パッと頭に浮かんだのはつけ麺。
なぜかつけ麺。
僕的には暑い時期に食べる率が高まるも、
だいぶ落ち着いてきた今日この頃、
なぜかつけ麺が頭に浮かぶ。
つけ麺といったらアソコかしら?
思いついた店にイっちゃうよ。
旧国から入り込んで、
飲食店なんてあるわけない、って、
そう思えるほどの住宅地の奥の奥へ進むと、
看板が見えてくる。
ラーメン店とは分からない看板、
ラーメン店とは思えない外観が見えてくる。
【聖夜(のえる)】
何度か来ているので分かっちゃいるけど、
やっぱりラーメン店とは思えないんだなぁ〜
山小屋風のお店で、
PUB、パブの文字があちこちにあり、
そりゃ、そう思うわさ。
貼り紙だらけで中が覗けないし、
そもそも中が暗くて見えないし、
余計に不安な気持ちになる。
何度か来ていても不安な気持ちになる。
恐る恐る引き戸を開くと、
「いらっしゃいませ。」
スタッフの明るい声で迎えられ、
そのまま食券を買うよう促されるんだけど、
券売機は店内中央の左壁にあるのだ。
そうなのだ。
何度か来ているけど未だに慣れない。
しかも商品写真がないラインナップで、
何を食べようかと迷っちゃって、
ダブルキョドっちゃう状態。
後客がすぐ後ろに着いたので、
順番を先に譲っての思案思案。
以前食べた「塩つけ麺」は無く、
横には終了した旨の貼り紙がある。
季節限定になってたのかぁ〜
それを食べたいなと思っていたので、
どうしたものか?と思案思案思案。
初めての方用に案内文があり、
特製か否かが推されていて、
特製は以前食べたし、
ノーマルは油が選べるようなので、
こちらは甘い印象が残っていたことから、
辛そうなものにしようかととうがらし油で、
以前2玉にしたので3玉に挑戦だ。
ポチリ。
セルフで水を用意して、
促された席に着いての調理待ち。
【つけ麺(超、とうがらし油)】¥1,150
あるよ、あるよ、結構量あるよ。
麺量が3玉420gってんで、
まぁ、なんとか食べれるっしょ!
とは思って注文したけど、
目の前にしてみると結構量あるね。
写真だと分かりづらいかもだけど、
ラーメンスープが入るラインまで麺!
なみなみスープが入るラインまで麺!
これでもか!
これでもか!
これでもか!麺!
食べ応えありそうですな。
チャーシュー、メンマ、海苔を置いていて、
こちらは後で食べることとして、
まずは麺をそのまま食べてみる。
通ぶる為の練習ね。
多加水縮れ細麺は冷たく、
ぷりっとした弾力、
ぐっと噛み締め感のある歯応えがあり、
そこから甘みが滲み出てくるんだけど、
全体が瑞々しいのよ。
冷水で締められているので、
そりゃそうかもなんだけど、
瑞々しく感じるのよ。
保水力があるってことなのかしら?
水っぽいんじゃないのよね。
瑞々しいの。
そうなの。
つけ汁にイクところなんだけど、
メンマと合わせてみる。
いつもならそんな食べ方はしないんだけど、
たまたま先にメンマを口にしてみたら、
しっかりと味付けされていて、
しょっぱ甘い感じがあって、
もしかしたら合わせてみてもイケるかな?
合わせて一緒に食べてみるとビンゴ!
お!
こういう食べ方もアリだわ。
メンマと麺が意外と合う。
これは面白いハケーン!
ま、でもつけ汁と合わすのがベストだよね。
ちょんと浸けて口にすると、
ベース自体は甘いんだけど、
唐辛子油が効いていて辛く、
痛覚を刺激する辛さでもって辛く、
甘さはコクとしてこれをバックアップし、
カラウマなつけ汁となっている。
これはなかなかイイね。
選ぶ油によって印象が全く変わるほど強く、
甘ったるいのは苦手ではあるんだけど、
これならイケる。
むしろイケる。
青ネギが入っているだけのつけ汁なので、
素直に麺浸けだけに集中が出来、
食べることに集中が出来るのは良き良き。
啜り上げ良く、
麺と共につけ汁も上がってくるので、
その一体感は高く楽しめる。
450gひたすらイっちゃいますよ。
ずずッ!
ずずッ!
ずずッ!
辛さが刺激となって飽きさせないぞ。
ずずッ!
ずずッ!
ずずッ!
海苔を絡めて、
ずずッ!
ずずッ!
ずずッ!
メンマに一旦戻って、
ずずッ!
ずずッ!
ずずッ!
チャーシューはほろっと柔らかく、
でも噛み締め感はあって、
醤油強めのしょっぱめ仕様で、
これを箸休め的に食べつつ、
ずずッ!
ずずッ!
ずずッ!
ちょっとコショウで変化を付けて、
ずずッ!
ずずッ!
ずずッ!
水を挟んたりして、
ずずッ!
ずずッ!
ずずッ!
その量に途中へこたれかけるけど、
でも僕頑張る!
ずずッ!
ずずッ!
ずずッ!
持久走のように箸を運んでの完食。
はぁ〜
食べましたわ。
腹パンにてフィニッシュです。
旧国からは結構奥まで入り込んだ店で、
その外観はパッと見で、
ラーメン店とは思えない程なんだけど、
退店時にも途切れずの来訪客ありで、
こういう店を見てしまうと、
場所が悪いとは思えないんだよなぁ〜
やっぱ旨いと思えるものって、
人は惹きつけられるんだよね、きっと。
ごちそうさまでした。
また。