日月休みだもの、
普段はなかなか行けないので、
ビッグチャンス!
土曜日は狙ってみたくあるの。
そうなの。
【menya 787】
ちょっと遅めの時間帯なれど、
外待ちが出来ていて、
でも駐車場には空きスペースがあって、
ラッキースムース駐車。
暫しの外待ちタイムの中、
券売機と同じ配列の案内を見て、
何を食べようか?と思案思案。
「生姜豚ダシ」は変わったらしくスルー。
「NEO-C」は好きだけど今の気分でなく、
久しぶりに「魚貝潮」もイイけど、
よく見ると下には色々並んでいるなぁ〜
あー、青唐辛子がイイな、
うん、今回はそれにしよっかな。
暫くしてスタッフに促されての入店で、
すぐ左手にある券売機前に。
限定も一応は見るけど、
今回はもう決めたのだ。
ぬぉ?
売り切れなのか?
用意されてないのか?
今回は「売切」らしいので、
天草イっちゃおっかな。
塩をイっちゃおっかな。
ポチリ。
案内された席に腰を下ろし、
暫し暫しの調理待ちですわ。
【100% 天草大王・塩】¥1,030
ん?
なんだコレ?
全体の表情は特段驚くものはないけど、
中央の粉末状のそれはどうにも気になる。
なんだ?
なんだ?
なんだ?
散らかることなく、
チャーシューの上に丁寧に置かれていて、
これは味変アイテムなのですッ!
そこは察してくださいよぉ〜
そう言いたげな主張アリアリ。
チャーシュー2種、メンマ、
青ネギをトッピングで配しているんだけど、
それが載るチャーシューをそっと摘まみ、
外側へ移動させる。
ってなとこで、
まずはスープをひと口。
ん
鶏の香りがイイねぇ〜
熊本の地鶏・天草大王をフューチャーし、
炊かれたるスープは甘みがあり、
臭みなき旨みを抱えていて、
ふっと鼻から抜ける香りが良く、
塩味とすることで、
鶏の旨みがシンプルに感じられる。
そんなそんな気がする。
が
今回はシンプルだなぁ〜
特にシンプルな気がするんだわ。
ふた口み口と重なるも、
何かが揺れ動く予感がしない。
はて?
合わせるは平打ち中細麺。
滑らかな肌をしていて、
スープの馴染み良く、
ぷりっ、ぱつっとした食感があって、
ここら辺は間違いのないところ。
うん、間違いのないところ。
チャーシューはスライスの豚肩ロースで、
熱が入ることでくしゃっと収縮し、
ぷりっぷり度が上がった感があり、
これをそのまま口にすると、
ばっ!
臭みなき肉の旨みが口いっぱいに広がる。
旨いな。
で
最初から気になっていた赤黒き粉末。
徐々にスープが浸ってきて、
味変タイムは今だぜ!
そろそろ放出しな!
そんな雰囲気になり始めたけど、
まだ!
まだちょっとガマン!
出ちゃう!
放出しちゃう!
もうもうもう待ちきれない!
ジラしジラしジラし、
それに触るだけで放出するまでジラし、
あ❤
たっぷりと放出。
で?
おそらくは粉末にした醤油かな?
ハイブリッド的な味変で、
酸味や香りが加わって、
深みは増したように思えるし、
実際そうなんだけど・・・
で?
醤油 or 白醤油 or 塩が選べるので、
塩にしたのに何故に?
あたしゃ、塩が食べたくて塩にしたの。
醤油が食べたかったら醤油だし、
白醤油が食べたかったら白醤油だし、
今回は塩が食べたかったから塩にしたの。
そうなの。
味変するならするのもアリだけど、
天草大王をシンプルに楽しみたかったの。
そうなの。
大人しめでも食べ進むことで、
じわじわと舌に蓄積していって、
それはボレロの曲みたいに静かな入りで、
徐々に徐々に徐々に高まっていき、
最後のシンバルからの畳み込み!
そんなものを期待しちゃってたので、
あぁ、勝手に期待しちゃってたので、
最初からリズムは違ってて、
高まっては来ず、
違うとこでシンバルが入って、
あれ?
あれ?
あれ?
全く違う曲になっちゃって、
あぁ、そう、
映画を観に行ったのに、
目の前で立たれちゃって、
視線を遮られちゃって、
可でも不可でもなく、
むしろ不可な印象にさせられた、
そんなことが先日あって、
なんだかそんな気分とどこか似ているな。
そんなこんなでもって、
鶏ももチャーシューは旨い、と締めて完食。
水サーバー付近に着いたので、
店主には最後まで気付かれず。
そそそそそ
「ごちそうさまでした。」
ひと言だけ声掛けし、
店主に横顔だけ見られ、
J・BOYは静かに退店するのさ。
厨房からの声を聞きながら。
「あ💦」