名古屋に行くの。
んでね、
せっかく足を運ぶんですもの、
やっぱそれなりに食べたいじゃない?
計画して向かったんだけど、
なんかスッキリしないモヤモヤ感があって、
急遽予定変更したんだけど、
その後も崩れちゃって、
さて、どうしたもんか?
一応調べていた店はあり、
そこに行ってみようかと思う。
ありきたりのチャーシュー、メンマでなく、
違うものがあったので、
それを試してみたく。
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【彩心(いろは)】
3店並ぶテナントビルの中央にあって、
木製縦格子が他と違う雰囲気を作っている。
中待ちが見えたので外待ちをしていると、
しばらくして空いたことで、
スタッフに入店を促されての中待ち席。
店内は右に厨房を囲むL型カウンター、
大体6人程度が座れるかな、
それとテーブル2脚があるんだけど、
これは他では見かけない造り。
基本は靴を脱いで上がる板の間で、
そこに接するカウンターは掘り炬燵式で、
2席だけは土間に椅子という感じ。
その後そちらの土間席に。
メニューはこちら。
気になっていたものがあるので、
モチのロンそれをイっちゃいます。
【焼サバ塩らーめん】¥800
和!
和を強く感じさせる丼、
澄んだスープは吸い物のような透明感、
そこに泳ぐ麺が透けて見え、
トッピングにはネーミング通りの焼きサバ、
あえてそれを強調するかのように、
メンマ、青ネギは離して置かれるんだけど、
逆に花麩、手鞠麩が一体感を演出。
そんな感じで視覚から楽しませてくれる。
まずはスープをひと口。
ほんわかと甘いな。
みりんと思われるほんわかな甘みがあり、
やはり見た目通りに吸い物のような入りで、
そこにサバやカツオらしき節を感じる。
全体的には大人しめなスープなので、
節の燻香がふっと印象に残る。
これに合わせるは多加水細麺。
ぷりっぷりっと弾力があって、
エッジが舌を重機してくるという、
スープとのバランス的な違和感はあるも、
あまり見られなくなった麺ではあるので、
これはこれでアリなのかも。
花麩、手鞠麩はスープを吸い込んで一体化。
メンマはぽりぽり。
さてさてさて、焼きサバ。
元々は肉が苦手な方用に添えたようだけど、
これが人気を得たんだそうで、
香ばしき香りにややパサな質感で、
サバの香りも広がってくる。
このスープと麺に対してだと、
チャーシューよりは合う気はするものの、
焼きサバが妥当かどうかは疑問で、
単体としては分かるけど、
全体的に見ると、
単に魚を添えただけ、って感じで、
相乗効果を生み出すような、
必然性あるようなものとは考えにくい。
他とは違うトッピング構成で、
気になっちゃってのハツホーで、
それ自体は否定するものではないけど、
一体感で考えると惜しい気はする。
これを是が非でもまた食べたいか?
そう問われたら僕は是とは答えにくいな。