。
ま、しょんないなと、
そのまま待つの。
ようやくその時を迎え、
格子戸が開かれ、
暖簾が掛けられての開店。
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【酒楽亭 空庵】
店内は和の造りで畳敷き、
もちろん靴を脱いで上がる。
右手に厨房付きのカウンターがあり、
8人程が座れる長椅子、
左手に掘りごたつ式テーブル2脚を設ける。
メニューはこちら。
一通り目を通すんだけど、
今回は食べるものはキマッテル!!!!
いざ!いざ!いざ!
【塩の山椒らーめん】¥950
コレがまた食べたかったの!
専用トレイに設けられた穴、溝には、
ラーメンの白き丼、
付け添えの小皿、
レンゲ、箸が収まり、
そこに付け添えのお品書きが添えられる。
収まるべくして収まった配置なんだわね。
ではでは、
まずはラーメン。
こってり感のあるスープに麺が泳ぎ、
そこに鴨肉、車麩、何かの葉っぱを置く。
スープは鴨出汁によるものだそうで、
こってり感は抑えめの円やかさがあり、
程良い味付けとコクが感じられる。
そこに山椒のフルーティでいて、
爽やかな痺れが効くも、
さほどガツン!としたものではなく、
大人しく軽めな痺れに留まり、
それよりもふっとした香りの方がイイ。
合わせるは低加水中細平打ち麺。
上手くスープを絡め上げてきて、
さくさくとした歯応えが面白く、
スープに負けずの主張感がある。
山椒はスープよりもこちらでより感じられ、
その蓄積により徐々にピリピリし始める。
キタよ!キタよ!キタよ!
車麩はスープをしっかりと含ませていて、
柔らかな食感で口に入る。
鴨肉はほんのりピンク色をしていて、
柔らかくも繊維質残る噛み応えがあり、
う〜ん、
いつもとは違って、
ちょっと血生臭みがあるかな。
もう1枚はスープに長めに浸し熱を加え、
そうすることで臭みは抑えられる。
付け添えは前回の「梅雨です。」でなく、
「冬盛り。」バージョン。
箸先で摘まむほどに、
それぞれひとつひとつは小さいんだけど、
しっかりと手が入れられていて、
お品書きの文字を見つつ、
あ、これ、
確かにそれな!それな!
てきな!てきな!でニヤリ。
ただただトッピングを別皿にするでなく、
あくまでの付け添えであって、
小さな“ ラーメン膳”を作り上げている。
イイよなぁ〜
モチのロン、
スープは残したくはなく、
ゆっくりと味わいながらの飲み干し。
軽く舌をピリピリさせつつ、
完全スープペロリの完スペですわ。
ラーメンはもちろんなんだけど、
この和の温かみある空間も好きで、
次の1週間の活力限となるに違いないかも。
(๑╹ω╹๑ )