家系（いえけい）の家系（かけい）だと、
本牧家、六角家ってな流れとなる店で、
そんな情報は情報として置いとくにしても、
工場生産による豚骨スープを使い、
「横浜家系」とデカデカと掲げるような、
借家系、家系系の店とは違って、
店内で炊く自宅（自炊く）系。

そんな一杯が食べたくなるのだ。

 

 

 

【蔵前家】

（浜松市北区細江町中川7172-2522）

10時からの営業開始なので、
昼まで待てないッ！

そんなハラヘリ状態にも対応で、
僕としてはありがたい。

 

 

 

この日は早い時間からハラヘリヘリハラで、
それでも11時過ぎになっちゃったけど、
既に混雑キープ状態でもって賑わっていて、

 

 

 

お！

ヤバいヤツが来た！

 

 

 

ってな厨房からの店主の視線攻撃の後、

 

 

 

あ！

イヂれるヤツが来た！

 

 

 

ちくわさんの満面笑顔ぶんぶん両手振りで、
熱く迎えられての入店。

券売機の前に立つも、
食べるものはキマッテル！！！！

コレとコレとコレを間違いなく、
焦ることなく確実にポチリポチリポチリ。
セルフで水を用意しての着席で、
好みを伝えての調理待ち。

 

 

 

 

 

【中盛ラーメン】￥950+白ねぎ￥100

 

 

 

前回は味の無い一杯を食べたので、
今回は味の有る一杯、
ノーマルである一杯にして、
“醤油こい、油ふつう、麺ふつう”で注文。

店名の入る青磁の丼には、
店内の羽釜でぐつぐつと炊かれた、
自宅（自炊く）系のスープをたたえていて、
チャーシュー、ホウレン草、海苔3枚、
家系スタイルなトッピングを配し、
追加の白ネギを置いている。

ただでさえそそる表情なんだけど、
そこに白ネギが入ることで更にそそるのよ。
これからの展開も期待値が大でそそるのよ。

 

 

スープはさらっとしていて、
粘度は濃厚とは思わないけど、
円やかさはあっての旨み濃厚で、
醤油濃いめにはしたんだけど、
昔のようにしょっぱいと感じることはなく、
程良き感じになってきた。

店が変えたのか？
他のしょっぱい家系に慣れ、
僕の舌が変わったのか？

ともかく醤油びんびんって感ではなく、
旨みを殺さない濃さの醤油感ってとこ。
旨いのだ。
旨みをじっくりと感じるのだ。

 

 

合わせるは家系御用達、
ごようたつではなくて“ごようたし”ね、
酒井製麺の平打ち短尺麺。

茹で加減はふつうでお願いしたんだけど、
この日はいつもより柔らかめで、
僕的には気持ちダウン⤵︎

柔らかいものは柔らかいものとして、
許容はするものの、
今回は許容外の柔らかさで気持ちダウン⤵︎
気持ちとの乖離があってのダウンダウン⤵︎

白ネギが入り込んでくると、
ジャキジャキザクザクと硬い食感、
辛みある風味で変化を付けてくる。

バランス的には程良き醤油感で、
もうちょいと味が欲しくなるなぁ〜
体調の加減もあるかもだけど、
もうちょいと味が欲しくなるなぁ〜

海苔をスープに浸し、
しなっとさせてから麺に絡めると、
磯の香りがイイ感じ。

ラーメンの定番具材の海苔ではあるけど、
磯の香りが邪魔をするものもあって、
首を傾げることもたまにあるけど、
こちらはバッチシだと思うんだな。

 

 

 

 

 

ホウレン草。

蔵前家のそれは単なる付け合わせでなく、
とろっとトロけてしまう柔らかさではなく、
シャキポキの食感でもって、
単品料理としてのおひたし並の茹で加減。

食感はもちろん風味もイイのよねぇ〜
他とは一線を画すホウレン草なのよ、マヂ。

 

 

チャーシューは豚肩ロースを使用。

酸化による臭みはなく、
ぶりっとした弾力で、
そのままを口に頬張る。
肉の旨みをしかと感じられて良き良き。

 

 

店内奥にある机には、
生ニンニクとクラッシャーが置いてあり、
事前に持って来ておいたので、
このタイミングでこれを使用。

 

 

 

ぐぎぎぎぎぎぎぎ

 

o(｀ω´ )o

 

 

 

 

ニンニクの残骸もしっかりほじくり出し、
もうちょいと味が欲しくなっていたので、
卓上の醤油を追加投入で補強するのだ。

 

 

 

【ピリ辛ねぎ】￥150

これもイイのよね。

「白ねぎ」はそれはそれとして、
更にこの白ネギもイイのよね。

タレなどが掛けられた白髪ネギで、
ラーメンの提供前にじっくりと、
マーゼマーゼ ψ(｀∇´)ψ
マーゼマーゼ ψ(｀∇´)ψ してあって、
これをそのまま食べてみると、

 

 

 

あれ？

こんなに瑞々しかったっけ？

 

 

 

水っぽいのとは違う瑞々しさで、
辛みある風味を活かしつつ、
タレなどの味付けも施されていて、
これだけでもイケる。
イケるのだ。

イケるのだけど、
これをラーメンに載っけちゃう。

ネギの食感とピリ辛さ、
ニンニクの風味が混在しての食べ進みで、
こりゃ合わないわきゃないぜ！って、
箸が進んじゃって進んじゃって、
大口で頬張っちゃって頬張っちゃって、
モチのロンでの完食ですわさ。

 

 

 

ふぅ〜  ε-(´∀｀; )

 

 

 

ゴハンと合わせるのも手だけど、
今回はラーメンを色々変化させて食べる、
そんなテーマ感で堪能してのフィニッシュ。

マンのゾクですわね。
次はどんな攻め方をしてやろうか？

次回攻略に思いを馳せつつの退店。

 

 

 

 

 

ごちそうさまでした。