ラーメンが好きです。【美味しいか否か。また食べたいか否か。】を基準で記事を書いています☆

ただのラーメン好きブログ

富士市

支那忠分店【らーめん】@富士市

投稿日:2025年10月9日 更新日:

 

 

 

 

その名前は結構昔から知っていて、
若き時分の自分の実体験として知ってて、
食べ歩きをするようになって、
その頃は闇雲に有名店を食べてたけど、
ある頃からそればかりでなく、
SNSに上がらないような店も目が向き、
そうなると昔知った店も気になってきて、
時間経過で記憶が美化されてたりするけど、
今食べたらどんな感想なんだろう?って、
そんな気持ちが湧いてきて、
色々調べてみたりはしたんだけど、
既にそれらの店は閉じてしまってたりで、
同じ店名の、本店や支店なども同様で、
数が少なくなってしまってたり、
将来的にそのひとつになるんじゃないか?

そんなことも考えたりで、
今のうちに食べておきたいなって。

 

 

 

せっかく富士に来たなら、
支那忠食べていけばイイら!

 

 

 

 

【支那忠分店】

(富士市天間731-2)

支那忠分店の外観2

 

 

 

もっと東にあった店は知ってたけど、
そちらはもう閉じてしまっていて、
その関係性の有無は知らんけど、
懐かしき店名は同じなので、
食べておきたいなって訪問。

支那忠分店の外観1

店頭に駐車場は7台ほどあるけど、
休日の昼間だもん、
そりゃ、埋まってて、
到着時にちょうど車が動いて空きが出て、
むふふふふ、のラッキー駐車。

車の陰に隠される列が出来ていて、
この最後尾に接続。

支那忠分店の外観4

 

 

 

 

 

少しずつ少しずつしか列は動かず、
ようやく暖簾したから中が覗けたけど、
小さなテーブルが並ぶ店内は狭く、
ただひたすらに待つのみ。

支那忠分店の外観3

支那忠分店の定休日

 

 

 

20分ほどしてようやく入店すると、
テーブルは5脚ほどあるも、
壁付きでひとりしか座れないものもあり、
最大で10名ほどだろうか?

相席願いの案内も貼られているけど、
僕はちょうど空いてたおひとり様席に。

 

 

 

メニューはこちら。

支那忠分店のメニュー

半チャン推しのようには感じるし、
周囲も茶碗の半チャーハンが見られるも、
お腹の容量がたっぷりではないし、
まだ他も狙えるなら狙いたいし、と欲張り、
シンプルな一杯をイっちゃいます。

支那忠分店の内観

 

 

 

 

 

【らーめん】¥650

支那忠分店「らーめん」

 

 

 

ナツい赤きテーブルをバックにして、
雷紋の赤きラインが入る丼での提供で、
透明感ある醤油色のスープ、
自由に泳ぐ麺、
なるともメンマもあるけれど、
チャーシュー、白ネギが盛られていて、
ややラフな盛りではあるけれど、
勝手ながらにエモいと思っちゃう。

支那忠分店「らーめん」

今時の映えを意識した、
否、意識しすぎたかもしれません的な、
何を見ても同じ表情で、
誰を見ても同じ表情のKPOPアーティスト、
それを真似する自称アーティストのような、
口パクで気取る自笑アーティストのような、
日本語でココロ震わせておくれよ、って、
無名でもアカペラで震わせてくれるような、
そんなワクワク感を求めているのって、
ラーメンにも通じていたりのたりで、
小粒な店が増えてきたって思う今日この頃、
皆様いかがに思っています?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずはスープをひと口。

支那忠分店「らーめん」スープ

うんうんうん、シンプル、
実にシンプルといった印象。

今時のラーメンは油で香りを立ち上げ、
素材をたくさん使い、
複雑な旨みの層を形成したりするけど、
それが奏功してるか否かは不明瞭で、
単に自己満で終わってるケースも多々で、
ワクワクまでには至らないものも多々で、
アーティスト気取りはラーメン界隈にも。

このスープは気取ってはおらず、
ほんのりと甘みがあり、
角の取れたエンミの醤油感で、
出汁にタレを合わせたというよりも、
チャーダレを薄めて割ったかのような、
そんな印象を受けるスープで、
実にシンプルな基本スープといった感。

あっさりとしていながらもコクはあり、
地味ながら滋味をしみじみ感じちゃう。

 

 

 

支那忠分店「らーめん」麺

玉子入り自家製麺を使っているそうで、
僕的表現だと低加水極細麺。

緩く柔らかな昔ながらの麺かと思いきや、
硬めの茹で上がりでしこぱつな歯応えで、
エッジが効いているというもの。
昔ながらのスープに、
今を合わせたようなちょいと不思議な感覚。
ずずッ!と啜り上げ良く、
スープとも一体感良く上がってきちゃう。

白ネギはそこに絡んできて、
食感と青き香りで変化を付けてくる。

 

 

 

支那忠分店「らーめん」チャーシュー

チャーシューは厚めに切られていて、
噛み締め感の中から旨みが滲み出る。
低温調理の微妙な血生臭みなく、
切り置きの微妙な酸化臭もなく、
肉の旨みをシンプルに楽しめる。

メンマはポキポキ。
なるとはなると。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飾り立てることなく、
シンプルシンプルってそんな表現しかなく、
ボキャブラリーの無さを感じちゃうけど、
それゆえに惹きつけられるものがあり、
老若男女で賑わうのだろうなと実感。

今回は腹都合で食べなかったけど、
半チャンを食べている方々が多く、
しかも年配の夫婦で食べている方々多く、
SNSで情報を得たわけでなく、
気取らずにふらっと食べに来て、
外での待ちはあったものの、
食べることを楽しみに待ち、
そんな時間を楽しんで帰っていく。
そんな時間を共に共有し、
まだ待ちが続く外を意識し、
現金会計を済ませての退店。

 

 

 

 

 

うんうんうん

舌を楽しませるだけでなく、
色濃く残る昭和の雰囲気とも併せ、
時間を楽しませてくれる店といった感で、
気待ち的に嬉しさを感じたなぁ〜

うん、なんかね、良かったわ。
体験出来たことが良かったわ。

 

 

(๑╹ω╹๑ )

 

 

 

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