呑み足りずで、
もうちょい呑みたくて、
ゆらゆらゆらゆら揺れる僕。
うん、行ってみようかな。
なんとかひとりでも行けるけど、
初めての訪問だと勇気は居るかもな店で、
そもそも看板は出てはいるんだけど、
照明が点いてはおらずで、
営業してるのかどうかも分からずで、
外から2階を見上げてみると、
なんとなくやってそうな雰囲気しかない。
営業、してる、ゼッタイ!
【食事と酒の店 デジャブ】
ドアは開き、
暗い店内に瞳孔が慣れてくると、
そこはいつもと同じ空気感の店。
そんな雰囲気とは違い、
明るい店主とのギャップがまた楽しいのよ。
スクランブル交差点もあって、
街の中心部ではあるはずなのに、
ホントの隠れ部屋のようでワクワクする。
メニューを眺めてはみるものの、
なんとなく久しぶりに呑みたかった一杯、
岡村靖幸の曲で知った一杯を注文。
【カルアミルク】
甘くて、
コーヒー牛乳のようなカクテルなんだけど、
青春って1、2、3、ジャンプ!的に、
あの娘、
僕がロングシュート決めたら、
どんな顔するだろう?と思ってしまうぜ。
【スタロプラメン】
ビールを頼んで提供されたのは、
チェコのNo.1ビールなんだとか。
「Staropramen」って綴りをよく見ると、
“ramen”が隠れてて、
ラーメン好きにはもってこいな気がするね。
で
確かに呑み足りずな気分ではあったけど、
実は腹に何かを入れたい気分でもあって、
でも遅い時間ではあったので、
目指していた店は営業終了の時間帯で、
あっちはダメ、
そっちもダメで、
それならば、ってとこもあっての訪問で、
以前も頼んではみたものの、
当ブログを知ってくれていることもあり、
ゴニョゴニョとニュアンスを伝えてきて、
目の前には提供されなかったのよね。
でも今回はハラヘリヘリハラで、
まさしく背に腹は変えられぬ状態。
「え?ホントに食べる?」
「お願いします。」
【水餃子ラーメン】¥800
あらぁ~!
頼んだのは頼んだので間違いないんだけど、
この空間でラーメンが提供されることが、
改めて不釣り合いに思え、
なんだか不思議で笑える感じ。
その名の通りに餃子が置かれていて、
海苔、青ネギ、仕上げに白ゴマを散らす。
スープをひと口。
ぎ
ょ
わ
わ
わ
わ
わ
なるほどなるほどなるほど。
これはこれは強い主張があって、
エンミはハッキリ強くてなかなかだぞ。
ゴニョゴニョと伝えてきたニュアンスが、
出すのをためらったのが理解出来るわ。
合わせるは麺肌ダレのない乾麺で、
強めのスープへの抵抗感があってイイ。
そんでもって海苔。
香りが良くて、
後で訊いてみたら舞阪産のものだそうで、
これはイイんだわ。
水餃子は皮が厚いもので、
むぎゅっとした噛み応え。
うんうんうん、
お腹はお腹はお腹は満たされたし、
レアなラーメンが食べられて良かったわ。
食べられなかったらば、
悔いが残ったかもしれないもんなぁ〜
この店【食事と酒の店 デジャブ】は、
ビル取り壊しの為、
3月末で閉店予定。
もしかしたら食べられなかったかもで、
だからこそ食べられたのは良かった。
ちなみにその後の予定はまだ未定で、
違う場所に移転復活するのか?
それともそれはないのか?
どちらにしても浜松市中心部の中心で、
隠れ家的な店で、
ふらっと立ち寄れる店だっただけに、
僕的には残念ではあるなぁ〜
うん、スッゲー残念。
(T_T)/~~~