食べ歩くことは大事よねぇ〜
休みの日は予定が決まってるの?
近くにおいでよ、拾うから。
本当ですか!?
ってな感じの流れがあり、
ムリクリ同行者に仕立て上げ、
食べ歩きのお供になってもらいました。
特に意識せずに食べ歩きを始めたものの、
経験値は知らず知らずに増えていって、
ま、ブログとして記事を書いているので、
言語化することで考えがまとまっていき、
なんとなく自分の考えというものが、
少しずつ少しずつ形成されていった感で、
やっぱり食べ歩きって、
大事だなぁ〜と思ったりのたり。
作り手ではないんだけど、
食べ手としてもそう思うよ。
ここんとこ小粒な店がちらほら散見され、
オリジナルってのは難しいとは思うけど、
パクリにしても浅いなぁ〜と思ったりで、
あああああ
アウトプットするものが薄っぺらだったり、
こんな感じよね?って想像出来ちゃったり、
期待値を超えるワクワクがなかったり、
インプットもしてないんだろうなぁ〜って、
見え透いちゃったり、
見え見えだったり、
見透かしちゃったり、
いやね、
みんな美味しいって言ったとしても、
本音を隠している人って多いからね。
キレイゴトだけでイイ人ぶって、
結局どうでもイイ人に成り下がってたり、
人生は色々、
男も色々、
女だって色々って誰かが歌ってたよね。
そういうことよ。
食べ歩きは大事だし、
それを言語化することが大事だし、
それを習慣にすると身につくことが多い?
そんなそんな気がするのです、あたしゃ。
【麦の空 GACHI SOBA DOJO】
早めに経っての到着はまだ8時前。
駐車場には車が停まっているものの、
外には人影が見えず、
まずは整理券を取ることが大事なので、
引き戸を開けてみると一斉に視線を集める。
中待ち席には見知った顔が多く、
ちょいとキョドりながらの整理券確保。
まだまだ時間はたっぷりとあるし、
同行者とは普段なかなか話が出来ないので、
腰を据えての雑談タイム。
肖像権うんぬんかんぬんと、
ごもっともな指摘をされる方がいるので、
その辺は以前から気をつけているものの、
わざわざ書かないと分からんかな?と、
断ってわざとらしき横顔をいただきました。
あざす。
ちょいとピンボケだけど、
それがフィルター掛けしたみたいで、
ギリギリのアリ寄りのアリ。
そろそろかな?
目安時間が近づいたので中待ち席に移動。
番号を呼ばれたら仕切りドアの先に進み、
右側にある券売機前へ。
限定も出てはいるものの、
そちらは後客に譲ることとして、
あくまでレギュラー狙いであったので、
狙いを定めてのポチリ。
セルフで水を用意しての着席で調理待ち。
8月のイベント整理券を入手し調理待ち。
調理待ちしている間、
齢26の若人の「魅緑」な作品を眺める。
その善し悪しは分からんでも、
スゴさってのは分かる。
分かるよぉ〜
見入っちゃうよねぇ〜
魅入っちゃうよねぇ〜
【中華そば 塩】¥1,100
直近で醤油を食べたので、
記憶がしっかり残っているうちに、
比較したかったこともあるし、
塩が好みかな?ってな確定も兼ねての塩。
白き丼に店名の金文字が入ってるんだけど、
近似色ゆえにあまり目立たず、
黒に金のようなギラギラした感じはなく、
上品な印象を受ける。
(。-∀-) ウケルゥ
淡き琥珀色のスープをたたえていて、
そこには流すように自家製麺を泳がせ、
トッピングは片側寄せにして、
その麺線を魅せている。
ややオイリー感のある油層ではあるので、
ちゃぷちゃぷしてスープをひと口啜ると、
ふっと煮干の香りがする。
エンミをイタズラに上げて、
トゲトゲした感じにするのではなく、
煮干を活かすように添えるような味付け。
ほんのり柔らかな和出汁といった優しさ。
派手な感じではないのよ、
じっくり味わう地味で滋味なるスープなの。
そうなの。
醤油は動物系のコクが感じられ、
ま、それもそれとて旨いとは思うんだけど、
塩の方が僕は好みかな。
うん、多分おそらくmaybeそう。
自家製麺は加水高めの中太麺。
もち麦配合だそうで、
もっちりとした粘りのある噛み応えがあり、
和出汁感のあるスープとは合う。
合うのよぉ〜
しっかりとスープが絡んでくるのよぉ〜
でねぇ〜
以前も書いたんだけど、
麺が特徴的ゆえに扱いが難しそうで、
作り手でない食べ手の感覚としては、
スープとのバランスが他とは違う。
他では麺に無理やり合わせようと、
味を濃くしたり、
油を多くしたり、
割とプラスする傾向に感じるので、
味が好みから外れてしまったり、
目指す方向性が感じられなかったり、
ま、単に珍しい麺だからと、
流行りだからと勧められて、
技量もないのに使ってみる店もあったり、
みんな美味しいと言ってくれるだろうけど、
マイノリティ・タカ☆は無言になったり。
麦の空はそういう扱いが上手いと感じる。
これは感覚的なものなのかもだけど、
実際にそう感じる。
ま、店主とは話が出来る間柄だけど、
忖度なしにそう感じる。
上手くて旨いのよねぇ〜
トッピングに配されるは、
豚バラチャーシュー、スライス肉、
ブロッコリー、揚げレンコン、
スライス玉ねぎ、ローストミニトマトと、
魅せる麺とは別に魅せている。
摘まみながら食べるんだけど、
スライス玉ねぎは麺と合わせやすいね。
ローストされたミニトマトを絡めると、
ハッ!としちゃうぞ。
甘み、酸味が凝縮された旨みで、
これねぇ〜、
個人的にはマシマシしたいのよねぇ〜
この量なので余計そう思えるのかもだけど、
個性的な惹きを見せつけ、
結構面白いアイテムなんだわ。
とかなんとかでもって、
モチのロンの完食で、
スープは残したくなく、
ゆっくり丼を傾け、
じっくりゆっくりちゃっかり味わっちゃう。
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。
店主・上野さんは同行者に興味津々で、
色々と事情聴取。
食べには来ているそうだけど、
面識を持てたので得るものは多いかも。
「ごちそうさまでした。」
「で、どうだった?」
「“美味しい”って表現はナシね。」
「で、どうだった?」
食べ歩きしても言語化は出来てないのか?
表現は難しいかな?
先日の同行者は本家冷香麺に興奮し、
言葉がこぼれ落ちてきたけど、
普段それを表現していないと、
言語化は難しいのか??
どんな感じで美味しいの?
どのように美味しいの?
表現は難しいみたいで
それはそれでオドロキ。
美味しい!
美味しい!
うんめぇぇぇぇッ!
そりゃ、それでイイとしても、
少しずつ少しずつ表現出来るようになれば、
つまらない限定を乱発したり、
つまらない小競り合いをしたり、
くすぶっている方々をも超えるかもよ。
見事な花を咲かせられるように、
秘かに応援しております。
(*ФωФ) ジィィィ