菊川市東横地に誕生した「麺屋菜花奈」
新店が出来たとの情報をもらい、
初めて行った際はノーゲス状態で、
ほら、店主があの風貌でしょ?
ビビってしまった思い出がある。
それが5年余りを経過して、
静岡版究極の本で総合グランプリを獲得!
が、営業休止!
新店舗への移転するんだって!
店名もリニューアルするんだって!
休止期間には他店でお手伝いのイベント、
「バイト787」を行なって、
その人気度の高さを実感させられた。
で
当初は誰にも告げず、
知らぬ間にこっそりオープンさせると、
開店日は極秘扱いで聞いてはいたけど、
お口にチャック状態とされていて、
けーすけいとーラジオに電話出演した際も、
11月中と言葉を濁していたけど、
諸事情により発表せざるを得なくなり、
10月30、31日にプレ営業、
そして当初の予定通り、
11月1日にグランドオープンすることに。
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【menya 787】
その前2日間は土日ということもあり、
大変賑わったようで、
当然ながら花もズラリと並び、
正式オープンのこの日、
更に追加の花が並べられ、
ファサードは全てそれで埋まり、
トレードマークも遂には隠されてしまった。
“ 隠れ787”のあの窓も同様に。
道路に面する妻側の「n」はセーフ。
ついでに紹介するならば、
裏に回ると設備スペースを挟んだ両サイド、
ハゼ葺き屋根の谷の数が「7◯7」で、
ナナで挟まれているってのは、
知る人ぞ知る“隠れ787”ですぞ。
・・・ナナに挟まれる❤
(〃ω〃) ポッ
ちょいとトイレを借りたく、
店主にお祝いの言葉を添えてから借用。
ま、せっかくなので、
開店前の店内撮影の許可をもらいパシャリ。
席はカウンター6席、
片側ベンチシートのテーブルは2人×4脚と、
最大でオトナ14席分を用意。
壁はコンクリート打ちっ放しではなく、
それ風のクロス、
床は縞鋼板ではなく、
それ風の床材が使われ、
全体がグレーの色調で統一され、
窓枠やカウンター、エアコンなどは黒で、
モノトーンの世界観を作り出している。
小物類は逆にカラフルなものが多く、
あ、カウンター中央の時計がナイスだね。
「苦(9)」が無い「787」とはイイね。
厨房内には店主以外にスタッフが居て・・・
おんや?
マスク越しで定かではないけど、
どこかで見たような方。
「あれ?今日はもんじゃを作りに?」
「いやいやいや💦」
「鶏スープはいっぱいあるから。」
「いやいやいや💦」
イヂリはこんなもんでイイでしょうか?
こなもんで。(゚∀゚)
駐車場は全部で20台分あって、
到着した開店40分ほど前には、
まだ余裕があったんだけど、
ぽつらぽつらと車は増え始める。
先程の方がマイ誘導棒を手にし、
駐車場案内をしてくれてる。
先日のバイト787君よりもテキパキだな。
頑張ってください、バイトこなもん君。
外にはおとろしい面々が揃っていて、
ただのラーメン好きな僕としては恐縮恐縮。
待ちの列は延びていき、
開店の時を静かに待つのみ。
お!
ユトリちゃんも到着。
グランドオープンではあるけど、
準備を済ませてしまったのか、
店主は余裕で外で待ち客と歓談。
そろそろ開店9時だぞん。
「開店の口上はするの?」
「やらないっス。普段通りっス。
あ!こなもんさんにやってもらいます。」
「いやいやいや💦」
ホントに開店時間だよ。
「待たしときゃぁええよ、なんて、
どっかの店と同じじゃあないよね?」
「あ、じゃあ、中からドアを開けます。」
「あ、どうぞどうぞ。」
うへ?
外から普通に開けてるし!
新店舗開店ポールの方が驚き戸惑ってるし!
