ツイてない。

僕はツイてない。

 

 

重くなった腰をようやく上げ、
イっちゃうぞ、バカヤロー！って向かうと、
情報に気づいておらず臨休で凹む。

次こそ！って向かうと、
お子さん発熱での開店遅れで凹む。

次こそ！って向かうと、
遅い到着ゆえのスープ切れで凹む。

次こそ！って向かおうとすると、
新型コロナに感染したらしく凹む。

 

 

 

僕はツイてない。

 

 

 

二度あることは三度ある、でなく、
三度目の正直、でなく、
よんどころないとはいえ、
誤導された運命にハメられたのか？？？

 

 

 

きっとそうだ！
そうに違いない！

 

 

 

さすがに何度も何度もフラれると、
何度でも何度でも立ち上がり呼ぶ気は失せ、
10001回目は何か変わるかもしれないけど、
夢が叶うことはないのかもしれないなんて、
そんな気になっちゃう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

が

 

運命のいたずらなのか？ようか？ここのか？
目が覚めちゃったのよ。
早起きしちゃったのよ。

眠いには眠いけど、
脳が覚醒したよな感でもう寝れそうにない。
狙えるんじゃね？
狙っちゃおうかしら？

ガンダム大地に立つかの如く、
タカ☆も大事に立つのだ！
寝起きでフラつかないように立つのだ！

座り込んでスマホをイヂりだすと、
そのまままったりタイムが始まるので、
支度を整えてイクのだ。

 

 

 

LET'S ら GO！

 

ヾ(๑╹◡╹)ﾉ"

 

 

 

到着したのは開店間もなき頃なんたけど、
お？
第3駐車場はいっぱいだぞ！

 

 

 

え？
またダメなのか？
第2駐車場もいっぱいだぞ！

 

 

 

え？
またダメなのか？
第1駐車場は言わずもがな・・・かな？

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だ！

 

奥は入れづらかったのか？
奇跡的に1台だけ空いている！

僕の為に空けておいてくれたかのようで、
運命のいたずらなのか？ようか？ここのか？

ごっつぁんです！のマヂでラッキー駐車。

 

 

 

【麺屋 八っすんば】

（藤枝市南新屋275-11）

 

 

 

皆さん早くから頑張るねぇ〜

 

 

 

1巡目が入った後に外待ちが出来ていて、
最後尾に着くんだけど、
椅子に振られた番号は分かりやすくイイね。

前客が動くと順番に若い番号に移る。

日差しを避ける為のテントの影は遠く、
まだ日陰に入れずに熱いわ。
少しずつ動いてのテント下も、
角度浅き日差しが入ってきて熱い。

 

 

 

外のメニューなどを眺めておこう。

狙うべきものはキマッテル！！！！

ずっと食べてみたかった限定があって、
この時間帯なら大丈夫でしょう、きっと。

売り切れってことはないと思うけど、
ちょっぴり不安。

 

 

 

 

 

順番にスタッフが促してくれて、
ようやく入店出来ての着席。

メニューをひと通り眺め、
ちょっぴり不安だけど注文。

通った！

食べてみたかった一杯、
ようやく食べれるぞッ！

 

 

 

 

 

【生ハム塩にぼし】￥1,200

ようやくありつけますよ、生ハム煮干。
食べてみたかったんだよなぁ〜

煮干の冷たいやつは他店でも見かけるけど、
生ハムを合わせたものは見かけやしない。
合うのか？

興味津々だっただけに、
ようやく目の前に出来てウレシス。

ガラスの器での提供で、
冷たさを意識させてくれます。

淡き色のスープが張られていて、
そこに収まる麺、
レモンを土台にしての生ハム鎮座、
その上にはカイワレ、茗荷の薬味を置く。

別皿には味玉、海苔、メンマを並べていて、
金のトレイの中にキレイに収めている。

収めているんだけど、
いつも思うんだけど、
見た目はバチグーなんだけど、
汁物との間に角皿が置かれちゃってて、
口との距離感がどうも気になっている。

汁物の丼は口の下となる位置に欲しいの。

身を乗り出して前屈みで啜らなきゃならず、
見映えは間違いなくイイとは思うんだけど、
どうにも食べづらいんだよなぁ〜
どうにも食べづらいんだよなぁ〜
どうにも食べづらいんだよなぁ〜

まぁ、そんなことを思うのって、
きっと僕くらいでしょうけど、
マイノリティの意見もあるよってことで。

 

 

 

 

 

 

 

ま、ま、ま、
それはそれとて、
まずはスープをひと口。

 

 

 

 

 

ヌメッ・・・

 

 

 

 

 

あああああ
香味油が表層に漂っているんだけど、
温かいものと違い、
これは冷たい一杯なので油が軽くなく、
ヌメリがより感じられちゃって重い。

ヌメるのよ。

ちゃぷちゃぷし、
油は気にしないようにして、
もうひと口啜ってみると、
冷たさの中に煮干の旨みをしっかり感じる。
冷たい温度帯なので、
エンミはやや強めにしてあるようだけど、
しょっぱいというものではなく、
輪郭をボヤけさせずの旨みを楽しめる。
でもヌメるけどね。

合わせるは細麺。

京都「麺屋棣鄂」のものだそうで、
きっちりと締められていて、
ぷりっとした弾力、
ぐっと噛み締め感があって、
ひんやりとした煮干の旨みを上げてくる。

 

 

 

生ハムをイっちゃうよ。

団子状態となっているのでほどき、
1枚を引っ張り出して麺と絡ませてみる。

 

 

 

おう！

合う！

生ハムってイイねぇ〜

 

 

 

煮干をまとう麺に生ハムが上手く働いて、
旨みをまとうのと同時に、
エンミでの補強をする感じがして、
くにくにと食感的にも変化を付けてくる。
いや、これはなかなか❤

魚介系スープに肉系トッピングって、
違和感があったりするけど、
これは上手く合わせているという感じで、
例外的に好きだなぁ〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さ、それはそれとして、
気になるのはその他の組み合わせ。

カイワレ、茗荷は彩りとして、
見た目的にはアリな存在感なんだけど、
茎が硬かったりで食感的にはどうなの？
大葉の方が合いそうな気はするけど、
知らんけど。

レモンも赤い生ハムを引き立てるように、
その黄色が色目的にはアリで、
でもスライス2枚はどうなんだろ？

試しに1枚だけを∞搾りをしてみると、
酸味が冷たい一杯をより高める気はするも、
煮干は隠れ気味になるよな。
1枚軽搾りくらいで十分。

海苔は磯の香りを放つも、
これまた煮干は隠れ気味になるよな。

 

 

 

 

 

ここまで来ると冷たい煮干は影を潜め、
カオスな感じでもって、
ちょいと全体的にボヤけるんだなぁ〜

味玉はしっかりと味が染みていて、
メンマはポキポキで、
これらは単体の箸休めとしてはイケる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで、
冷たい煮干と生ハムの組み合わせはアリで、
それは麺と合わせてもイケると思うけど、
油にしてもトッピングにしても、
プラスプラスの足し算でもって、
全体がぼやっとした感はあって、
もっとシンプルに楽しみたかったなぁ〜

美味しかっただけに、
引き算したものも食べてみたく思えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ、食べたかった一杯だけに、
やっと食べられたことには満足なれど、
その期待値が高かっただけに、
色々と疑問も感じたりで、
まぁ、食べてみないと分からないな、と、
スタンプカードをもらっての退店。

 

 

チリン！PayPay！