うへ?
そんなに早いの?
とある店に行くってんで、
んじゃま、合流しましょうと投げ掛けるも、
その前に一軒挟むんだとか。
ありゃりゃのりゃ?
それじゃあ、何時にしますのん?
うへ?
そんなに早いの?
むぅぅぅぅぅ
それはなかなかに大変な時間帯だぞ。
そもそも起きれるだかん?
ちょいと厳しめではあるんだけど、
確かにまだ未訪問ではあるし、
そういう機会もそうそうあるわけでないし、
うん、な、な、なんとか頑張ろう。
と
翌朝向かったのは御前崎、
『道の駅 風のマルシェ御前崎』
その奥にある食堂が目的地。
朝焼けの光の中に立つ影はミ・・・某店主。
【御前崎レストラン たわら屋】
合流してあーだこーだ話をしていると、
朝7時の開店30分前にも関わらず、
ぽつらぽつらと客が現れ始め、
「あはははは、どうもどうも。」
某店主は声を掛けられ会話が始まるので、
自然とその輪に入る。
加圧抽出珈琲さん、どうもどうも。
開店時には行列になることが多く、
調理時間を考慮すると、
やはり早めの攻めになるそうで、
えええええ?
そんなに賑やかなの?
懐疑的ではあったけど、
ぽつらぽつらは列になり、
開店前には15〜20人が待ち構えるほど。
マヂなんですね。
さてさてさて
メニューを予習しておこう。
和風と煮干が基本的な一杯かしら?
限定なども出されているらしいけど、
初訪であるので基本を食べてみようかな。
あ、開店だ。
窓際のカウンターの他、
大半はテーブルが配置されての店内。
はて?
どうすれば?
あ、券売機ね。
左前方に券売機がある。
1歩踏み出すと、
うげげげげ!
壁には写真がずらり!
そして文字メニューもずらり!
マヂか?
マヂか?
マヂか?
ラーメン以外のゴハンものだったり、
定食だったり、
こりゃ、何だ?
ラーメンの限定か!
その情報量の多さにパニックになるほどで、
浜松の某ラーメン店を自然と思い出させ、
そちらをも彷彿とさせる量、
メニューの多さで困惑困惑。
券売機ボタンも何が何やらで、
ずらり連なる列の先頭でパニックパニック。
それでもやっとお目当てのボタンを発見し、
お金を入れてのポチリ。
オーダーはその時点で通るようで、
水を用意して席へ着き、
暫し暫しの調理待ち。
あ、番号を呼ばれた!
取りに行ってこなくっちゃ!
【淡麗煮干しラーメン】¥850
ほほぉ〜
なるほどなるほど。
こりゃあ、
専門店の一杯と遜色ない表情をしてるわ。
メニュー写真は見てはいたけど、
それを目の当たりにしたら改めてそう思う。
白き丼に淡き醤油感のスープ、
チャーシューは丼フチにはみ出し、
穂先メンマは沿わせ、
スライスと刻みの玉ねぎ、姫三つ葉、
これ何だろ?桜の花状のやーつ、
これらトッピングは全体的に小さく、
麺を広く魅せるように配されていて、
仕上げに黒コショウが振られている。
盛りの工夫が感じられるも、
麺線が流れるように揃えられていたらなぁ〜
麺が1本ちょろんとはみ出しちゃったなぁ〜
チャーシューに玉ねぎが載っちゃったなぁ〜
チャーシュー色が怪しげだなぁ〜
もうちょい丁寧さがあると良さげだよなぁ〜
ちょちょい惜しいポイントも見受けられる。
ま、ま、ま、
とりあえずスープをひと口。
あ、なるほどなるほど。
煮干の、確かに淡麗な旨みでもって、
ビターな感じがありつつで、
甘みのあるタレがそれに寄り添っていて、
うん、キャッチーさのある煮干という感じ。
これは食べやすさがありつつ、
ラーメン好きな面々にもウケそな印象。
上手いとこに収めてきてるなぁ〜
合わせるは低加水細麺で、
噂によると、
菊川方面で使われている麺と同じらしく、
スープをしっかりと馴染ませ、
ぱつぱつとした歯応えがあって、
この感じはイイなぁ〜
スライス玉ねぎは麺に絡みやすく、
刻み玉ねぎは時折絡んできて、
しゃりしゃりしゃり
瑞々しき食感で変化を付けてきて、
それは煮干と合ってるように思う。
姫三つ葉はふっと香りを放つ。
穂先メンマはしゃくしゃくと、
小気味イイ食感。
チャーシューは肩ロースが使われ、
低温調理されたレア仕上げ。
スライスされた肉は赤みを帯びていて、
全体的にくすみ、
グレーに変色した感が見受けられ、
ちょいと気にはなっていたんだけど、
ま、案の定、酸化臭が感じられ、
残念に感じたなぁ〜
で、桜のやつは何じゃらほい?
お麩でもかまぼこでもないみたいで、
口にしてみると、
じゃがいものさくっとした食感に似ていて、
ま、その正体は分からないけど、
見た目的ワンポイントはかわいくてイイ。
とかなんとかで食べ進めての完食。
道の駅という場所での食堂的役割だけど、
いやぁ〜
ラーメン専門店と遜色なく、
まぁ、そりゃあ、当然ながら、
ラーメン好きな面々も食べに来るわけだ。
化学的な要素は否めないけど、
十分満足出来る味であるので、
また機会が作れたら寄ってみよっかな。