番長んとこの「焼津ブラック」がイイのよ。
「かめびし醤油使ってみなよ。」
「掛川ブラックやっちゃいなよ。」
「YOU、やっちゃいなよ。」なんてノリで、
交流のあるさすけ店主を促したようで、
夜限定でリリースが始まったのよ。
夜に出歩くのはメンドいんだけど、
でも食べてみたくなるわけよ、当然ながら。
明かりが灯っての“ 夜すけ ”
【麺屋 さすけ】です。
開店直後の到着で外待ちがあり、
後で訊くと客数は朝と並んできてるとか。
浸透してるのね。( ̄O ̄😉
しばしの外待ち後の入店で券売機前に。
夜ラーはひとつ増えての3種。
【掛川ブラック】¥900
おっほっほぉ~い、
やっぱ黒いぞ黒いぞブラックだぁぁああッ!
トッピングはチャーシュー、穂先メンマ、
白ネギ、鰹節、糸唐辛子を配し、
スープに浮かぶは刻んだ三つ葉だそうです。
まずはスープをひと口。
かめびし三年醸造醤油は強く効かせるでなく、
鶏ベースに魚介系の出汁を活かすべく、
抑えめに使っているような印象。
風味高く深いコクのある醤油に出汁で、
じんわり滋味深いスープとなっています。
合わせるは棣鄂の低加水細麺。
硬めな茹で上がりのしなやかなコシある麺で、
それは実にエロティック。
食べ始めはスープの馴染みは弱いんだけど、
食べ進むにつれ一体感が増していき、
じわじわじわ・・・、
グイグイと引き込まれていくのが分かります。
白ネギ上の鰹節は手火山らしく、
提供時には強い香りで、
スープに浸っては出汁の補強として働く。
白ネギも麺と絡むことで食感に変化を与える。
チャーシューは肩ロースを使ったレア仕上げ。
程良く火が入り、
しっとりとした肉質感で味わわせる。
穂先メンマはコリポリな歯応えで、
この手は他では見ないタイプで面白い。
はい、完スペフィニッシュ。
まずは「焼津ブラック」の流れの一杯だけど、
ほら、店主へそ曲がりじゃない?
自分が納得すべく改良する腹でいるよ。
ま、そりゃ当然だよね。
あ
誰かがようやっと作り上げだものを、
安易にパクる風潮がある気がするんだよね。
いや、パクるだけで、
それを上回るものを出せよ!って話で、
食べ手側もそれを持て囃すだけでなく、
疑問を持った方がよかない?と思うのよね。
もうちっとワクワクさせてよね。(。-_-。)
右左キョロキョロリ。
・・・中待ち無し、外待ち無し。
連食しちゃお!
【鶏白湯つけそば】¥900
暑い時期なので、
つけそばに変更されての提供のようで、
色を多く使った鮮やかな彩りをしています。
麺は縮れの入った平打ちで、
これは朝ラーの「背脂煮干しそば」と同じ。
その上にはチャーシュー、パプリカ、水菜、
何かを揚げたもの。玉ねぎかな?
そしてフチにはガーリックトースト。
軽く膜が張った黄色いつけ汁には鶏白湯。
クルトンを浮かせ、
乾燥バジルをバジルをバジルを散らせます。
ここに麺を浸けズビズバ。
パパパヤ~と、
甘みと深みあり鶏の旨みが広がる。
こりゃ、濃いゾ!
おたわ?ばんくーばー?もんとりおーる?
あ、いや、とろんとトロミのある円やかさで、
麺にしっかりとまとわりつく粘度。
ややしょっぱめながら、
もっちりで強いコシの麺と合わせると、
ちょうどイイ相性で物足りなさは無し。
サッと浸けてズビズバなんです。
水菜は絡めて食感的変化。
パプリカは瑞々しい甘みがあり、
これは箸休め的存在。
チャーシューはレア仕上げの肩ロースで、
肉質感を楽しむ。
ガーリックトーストも浸けて楽しんじゃうよ。
連食ながらかるがりーと、
あ、いや、軽々と食べられちゃう。
ポチリ。
つけ汁を器ごと渡し、
しばらくの調理タイム後、
はみ出し髪が暴れ放題のKATZが再提供。
リゾットぉぉおおッ!
斬新ッ!
濃厚鶏白湯の旨みに加え、
後入れされたチーズの香りも時折顔を出し、
これがまた良ろし。
・・・でもつけ用に合わせた味付けなんで、
ゴハン投入だと余計にしょっぱさは際立つ。
ちょいと調整は必要かな。
とはいえ、
やはりこうなる。
完スペフィニッシュです。
朝、昼、夜と違う表情を見せる【麺屋 さすけ】
夜の一杯も惹かれるようになってきたなぁ~
頼むゾ、KATZ。