お出汁感を楽しみたくなった。
2020年の最初の一杯は、
そんなお出汁を楽しめるものにしよう。
うん、そうしよう。
【さぬきうどん 野の香】
正月休み明け初日の訪問は、
開店から30分ほどの時間帯だったけど、
ベーハ小屋風建物の前には既に外待ちの列。
ウェイティングボードに名前を書いて、
メニューを眺めたりしながら、
大人しく順番を待つのよ。待つの。
スタッフが名前を呼んでくれるから、
聞こえる範囲で待っときましょう。
30分ほどで呼ばれたので中待ちに移動し、
注文を済ませます。
天井を張らず、
太い梁を魅せる造りで圧迫感は無く、
塗り壁と暖色系の照明で温かみが感じられ、
ゆったりとした空間は居心地がイイ。
こういう空間は好きだなぁ〜
(*´꒳`*) ムフゥ
おっと、
席に着いて間もなくの提供。
もう少しゆっくりお茶を飲んでたかったわ。
【天ぷらとうどんのセット(とり天)】¥1,080+ぬるいかけ¥100
どどーん!と提供されるは、
その名の通り天ぷらとうどんのセット。
それぞれ内容が選べるので、
天ぷらは“とり天”を、
うどんは“かけ”にして温冷選択のところ、
+¥100でぬるいかけにしてもらいました。
見るからに太い、
極太なうどんは緩やかなカーブを描き、
キレイに澄んだスー・・・
おつゆに浸かっています。
いりこを使って取られたというおつゆは、
丼に口を付けて飲んでみると、
すぅーーーっと入り込んでくるかのよう。
温でもなく、
冷でもなく、
ぬるめの温度なので、
構えることなく舌が受け入れ、
醤油の尖りもなく寄り添うよな感じなので、
旨みをよりしみじみと感じられる。
美味いなぁ〜
ε-(´∀`; )
うどんは極太なもの。
おつゆの旨みと共に口にすると、
ぷりっとしていてもっちりしたコシがあり、
ぐぐぃと強い歯応えがイイな。
喉越しもイイぞん。
長めなので、
麺1本だと口の中に余裕があるけど、
2本だと噛み切るくらいのボリューム感で、
いや、そもそもうどんにしても、
途中から腹が膨れてくるので、
食べきれるのかい?
おいおいおい、天ぷらもあるぞ!
食べきれるのかい?
なんて思っちゃったりもする。
天ぷらはとり天3枚の他、
さつまいも、椎茸、ピーマンの野菜天も。
卓上には地元のトリイソース、
抹茶塩、醤油が用意されてるけど、
素材感を楽しみたく抹茶塩を軽く付ける。
衣はサクッと軽やかなる食感で、
しっとりジューシーな鶏が現れる。
ピーマンはほろ苦さが意外にイケるな。
トリイソースは中濃で、
そのまま舐めると甘酸っぱいコクがあり、
とり天1枚を変化付けで使ってみて、
やっぱり〆は塩で。サクッ。
うどんに戻って啜り啜り啜り、
別皿の青ネギとおろし生姜に目をやる。
青ネギを入れてみるも、
いりこ出汁とうどんの世界観に割って入り、
食感的にもちょ〜っと邪魔しがち。
おろし生姜は以前入れ過ぎちゃったので、
箸先にちょこっとだけ入れてみると、
このちょこっとだけがイイぞ。
爽やかな香りの変化はいりこを邪魔しない。
やっぱちょこっとだけがイイと思うぞん。
そのいりこの出汁感を最後まで楽しみたく、
ゆっくりと丼を傾けての飲み干し。
完全つゆペロリの完つペですわ。
いやいやいや、
ラーメンもイイけど、
うどんもたまには食べたくはあるね。
( ̄▽ ̄)b ウマカッタ☆
ちなみに、
こちらの店主、
うどんはもちろんではあるけど、
ラーメンも含めたブログをやっている。
見てみちゃわない?
野の香店主のつれづれ日記⇨https://udon-nonoka.com/blog/