渋谷駅。
ハチ公改札口なんて案内が見えたので、
せっかくだからとそちらから降りると、
テレビでよく見る渋谷スクランブル交差点。
ハチ公はどこだ?
キョロキョロ探すと何やら人だかり。
は?
生誕100周年を祝う為、
ハチ公に部屋が与えられ、
ベッドの上に座っているかのような演出。
現代アーティストの手によるものらしく、
この日一日限りだったらしいんだけど、
その前で写真を撮る列が出来ていて、
立ち止まって写真を撮らないようにと、
アナウンスがされているけど、
なんだかハチ公の雰囲気を壊すようだし、
これを芸術と呼ぶには納得出来ないし、
あまりイイ気分はしないな。
そこから歩いて「岡本太郎記念館」に行き、
僕の好きなホントの芸術を楽しむ。
パワースポットのようで、
力をもらったような気になり、
そこから歩いてラーメンスポットへ。
30分で着くはずが、
街並みをキョロキョロしてたせいか、
意外に掛かっての50分。
こんなところにラーメン屋はあるのか?
ちょいと不安になりつつも、
外待ちの列が見えてきてひと安心。
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【手打 親鶏中華そば 綾川】
先に食券を買うようで、
前客に倣っての券売機前。
限定も出ていたけど、
まぁ、ハツホーだもの、
やはり基本的な一杯にすべきで、
ゴハンものも気にはなるものの、
まだまだ東京は楽しみたく、
先を見越して断念。
ポチッとな。
外待ちの列に戻っての暫しの待ちで、
順番となって促されての入店。
店内は左に厨房があって、
その前にカウンター6席、
通路を挟んで2人用テーブルが4脚ある。
カウンター上は畳表となっていて、
これはなかなか斬新なんだわ。
【親鶏中華そば】¥860
黄色いぞ!
黄色いぞ!
黄色いぞ!
見るからに黄色き鶏油の層があって、
その下には醤油色の赤き層が出来ています。
白ネギ浮かぶそこに透けて見えるのは、
中太 or 極太で選択した極太麺なんだけど、
これが結構太いんだなぁ〜
予想以上に太いんだなぁ〜
見るからに暴れまくっている感じがするぞ。
ま、後で確認していこう。
トッピングに配されるは、
鶏肉と豚肉のチャーシュー、メンマで、
カイワレがビシッと全体を落ち着かせる。
とにかく鶏油の層が厚いので、
ちゃぷちゃぷちゃぷちゃぷしてひと口。
ヌメッとした入りから甘みが広がると、
鶏の香りが追っかけてきて、
爽やかでキリッとした醤油が締めている。
ややしょっぱめではあるけど、
キレが油多きスープをぼんやりさせない。
麺を引き出してみる。
極太麺は極太麺なんだけど、
厚みのあるものを手揉みしているので、
太さランダムの縮れとなっていて、
これがまた強ぇぇぇんだわ。
肌は軽いヌメリを感じるもので、
ぷりっとした弾力、
ごわっとした歯応えで、
すいとんのようなイメージの超極太縮れ麺。
太さランダムゆえ、
しっかりと茹で上がっていない感もあり、
これはなかなかヘビーな麺だわ。
チャーシューは2種で、
豚肩ロースは特段普通といったとこだけど、
味付けはしょっぱめ。
鶏もも肉は何ですか?
親鶏の肉なのかしらん?
引き締まって硬いのよ。
噛み締める度に旨みが滲み出てくるようで、
これは好きではあるんだけど、
この硬さにはオドロキ。
メンマはコリポキ。
カイワレはほろ苦さと辛みがあって、
油多き一杯でのリフレッシュ効果が高い。
高くはあるんだけど、
鶏油は鶏油で油に違いなく、
ちょっとクドく感じてきちゃうなぁ〜
面白い一杯ではあるんだけど、
ちょっとクドくて飽きてきちゃう。
まぁ、食べきるんだけどね。
外待ちからの視線が気になることもあり、
さっと立ち上がっての退店。
街灯はビールジョッキとなっていて、
あ、そうか!
恵比寿駅か!
エビスビールか!
呑みたいなぁ〜
そんなことを思いつつ、
新宿に戻り、
歩行者天国にアガり、
次なる目的地へ。