あのビジュアルを見ちゃうと、
やっぱ食べたくなっちゃうのよねぇ~
とは言え、
おいそれと行けるような距離感じゃなし、
まぁ、
バイパスで割とスムースには走れるけど、
静岡県は東西に長い。
長~いのよ。
挫けるのよ。
でも行くんだ!
先日は「タイムボカン 逆襲の三悪人」で、
水戸光圀と日テレ水卜ちゃんらが訪問し、
店主飯田さんがラーメンを提供したんだけど、
アニメながらラーメンだけは実写の映像で、
大絶賛されるという内容。
うんうんうん、そりゃ食べたくなるよね。
噂ではこの日、
フジテレビのぶらぶらサタデー、
「タカトシ温水の路線バスの旅」でも紹介。
更にはこの週末1月7日には、
TBS「情熱大陸」で取り上げられるとか。
ヤバいじゃん!
ただでさえ混雑する、
ハードルの高い店なのに更に高まるじゃん!
ヤバいよ!ヤバいよ!ヤバいよ!
この週末に行かなきゃ、
行っとかなきゃヤバいじゃん!
ぼ、僕、イキまーす!
\\\٩(๑`^´๑)۶////
早起きして向かうつもりではあったけど、
早くに目が覚めてしまったこともあり、
もう向かっちゃお!と準備。
せっかくなんで時間を追って書いてみます。
05:00
出発。
途中休憩やらを挟みつつ、
その距離感に挫けそうになりつつも走る。
08:45
到着。
7、8、9、10、10時半と、
5回の整理券は2回まで配布が終了。
この時点で35枚が配布済み。
09:00
3回目の整理券配布。
44番を(σ゚∀゚)σゲッツ!!
整理券を受け取ったら、
10:50の集合まではフリータイム。
はてさてどうしよう?
とりあえず・・・寝る。(( _ _ ))..zzzZZ
復活。
まだ時間はあるんで、
「横浜銀行」の看板があるけど、
え?ここが銀行???
お!マンホール!
カンタさんのマネして撮ってはみたけど、
同じようなものしか見つからず飽きて終了。
駐車場に足跡がいっぱい!
と思ったら、ここは動物病院でした。
湯河原海浜公園をぶらぶら。
期待する散歩向きの公園では無く、
初島だけ見て終了。
湯河原温泉のモニュメント。
飯田商店の別ブランド「にこり」
集合時間近くになったんで、
僕のぶらぶらサタデー終了。
店頭には既に人だかり。
整理券最終配布は75で、
それ以降の方々もたくさん集まっています。
ごくごく普通の住宅街に、
これだけの数の人が集まるのは不思議な光景。
あ!ジュリー!
静岡西部地区の人間との遭遇にオドロキ!
06:30到着での5番手にもオドロキ!
スゲーな。
10:50
番号順に整理券がされ、
順次列が出来ていきます。
100人は居るかな?
