「44番の方〜?」
え?
僕?
顔を拝みに行かないと怒られそうだし、
そもそも食べたいと思ってた一杯があるし、
いつイクか?
今でしょ!ってな感で、
スイッチもしっかりと入ったので、
いざいざいざ!って向かうと、
大型連休の飛び石日ではあったものの、
大型連休の人にはそんなの関係ねぇ〜って、
オッパッピーな混雑具合。
【麦の空 GACHI SOBA DOJO】
整理券は一杯につき1枚、
連食するのであれば2枚、
複数人いたら複数人分を取る必要があり、
これは長年培われた対応策で、
そのことは店頭や中にも表示されているも、
字を読めない方が多いらしく、
複数でも1枚しか取らない方がいるらしく、
逆にトラブルになるっていうか、
逆ギレする方もいるらしい。
らーめん一杯につき整理券1枚、
らーめん一杯につき整理券1枚、
らーめん一杯につき整理券1枚。
案内をしっかりと読んで、
整理券をもらっておきましょう。
でね、その番号の目安時間の表示があり、
僕が受け取った整理券番号44番って、
12:30〜13:00が呼ばれる目安の時間帯。
つまりは一旦その場所を離れるもヨシ、
車で待機して時間を見計らって戻るもヨシ、
そのまま待ち続けるもヨシ、って、
ゆえに整理券番号は大事な指標なのよね。
今回は1時間後の予測なので、
先に食券を買ったり、
外観写真を撮ったり、
ふらふらとしてみたりしてたけど、
見知った[萬屋]の車を見掛けたけど、
中待ちでは見掛けなかったので、
食べている最中だろうなと待機&待機。
出てきたところを捕まえて、
情報交換と歓談タイムのスタート。
この日は雨がパラつく寒き気温で、
防寒を兼ねて中待ち席は人でいっぱい。
やむなく外で喋っていたんだけど、
そしたら出口から店主が出てきて、
「40番の方〜?」
「41番の方〜?」
「44番の方〜?」
え?
僕?
「あ、はい!」
12:30にもなっていない頃で、
まだ中待ちすらしていなかったので、
慌てて応えると、
キッ!
店主が睨みやがる。
わざと睨みやがる。
「え〜?何で睨むぅ〜?」
知らん仲ではないのでそう応えると、
ニヤリとシタリ顔。
どうやら進みが予定より早かったり、
キャンセルする方がいたりと、
複合的な要因が重なって早まったようで、
番号を読んでも応答がなかったので、
店主自ら外に出てきての対応だったみたい。
促されるままに入店。
セルフで水を用意しての調理待ちです。
この日は気温が低かったので、
温かいものにしたかったけど、
初志貫徹で元々食べたかったものを選択。
うん、なんとかなるさ。
大丈夫大丈夫。
ぴや〜
【本家冷香麺】¥1,500
追い飯付きです。
それぞれの席上にダウンライトはあるも、
角度が付けられておらず、
冷香麺にも当たって欲しいのだけど、
追い飯に当たって惜しい。
冷香麺が暗く見えちゃうのよね。
ま、ま、ま、
それはそれとてスポットを当てたい冷香麺。
トッピングは片寄せスタイルとして、
スープ、そして麺を魅せていて、
それらを黒き丼でビシッ!と締めている。
スープ・・・というかタレは柔らかく、
ほんのり甘みのあるもので、
この後が大事!
冷たくないの。
そうなの。
冷香麺と名乗っているので、
そのイメージからするとキンキンに冷えた、
そんな風に想像するかもだけど、
アチアチで熱くもなく、
キンキンで冷たくもなく、って書くと、
アツくもなくサムくもない・・・
Steppin’ Nowって曲を思い浮かべちゃう。
あ、すみません。
例によって脱線しました💦
自家製の平打ち麺を合わせているんだけど、
こちらもまたキンキン冷えじゃなく、
タレと同じぬるめの温度帯なので、
口の中でのヒートショックはない。
お酒はぬるめの燗がイイ。
八代亜紀も喜ぶ温度帯に違いない。
知らんけど。
(。-∀-)
ゆえに、
柔らかな麺自体も舌に刺激を与えずに、
するっと入ってきて、
ムチムチな質感を楽しませる。
この刺激の無さは不思議な感覚でもあるの。
とろろ、海苔、スライス玉ねぎ、
スライスされたチャーシューってか肉、
天かすなどは麺を食べるに連れ、
自然と絡み入ってくる感じで、
知らぬ間に変化を付けてきて、
温泉玉子は軽く突いてやると、
黄身味で汚染しない絡み方をしてきて、
ローストされたミニトマトに関しては、
ハッとする甘みと酸味でもって、
強烈なインパクトを与え、
ブロッコリーはこの中では食感強めかな。
ある意味箸休め的存在かも。
一般的なラーメンだとスープの熱さ、
そこに馴染む麺を食べて、
チャーシューを食べて、
メンマを食べて・・・って、
いくつもの工程があるけど、
冷香麺は知らぬうちに混ざり合い、
いくつもの工程がまとまるような感覚で、
食べ進めるたび味が変わるような感覚。
ぬるい温度もストレスがないので、
ぬるウマなのだ。
ただただ食べるだけで良き良き。
追い飯はかしわ天、大葉天の載るミニ天丼。
冷香麺を食べた後ながら、
かしわ天はまだ冷めておらず、
ほんわかな温かみはあって、
さくっとした衣、
ジューシーな鶏胸肉の質感、
ほんのりと下味が付けられていて、
肉の旨みを楽しめちゃう。
でも“追い飯”のネーミングというよりも、
別飯、ミニ天丼という感覚ではありますわ。
ま、ま、ま、
楽しんで食べちゃったんだけどね。
うん、なんだかね、
こういう麺の扱いであったり、
その味付けや仕上げ方もそうだけど、
やっぱ上手いと思うんだなぁ〜
ともすると、
麺に合わせようと味を濃くしてみたり、
それでバランスを崩す場合もあると思うも、
そのまとまり感は抜け出てるように感じる。
シロートではあるけど、
クロートとは違う食べ手感覚で、
ただのラーメン好きタカ☆は思うのです。
なんのこっちゃ。
とにかくね、
なんだかね、すっと入ってきて、
知らない間にすっと食べ終えちゃうような、
そんな印象を受けた本家冷香麺。
“本家”ってわざわざ冠に付けたあたり、
自信を感じちゃったし、
見せつけられたような気がしたわ。
うん、良かったぞぃ!
( ̄▽ ̄)b グッジョブ