ボーっと生きてんじゃねーよ!
ってことでね、
せっかくの名古屋だもんで、
あちこちとぶらぶら歩きたいやーね。
何やら久屋大通公園が賑やかでもって、
ハットリさんの顔を見たいな、って、
向かってはみたものの、
ぬ゛
どちらの店も列に着きさえすれば、
待ち時間は大したことないように感じるも、
チケット購入にスッゲェ列が出来ていて、
最後尾がどこにあるのかすら分からずで、
その段階でココロ折られる。
無理だ。
他の場所にも券売機はあるけど封鎖してて、
需要と供給のバランスはどうなってんの?
そんなことを思いつつ、
ダメだこりゃ!と退散。
街ぶらをすることにしゅる。
栄エリアをあっちゃこっちゃを歩き回り、
今夏閉店とされるロフトも行ったりで、
そこから大須エリアをあっちゃこっちゃで、
古着屋が多いので巡ってみたりで・・・
あ
腹が減った。
井之頭五郎なみに腹が減った。
もうすぐ19時だもの。
そりゃ、ハラヘリヘリハラだぜ。
何か食べたい。
ん〜ん?
何が食べたい?
焼き鳥?
検索してみると近くにイイ感じの店があり、
これはこれは!と行ってみると、
ありゃりゃんりゃん⤵︎
祝日は休みなんだぁ〜
栄方面に行って探してみようか?、と、
方向を変えて歩を進めてみると、
ん?
覗いた暗き傍道にらしき看板が灯っている。
あれは居酒屋かしらん?
表通りのとんかつ店は大行列で、
YAVAッ!
若い人で賑わっているけど、
そのすぐ裏手のこちらは落ち着いていて、
アダルティな世界観を醸し出している。
雰囲気が良さげではあって、
その対比がなかなかディープだぞん。
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【居酒屋 松楽】
ひとりならビビっちゃうな。
そんなことを思いつつ暖簾をくぐると、
右手には厨房を囲むL型カウンター、
奥には小上がりがあるみたいで、
昔ながらの居酒屋って雰囲気がイイな。
高齢に見える店主が調理していて、
スタッフがホール兼務で動いている。
カウンターに腰を落ち着かせ、
メニューを眺める。
ま、でも、まずは喉を潤したいな。
【ノンアルコールビール】
え?
ジョッキのノンアルは初めて!
大抵ラベルが付いた瓶で、
グラスと共に提供されたりするけど、
こちらはジョッキでの提供。
ビールとノンアル同時提供だと、
区別が出来ないよなぁ〜
ま、ノンアル同士なので問題ないけど、
ホントにノンアル?
これだけじゃ分かんないね。
でもこちらの方が断然良くて、
ぐびぐびぐびっ!と楽しめて、
ノンアルでありながらも、
普通にビールを呑んだ気になるわ。
ε-(´∀`; )
【ポテトサラダ】
お通しで提供されたポテサラ。
コショウがしっかりと効かされ、
んで、醤油が隠し味に使われていて、
これが効果的に働いている。
昔ながら感のある店ながら、
ぼんやり平凡な感じがせずで、
これは箸が進んじゃうぞ。
【つくね】×2
タレをしっかりまとわせていて、
こちらもまたコショウが効いていて、
その刺激がイイ具合に働いていて、
柔らかくも軟骨らしきコリコリ感もあり、
これはイケる。
【鳥レバー 串焼】
ぷっくりとしたもので、
それは口にしても同様。
てか、外は焼けているけども、
中はふわっと柔らかくて、
熱は入っているけどほぼレアって感じで、
でも臭みのなさが良き良き。
【どて煮(玉子入)】
牛スジ、こんにゃく、玉子があって、
それぞれの具材が黒々としていて、
八丁味噌が使われているみたいで、
しっかりと煮込まれていることが分かる。
中でも牛スジが絶妙。
煮過ぎると柔らかくなり過ぎちゃって、
くにゅんとしちゃうけど、
これは適度にコリッとした食感を残し、
この加減は絶妙に感じる。
【ねぎま】×2
え゛
豚バラやん!
ねぎまはねぎまだけど、
使われるは鶏ではなく豚バラ肉。
焼き“鳥”が食べたかったので、
これはこれで美味しかったんだけど、
ちょいとココロ満たされないものはアリ。
ノンアルを追加して、
更に注文を続ける。
【塩糀とり天】
詳細については後述するとして、
目の前の冷蔵ケースに見えたので、
これは食べられるはずと注文。
とり天はキツネ色に揚がって敷き紙の上、
ししとう、大葉、レモンの他、
抹茶塩が別皿で添えられていて、
その多彩な色が視覚的にそそられる。
イイよなぁ〜
やっぱ見た目って大事だと思わせるわ。
鶏はもも肉が使われていたんだけど、
柔らかいもも肉を塩麹が更に柔らかくし、
さくっと軽やかな衣から溢れるように、
にゅっと肉が現れる。
エンミは十分染みているので、
抹茶塩は不要ではあるんだけど、
油、脂が気になるのでちょい付けしたり、
レモンを軽く搾ってみたりたり。
美味しくはあるんだけど、
胸肉などの方が良さげには感じるな。
【鰯南ばん漬け】
イワシの南蛮漬けです、はい。
てなことで、
腹パンまでには至らなかったけど、
程良くの加減でもって終了。
サイン色紙や写真が飾られていて、
多くの有名人も来てる店みたいで、
ミッチーもあったな。
なかなか雰囲気も料理も良く、
店側の対応も良く、
たまたまの発見で入った居酒屋だったけど、
居心地はイイ方だとは思うので、
いつか機会があればまた・・・ってとこで。
が
鳥ハツ串焼き、鮪コショウ焼き、
山芋ステーキ、にんにく青じそかき揚げ、
このあたりは注文はしたけど食べれず。
スタッフが店主に注文を伝えるも、
「終わっちゃった、出来ない。」
「今日は無い、出来ない。」
「出来ない。」
都度都度そんな会話があって、
他客も注文を連続で断られていたりで、
そうなると、
何が食べられるんだろう?
どれなら口に出来るんだろう?
先述のように冷蔵ケースを眺め、
戦術を考えながら、
アタリくじを狙うかのように、
違う意味でそれを楽しみつつ注文したりで、
ま、そうだよね、
多くの人が来るようなチェーン店だったり、
大型居酒屋は品切れは少ないだろうけど、
こういう居酒屋にそれは求められないかな。
全ての食材には限定量があるってのは、
やむを得ないところではあって、
それは頭では理解出来るんだけど、
食べたいものが食べられなかったので、
悶々としないわけではなく、
腹八分ってな感じでの退店。
チリン!PayPay!
帰りにはコンビニに寄って、
おにぎりひとつで補給したのはナイショ。
(⌒-⌒; )