え?
何だって?
ぼそぼそと、
ただでさえ声が小っちゃいのに、
マスクをしてるもんだから余計そうで、
聞き直してようやっと理解理解。
「ちゃぶ屋」の名前は聞いたことあるも、
多分おそらくmaybeリアル世代でないし、
佐野実、古谷一郎、中村栄利など、
テレビで名前を知った世代からすると、
森住康二は正直知らなくて、
YouTube「渡辺樹庵のここだけの話」で、
森住さん、森住さんと連呼されたとて、
それって誰ですのん?な人だった。
そのYouTubeで紹介され、
そういう人なんだぁ〜と認識し始め、
また良きキャラクターなんだな、
地味でありながらもじわじわ来る人で、
興味を持ったのはここ最近。
そのYouTubeを観る「藤むら」武藤君から、
富士に師事者の店があるらしく行くも、
僕には合わない店だったんだけど、
名古屋にも師事者の店があるんだと。
その店名を聞いた時は、
ラーメン店らしき名とは思えず、
は?って聞き直したほどだったけど、
調べてみると何やら良さげ。
食べてみにゃ分からんけど何やら良さげ。
が
日月火の週三日間営業で、
しかも19時から営業ってマヂ無理ゲー。
だって名古屋に行くとしても、
昼に食べ歩いちゃっての19時って、
もう腹パン状態だし、
それでも行けそうな日曜の19時って、
サザエさん症候群ビシバシタイムだぜ?
食べられたとしても、
帰るのが億劫になっちゃうので無理ゲー。
が
その週三日にランチも始めたんだって!
その週三日は昼も夜も食べられるんだって!
三日坊主ではあるかもだけど、
夜だけでなき昼営業はありがたく、
もうイクべし!じゃね?
もうイクしかないじゃんね?
イっちゃうぞ、バカヤロー!
2024年2月プレオープンした店。
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【みっかぼうず】

11時過ぎに到着しましたよ。




12時営業開始ってんで、
いつもよりは余裕持って行けましたよ。


まだ開店までは時間があったので、
1台だけの駐車場も確保出来ましたよ。
(σ゚∀゚)σ ゲッツ!!
あちらこちらに案内があったので、
あちらこちらのそれを撮りましたよ。





ぼちらぼちらと後客が来たので、
ポールの優越感に浸りながらの外待ち。

暖簾が掛けられるも、
まだ「準備中」の札は返されず、
もう暫し暫しの外待ち。

トイレは裏口から入って使用可で
声掛けしてありがたく使わせていただく。
12時開店。

店内は厨房を囲むヘの字カウンター8席で、
券売機は右手にある。

左上の法則では「醤油らーめん」だけど、
ワンタントピも出来るってんで、
ちょいとそちらが気になっちゃって、
ポチリ&ポチリ。


席に着いたらば食券を渡し、
案内などを見ながら静かに調理待ち。






え?
調理待ちしていると、
野菜ジュースが提供される。

ショットグラスに少しなんだけど、
何より何気なこういうサービスは嬉しい。
血糖値の急激な上昇を防ぐ効果があるけど、
期待値の急激な上昇は防ぎきれないな。
( ̄▽ ̄)b ナイス
【ワンタンめん】¥900+150

ちょっと小ぶりな多角形切立丼での提供。
落ち着いた黒の中に・・・
ワンタン目立つぞ!
醤油らーめんに自家製☆ワンタンをプラス、
ワンタンめんとしたんだけど、
ワンタン目立つぞ!
もこもこしちゃってるぞ!
強く主張しちゃってるぞ!