♪1年生になったら~と歌う友達の人数だな。
気候的には温暖ではあったけど、
日陰の屋根下はやっぱ寒い。
11:00
暖簾が掛けられての開店。
見てないけど。
11:40
食券買いの順番が回ってきての一時入店。
やっぱ今回も、でポチリ。
12:05
ようやくの入店。
リニューアルした店内は、
割烹料理店といった雰囲気。
外観と内観とのギャップが大きく、
異空間にでも入ったかの如く錯覚するほど。
厨房は隔ての無いオープンスタイルで、
調理光景をよく見ることが出来ます。
というか、
それを魅せるような、
ある意味ステージのような造りではあるな。
飯田劇場の主役はもちろん飯田店主。
サブには唐瀬などでも馴染みのある望月さん。
食材などの説明書きがあります。
水はセルフで、
トレイには箸とレンゲが既にセット済み。
あとはメインとなる一杯を待つばかりなり。
12:13
外待ち時に食券は回収されているので、
着席してからの時間は短縮されての提供です。
【わんたん入り醤油らぁ麺】¥1,100
ようやくのご対面。
この一杯の為に来たんだよ。
照明がしっかりと当たっていて、
キラキラとした輝きが見られます。
トッピングに配されるは、チャーシュー2種、
ワンタン2種、穂先メンマ、三つ葉。
全体的にはちょっと暴れ気味な印象。
顔を近づけてみると、
甘みのある鶏の香りがふわっと立ち上がる。
スープは見るからに鶏油の層が厚く、
しっかりとシャバシャバしてからひと口。
美味いなぁ~
しみじみ美味いなぁ~
キレのある生醤油の奥深くふくよかな風味、
丸鶏やガラによる鶏と水のみを使ったという、
層の厚いスープが重なり、
その旨みが押し広がって来ます。
キレキレなんだけど円やかで、
口の中に一気に広がり、
去り行くと共に甘みが広がり鼻に抜ける。
層の厚い鶏油にクドさはなく、
スッキリとしている。
ふた口み口・・・と、
自然とレンゲを重ねてしまうんだわ。
やむを得んことなんだわ。
これ、美味いなぁ~
合わせるは、
はるゆたか、春よ恋などを使ったという、
自家製ストレート細麺。
柔らかな仕上がりで、
舌の上を滑るように乗ってきて、
喉越しもイイ。
スープの馴染みは良く、
麺の柔らかさと相まっての一体感は高い。
これは「スープ」と「麺」ではなく、
「スープ麺」というほどに結び付きが強く、
違和感を感じさせないそんな一体感。
だからスープを食べてるよな気分にさせる。
時折絡む三つ葉の香りがまたイイ。
おひたしのようにしんなりしてくるので、
自然と麺に絡んで変化を付けてくれる。
うん、イイ。
唯一気になるのは、
麺自体が長めなので、
麺同士が絡まってしまうこと。
スムースに引き上げられたらイイのにな。
チャーシューは肩ロースとももの2種。
肩ロースは低温調理の薄切りスライスで、
スープの熱が入ることでより柔らかみを増す。
ももは焼豚仕上げで、
厚みがありギュッとした歯応えを楽しめる。
穂先メンマはシャクシャクと小気味イイ食感。
ワンタンは、
それぞれに金華豚と山水地鶏を使う餡2種。
皮はやや厚めで、
ちゅるんと消えゆくものではなく、
もっちりとした食感を楽しめるタイプ。
温度低下によりキレから甘みや旨みを、
より感じられるように変化していく。
次のひと口ひと口を欲していく。
食べてるうちから余韻を感じていく。
スープは飲み干さずにはいられない。
考えながらというよりも、
自然と飲みたいと欲してしまうんです。
ググッ、ググッと丼を傾けていき、
完全スープペロリの完スペ。
ふわぁ~
12:25
店主、
そして片付けで近くに来た望月さんに挨拶し、
退店。
食べる為に費やした長い時間や労力や疲れも、
この一杯によって全てが報われた気がします。
充実した一杯を堪能出来ました。
うん、
チャーシューやワンタンなどは、
確かに食べたんだけど、
記憶が薄らぐほどスープ麺の完成度が高い。
そう思う。
化学調味料を使っていないこともあり、
店を離れた後もその余韻は長く長く続き、
また食べたいという気にさせてくれます。
テレビ連続放映により、
その知名度はますます高まり、
混雑するのは容易に想像されるんだけど、
また食べたいから、
また行っちゃうんだろうなぁ~
美味かった☆
グッジョブ!( ̄▽ ̄)b
ちなみに「情熱大陸」放送翌日、
恐ろしい・・・。
それにしても・・・
使ってる食材は違うかもだけど、
また食べたいと思わせるレベルのものを、
自然と次のひと口を欲してしまうものを、
もっと近くでも食べたいし、
そんな店が増えればイイのにと思う。