Σ('◉⌓◉’)
ポールの方が何時に来られたか不明ながら、
セカンドで6:30らしいですわよ。
続々と列が店内に進んでいき、
あ、そうなのね、ここでストップなのね。
12人ほどが中に入るとドアは閉じられ、
暫し暫しの外待ち。
20分ほどで案内があり入店すると、
左手前には券売機。
初日なのでメニューを絞ったようだけど、
それでも多くを揃えたラインナップ。
食べたいものばかりではあるけど、
まずは左上の法則に従ってみようかな。
あああああ
予告はしていたけど、
旧店舗の¥900から値下げしてるぞ!
小丼を加え、
ちょうど¥1,000になるように抑えたのね。
¥1,000超えのラーメンが増えてきたけど、
もうちょい食べたい僕にとっては、
食べ手にとってはありがたいね。
あ、ちなみに小学生も歓迎だそうですよ。
(;゜3゜)~ ♪
ポチッとして、
セルフの水を用意しての調理待ち。
「お待たせしました。」
あ、出来たのね。
窓からの日光で自分の影が出来ちゃって、
上手く撮れんぞ。
ちょいと斜めでイケるか。
【中華そば(NEO)】¥850
グラフィティフォントの入る白き丼、
そこに白ネギを浮かべた琥珀色のスープ、
麺はふにゃらと泳がせ、
で、スライスチャーシューは丸くまとめ、
メンマはその横に、
黒コショウを散らし、
三つ葉を仕上げに置いている。
メンマは細切りのものに変えたようで、
麺に擬態するかのように存在していて、
中央に目がイクように感じる。
なかなかに面白い。
スープをひと口。
ほぉ
ややオイリーで、
強めの味からの入りで、
節などの旨みが膨らんでくる。
ふっと鼻に抜ける感じからすると、
貝も入ってるのかしらん?
ベースがしっかりしてるので、
それらが浮くようなことはなく、
旨みをじっくりと味わえる。
白醤油かしら?
ちょい抑えても良さげかな。
合わせるは低加水平打ち中細麺。
柔らかくしなやさがあり、
でも軽くエッジが残っていて、
舌を軽くくすぐり存在感を示し、
もちっとした歯応えを感じる。
スープの馴染みは良く、
一体感を感じさせる。
ナカダ食品の麺、
上手く扱っているよなぁ〜
絡んでくる白ネギは熱を帯びて柔くなり、
しゃりしゃり食感で変化を与えてくる。
チャーシューは低温調理され、
薄切りスライスされたもの。
臭みなく柔らかな舌触りで、
肉の旨みを楽しめる。
黒コショウのアクセントもイイな。
細切りメンマは繊維質を感じるもので、
ポキポキ食感。
細くても存在感はある。
三つ葉は香りが強く、
口の中を一旦スッキリさせ、
次へ向かわせる為の清涼感あるアクセント。
食べ進めていくと、
あれ?
なんだこれ?
あ、鶏ももかぁ〜
スープに浸して隠していたようで、
サプライズ的登場。
熱が加わっているので柔らかさが増し、
脂も特に気になるものでなく、
これは面白い。
味わいつつの食べ進みで、
スープは残したくなく、
ゆっくり丼を傾けt・・・
おりょ?
柚子皮が仕込んであったようで、
爽やかな香りが一気に弾け広がる。
サプライズがイイなぁ〜
ゆっくり丼を傾けて、
その旨みを最後まで堪能し、
飲み干し完スペフィニッシュ。
どぅわ!
黒コショウが溜まってた!
あああああ
キビー!
黒コショウのインパクト強く、
一気に余韻を変えてったわぁ〜!
最後のひと口はキビー!
そこは避けなきゃだったなぁ〜
ま、ま、ま、
そこんとこはしょんない。
次は気をつけよう。
とにかくとにかく、
移転グランドオープン初日で、
東横地の厨房とは違って広くなり、
調理の行動半径も大きくなり、
プレ2日間の営業はしたものの、
まだ馴染んでいない様子の店主。
ま、今しか感じられない時間でもあるので、
そこは楽しんでやるんだろうなぁ〜
「ごちそうさまでした。」
新しい環境を楽しむ店主に声を掛け退店。
まだ続く列を眺め、
駐車場整理のバイトこなもん君に声を掛け、
その場を離れる。
新しい環境下で、
次なる展開をこれから楽しもっと!
移転リニューアルおめでとうございます!
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