そりゃ、また食べたくなるわさ。
しょっちゅう行ける近さではなく、
しょっちゅう行けぬ遠さではあるんだけど、
たまたまなのかヒットして、
たまたまなのか次もヒットして、
多分間違いなく旨い店なんだろうなぁ〜と、
更なる次も期待したくなるのですよ、はい。
瑞穂市の旧店舗から20分ちょい東、
岐阜市の新店舗へと、
2023年3月7日移転。
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【麺切り 白流】
ナビを頼りに走ったんだけど、
今回もまた分かりにくい場所で、
看板があったので分かったけど、
会計事務所が入る建物の一角で、
外観だけだとラーメン店とは分からない。
週末ということもあって、
駐車場は広々使えるようで、
30分前の到着だったんだけど、
スムス娘はスムーススムス、
スムスすぐ済む余裕のスムス、
スムススムースってな感じで駐車。
店頭にはウェイティングリストがあって、
そちらに記名しての待機&待機。
そんでもってメニューはこちら。
レギュラーはもちろん、
その組み合わせも書かれていて、
ま、そちらはいつも違う組み合わせなので、
レギュラーでありつつも、
限定っちゃあ限定なやつだけど、
それ以外にも限定はあって、
穴子天の載るラーメンもあって・・・
むむむむむ
(@_@)
そちらも気にはなるものの、
やっぱレギュラー限定かなぁ〜?
開店10時まではまだ時間があるので、
もうちょい思案思案マゼンタイエロー・・・
直前になると、
車で待機していた面々が店頭に集まり、
店主の暖簾掛けでもって開店。
スタッフの案内で順次吸い込まれていくも、
まだ入れずで続・待機&待機。
あ、イイの?
席が用意出来たようなので促されての入店。
タッチパネル式券売機があって、
それに従ってのピピピのピ。
チリン!PayPay!
「T」頭の登録番号のレシートが発券で、
お!
インボイス対応ね、って俄か知識が疼く。
左に厨房とストレートカウンター6席、
通路を挟んで右はボックス席となっていて、
最大6人用のテーブル×2脚、
小上がり×2脚を設けている。
ボックスは個室感があってイイんだけど、
相席の方々も見かけたので、
それだとちょっと気まずいなぁ〜
ま、ま、ま、
やむなしやむなし。
スタッフが注文の確認をしてくれる中、
細麺にも変更可能とアナウンスされるけど、
しょっちゅう行ける近さではなく、
しょっちゅう行けぬ遠さではあるので、
あくまでノーマル仕様でヨロ!ってことで、
暫し暫しの調理待ち。
【焼干しそば・白醤油】¥900
香りがイイなぁ〜
ふわっと立ち上がる魚介の香りがイイのよ。
期待値が高まっちゃうのよ。
淡き優しい色合いのスープがたたえられ、
そこに見え隠れする自家製麺、
チャーシューは3枚をズラして丁寧に並べ、
他にはメンマ、刻み玉ねぎ、ネギ、海苔と、
赤きマークが目を惹く白き丼に収まります。
さて、今回はどんな感じかしらん?
まずはスープをひと口。
ほっほっほぉ〜
毎回変わるとされる焼干しは、
今回は天然鯛焼干し50%、
穴子焼干し50%の2種類。
優しく円やかな舌触りからの入りで、
ひと口目は魚感が強く感じられ、
苦手な方は魚臭く感じるかもだけど、
ふた口み口よ口いつ口と、
その旨みを重ねると無口になり、
ニヤけてしまっている自分に気付く。
旨いのだ。
醤油、白醤油、しょっつるの選択が出来、
おすすめとされる白醤油にしてみたけど、
これが前面に尖って出しゃばるのではなく、
量によっては感じるエグミも無く、
出汁にそっと寄り添うかのような使い方で、
塩に似たエンミ感を感じる中、
全体的にエンミが少ない気がして、
物足りない気がしないでもないけど、
レンゲを重ねるごとに心地良さを感じ始め、
徐々に蓄積することでそれが解消され、
多分この加減がイイようにも思えてくる。
出汁を活かしたコクある旨みがここにあり、
そこんとこが心地良く、
レンゲが止まらないんだなぁ〜
合わせるは自家製の平打ち麺。
加水率が53〜55%の超多加水麺だそうで、
これがねぇ、また柔らかいの。
滑らかな肌で啜り上げ良く、
勢いよく口に入ってくると、
一瞬ノビてる?
なんてことを思うほどに柔らかく、
でも歯を入れるとコシを感じ、
んでもってスープをしっかりと馴染ませ、
その旨みとの一体感を感じさせ、
舌を、口の中を、喉をくすぐっていく。
もぉ!
エロティックなんだから!
むちゃくちゃエロじゃないのさ!
心地イイってよりは、
気持ちイイんだわ。
イっちゃうよ、こりゃ。
ネギは白と青の部分が使われていて、
ザクザクとした食感と共に、
特に青はその青き香りが強いんだけど、
これに意外に合っていてヨシ!
刻み玉ねぎはシャリシャリ食感で、
瑞々しさはあるんだけど、
その大きさゆえか存在感は薄め。
もうちょい活躍して欲しくあるなぁ〜
海苔はスープを染み込ませ、
麺と一緒に食べると、
磯の香りを重ねることでの相乗効果で働き、
イイ感じだわぁ〜
チャーシューは低温調理でないやつ。
豚肩ロースと鶏胸の2種での提供は多く、
どいつもこいつもベルリンも、
ネコシャク一辺倒で面白くないし、
熱が入っているか疑わしき、
ナマ肉っぽいものもある中、
こちらはそうでないのが好感触。
口にするとギシギシと噛み締め感があって、
そこから滲み出てくる肉の旨みが感じられ、
あ、酸化臭もないのもイイな。
近頃臭いチャーシューが増えた感があり、
品質管理どうなってんじゃい!って、
憤ることもあったり、
それで全体評価が下がるし、
テンションもだだ下がりすることがあるも、
低温だ高温だなんだーかんだーは関係なく、
とにかく旨みを楽しめる肉はイイわ。
しかも3枚。
楽しめるわぁ〜
メンマはポキポキ。
卓上には山椒七味があり、
どんな感じだろう?と興味津々。
試しにレンゲに取ってみると、
七味の辛さは辛さであるんだけど、
山椒の痺れ感が心地良く、
ラストスパートはこれでイっちゃうちゃう。
てな感じでもって、
モチのロンで完食で、
スープは丼を傾けて、
ゆっくり飲み干・・・したいところだけど、
せっかくの岐阜エリアだもの、
他も楽しみたいし、
最近あまり量を食べれなくなったので、
僅かな量ではあるんだけど、
完全スープペロリ、
完スペは控えてのフィニッシュ。
「ごちそうさまでした。」
厨房に深々と頭を下げての退店です。
いやぁ〜
旨かったなぁ〜
簡単な表現になっちゃうけど、
感嘆するしかないんだわ。
あーだこーだ表現するってよりは、
旨かったなぁ〜
この言葉が漏れ出てきちゃうのよ。
この言葉しか溢れ出てこないのよ。
食べ歩きをする中で、
旨いラーメンってのはよくあるんだけど、
ココロから喜ばせて欲しいとは思うものの、
感嘆するラーメンって数えるほどで、
そんな一杯に出会えたら嬉しくなるし、
遠くであってもまた食べたいと思え、
また足を運ぶこともある。
今回で【白流】は3回目。
嬉しかったなぁ~
4回目はいつになるかなぁ〜?
( ̄▽ ̄)b グッジョブ