名古屋の重鎮3発兄さんの希望はスルーし、
たまには違うものも攻めてみようよと促し、
てか、
食べてもらいたいものがあったので、
いざ、東へ向かう。
とはいえ、
ちょうどの昼時で、
混雑を心配したものの、
ちょうど谷間に当たったようで、
駐車場には空きがあり、
店内も空きがあり、
なかなか無いナイスなタイミングでの訪問。
【麺屋 菜花奈】
限定は出てはいるんだけど、
食べたかったのはレギュラーメニュー。
券売機はいつもの如く反射してしまうので、
角度的に写りに苦労する。
で、ポチリ&ポチリ。
【地鶏出汁(かけ)・塩】¥800
キレイで潔さを感じる一杯で、
青ネギを載せるかを訊かれたけど、
お任せしたら別皿にしてくれました。
トッピング無しで、
スープと麺だけの“かけ”を提供するって、
余程の自信があるように思えるね。
スープは鶏を使って取られたもので、
塩は抑えめに静かに静かに穏やかな入りで、
鶏油はやや目立ち気味に、
鶏の甘みのある香りが広がってくる。
でも、まぁ、普通。
ただ、ふた口み口と重ねてくると、
旨みが徐々にじわじわと蓄積していく感じ。
この日は以前感じた貝は隠れてしまったか、
分からなかったなぁ〜
麺は全粒粉使用の低加水細麺で、
麺肌はハッキリとし、
歯応えをグッと感じるもの。
食べ始めの大人しさから、
食べ進むにつれて馴染みが進むことで、
惹きは増していく。
でも今回はそれが大人しめには感じた。
青ネギは香りが強いので、
これには合わさなくても良さげかな。
【地鶏出汁(かけ)・醤油(十歳造)】¥800
せっかく“かけ”があるんですもの、
塩と醤油の食べ比べをしてみるのもアリ。
通常で使うようには聞いていたんだけど、
十歳造(ととせづくり)の事前確認をされ、
モチのロンでそれバージョンをお願い。
黒々としたスープは、
かめびし醤油の十歳造をブランド使用。
これ10年ものの希少で高価なんだとか。
ひと口啜るとちょいと酸味が強めで、
でもそれだけでなく深みも感じられる。
コク深いんだわぁ〜
配合はちょこちょこイヂっているのか、
この日は以前のグイグイとは違うかな。
麺は既にその色に染まってて、
黒々と馴染み始めている。
一体感はあるんだわ。
青ネギはこれには合って、
その香りとのバランスは良く思える。
それにしても、
酸味ってこんなに強めだったかしら?
ブレなのか?何なのか?
調整次第で惹きにも引きにもなるはず。
次はどっちかしら?
ま、そんなこんながありまして、
同行者は満足してくれたようで、
それはそれは的な的な嬉しさはある。
で、いつもの情報交換だったり、
お小言や説教をくらったりの時間を過ごし、
またの再会を願っての散開。
んじゃね。
・・・今回も丸坊主は免れたぜ。
(;´Д`A