見た目コッテリしたスープをたたえ、
トッピングにそのワンタン、チャーシュー、
タケノコ、仕上げに白髪ネギを。
白髪ネギが丁寧に置かれていて、
その仕事ぶりに味も期待しちゃいます。
まずはスープをひと口。

うん、オイリー。
唇にぬめっとヌメリを与えてくると、
お!
節かな?魚介がくっと顔を出してきて、
煮干も使われているようだけど、
それらを動物系が押し上げてくる感じで、
醤油は醤油醤油で主張するでなく、
そこに寄り添い調整する役目のようで、
うん、何だろ?
派手ではなく、
地味に滋味深くコクあるスープといった感。
何かが突出するってんじゃなくて、
じんわりじんわりと染み入ってくるようで、
不思議とふた口み口と重ね、
よ口いつ口・・・無口になる。
これに合わせるは細麺。

やや柔めの茹で上がりで、
つるっとした肌をしている。
ずずッ!と啜り上げ良く、
スープもしっかりと持ち上げてくるので、
一体感良く香りが一気に広がる。
うん、何だろ?
何かが突出するってんじゃなくて、
バランスがイイんだな。
うんめぇぇぇぇッ!って、
インパクトで訴えてくるラーメンじゃなく、
ぐいぐいと徐々に引き込まれていくような、
なんか、そういう感じがするんだな。
そして、白髪ネギ。
見るからに丁寧に置かれたそれは、
見た目的にはキレイではあるも、
そういうビジュアル重視な面もあって、
単にその役割だけに終始な面もあれど、
これはそれだけじゃなく、
ザクジャキ食感に辛みある風味が合うのよ。
バッチリ合うのよ。
これにはこの白髪ネギが合ってるんだわ。

ワンタンをイってみよう。
もこもこワンタンはスープに浸しておき、
熱がしっかり加わったあたりでイク。
ちゅるんと唇を、舌をくすぐる皮で、
餡には僅かに八角が使われているかな?
隠し味程度のほんのりとした香りがイイね。

プラス料金ではあるけど、
プラスしたいアイテムではあるんだわ。

チャーシューは巻きバラ仕様で、
これは普通。
こだわり云々のお題目が書かれていたけど、
薄切りスライスで崩れやすく、
ややパサなのでインパクトは感じられず。
チャーシューは特筆すべきじゃなく普通。

タケノコはタケノコ。
メンマでなくタケノコを合わせてきたのは、
このラーメンに合わせたものであろうが、
ぽりぽりとした小気味イイ食感が良く、
その香りも楽しめたりで、
メンマではない意図があるんだろうなと、
勝手ながらに理解理解。
卓上にはテーブルコショウがあるんだけど、
もうひとつ、ロングペッパーがある。

シナモンのような香りがして、
ピリッとした辛さがあるそうで、
知らないものであるので興味津々で、
レンゲの中でスープと合わせてみると、
あ、シナモンだ、と感じる程度だったけど、
丼に直接振り入れてみると、
ぶわぁッ!と香りがよく立つ。
コショウのような強いペッパー感はなくも、
香りで引き立てるアイテムとしては面白い。
森住さんのように片手で丼を持ち、
レンゲ使わずに丼直でスープを飲むならば、
香りをしっかりちゃっかり感じられるはず。
このロングペッパーはそうすべきかも。
そんなこんなでの食べ進みで、
残るスープも僅かだし、
そもそも残したくもなく、
森住さんのように片手で丼を持ち、
ゆっくり傾けて味わっての飲み干し、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。
ほわぁ〜 ε-(´∀`; )

寒いからじんわりしたってんじゃなく、
旨みからじんわりしたってな感で、
暫しプチ放心状態でその余韻を楽しめた。

丼はカウンター上に、
“テッシュ”はゴミ箱に捨てての退席。

「ごちそうさまでした。」
店主、スタッフは丁寧な接客で、
おごり偉ぶる姿勢もなく、
当然傲慢さは見受けられず、
客に配慮する姿勢が感じられ、
それは最後の挨拶まで感じられ、
見送られて気持ち良くの退店です。
う〜ん、なんだかスゴイな。
強烈なインパクトのラーメンじゃないし、
グイグイと主張するラーメンじゃないし、
むしろその逆バリなラーメンって気がする。
退店して移動してる最中、
じんわりじんわりとその余韻が残り、
ロングラーメンといった感すらある。
食べ終わりの余韻がイイの。
そうなの。
うん、推されたことで知った情報ながら、
だからって鵜呑みにするつもりはなくも、
これは旨かったなぁ〜
地味な滋味ラーメン、
これは旨かったなぁ〜
( ̄▽ ̄)b グッジョブ
