2012年5月、
鴨江にオープンした「海老一番」は、
初日訪問で食べていたんだけど、
その後、
今のイオンタウン浜松葵に移ったようで、
そこまでは覚えていたけど、
知らぬ間に閉じてしまったみたい。
この地ではなかなか珍しい、
海老を謳った一杯であったので、
記憶には残っていた。
で
そちらで働いていた方が居酒屋を開店し、
最近ではそのラーメンを提供しているとか。
居酒屋のランチ営業でラーメンを出す。
このご時世ではよく見かけたりすることで、
珍しくなくなってきたけれど、
懐かしき一杯が食べられるんだと、
SNS情報を見かけていて、
へぇ〜
それは気になる気になるで、
チェックしていたんだけど、
ようやく行けそなタイミングとなったので、
そりゃ、活かすべき!なんだわ。
古くは戦闘機のそれだったり、
僕的には勇者のそれだったり、
YMOのそれだったりだけど、
意図するところは知らずとも、
店名は気になるところなんだわ。
【呑み食い処 雷電】
JR天竜川駅から北上した辺り、
移転前の「龍壽」があった通り、
テナントビルの一角にあり、
駐車場は店頭と横に7台ほどの用意がある。
店内は左に厨房とカウンター、
右にテーブルなどがあり、
短冊の居酒屋メニューが壁に貼られている。
メニューはこちら。
もちろんラーメン狙いで、
塩と味噌があるけど基本は塩かな?
ゴハンものもあるので、
そちらと併せてイっちゃいます。
【雷電海老しおラーメン】¥800
ほぉほぉほぉ
エビですよ、エビ!
トッピングには揚げられた甘海老、
干し海老、海老粉の他、
鴨チャーシュー、メンマ、スライス玉ねぎ、
味玉、青ネギ、海苔が配されていて、
スープはやや濁りがあって、
見た目的にはオイリーに感じる。
エビを謳う一杯ではあるので、
甘海老などは分かるんだけど、
鴨チャーは何故に配されているんだろう?
昔のデータを探し出してみると、
当時の「海老一番」は豚チャーで、
エビを謳う中で、
わざわざ関係ない肉を合わせずとも良くね?
と思っちゃって、
今回と同様なことを書いてたっけ。
ま、ま、ま、
とりあえずスープをちゃぷちゃぷでひと口。
お!
「海老一番」においては、
甘海老の頭から抽出したスープ、
甘海老を炒め砕いた海老粉、
海老油などを使い仕上げていたそうで、
こちらでもそれは引き継がれているみたい。
海老の香りが立ち上がり、
ほんのりと甘みがあり、
やや強めのエンミでもって輪郭を形成し、
旨みをぐいぐいと押し広げてくる感じ。
ややオイリーなとこはあるものの、
さほど気になるとこではないかな。
て、よく見ると天かすらしきものも浮かび、
円やかさも感じられたりする。
合わせるは加水高めの中細縮れ麺。
ぷりぷりぷりっと弾力があり、
スープを馴染ませて上がってくる。
海老粉や干し海老を合わせると、
よりエビ感が増してイイわ。
で、スライス玉ねぎが意外に良くて、
シャリシャリと瑞々しき食感で変化を付け、
これは多めに欲しいくらい。
麺にも絡みやすくてイイのよ。
小エビの唐揚げは殻付きで、
香ばしき香りとがぎがぎと歯応えで、
エビ感が更に口の中で広がる。
メンマはポキポキ。
んでもって鴨は口にしてもやはり違和感。
燻製の香りが付いたもので、
エビの香りを邪魔するように思える。
あえて肉を合わせずとも良かったのにな。
小丼もイっちゃうよ。
【オニから丼】¥450
そのネーミングからして、
おそらくは唐揚げを使った丼かとは思うも、
オニとは何ぞや?
どうやらオニオンソースを掛け、
オニからと呼ぶみたい。
マヨネーズ?
タルタル?も一緒に添えられている。
オニからはゴハンにも合う味付けで、
程良い酸味と醤油感で箸は進み、
マヨネーズも変化を付けるにはイイ。
このマヨネーズは唐揚げとセットは良くも、
ゴハンがべちゃべちゃとしちゃって、
後半はちょいとクドさを生み出しちゃって、
出来れば別皿にしてもらいたかったな。
美味しかっただけに惜しい。
そんなところでの完食で、
記憶は朧げながらもこの一杯は懐かしく、
食べられたことは良かったわ。
チリン!PayPay!