決して今時!って感は無く、
歴史のある店だと思うけど、
以前一度食べたきりなんだけど、
また食べたくなった。
そう思わせるのって美味いからだと思う。
休憩を挟んでもう少し。
富士由比バイパス、富士東インターを下り、
そのまま北上した先が目的地。
おっと!
休日の昼開店のちょい前の到着だったけど、
既に行列が出来ているジャマイカ!
残る駐車場枠に停め、
その列に着くんだけど、
なんともまぁ、
人気があるんだわねぇ〜
日差しが強くて、
早く開店しないかなぁ〜、と念を送ると、
1分早く暖簾が掛かる。
おおおおお
想いが通じたであるぞ!
ツイてるであるぞ!
開店時刻を過ぎても何の説明も無く、
下手すると10分も開けず、
中でくっちゃべってる声が聞こえるような、
客を見下し、
思い上がった店もあったりする中、
たかだか1分であろうが、
わざわざ足を運んでくれた客に対し、
感謝の気持ちを感じさせるような店って、
応援したくなるよなぁ〜
味が良ければもっと応援したくなるよなぁ〜
・・・な〜んて、
たまたまかもだけど、
早い開店は嬉しかったぞ。
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【ラーメン 田島】
店内は左に厨房があり、
それを囲むL型カウンター8席ほど、
ギリ1巡目に入店出来たのは、
これまたツイてるぅ〜
手指消毒を済ませ、
その空いている席に腰を下ろす。
メニューはこちら。
セットには半チャーハン付きもあるけど、
単品だとそれは無いのよね。
となると、
それを食べたくなるけど、
ラーメンとのセットとなるので、
いやぁ〜
“手打”って文字に惹かれるんだよなぁ〜
手打ラーメンは食べたいよなぁ〜
¥100高にしてくれてイイので、
手打ラーメンと半チャーのセットは出来ん?
訊いてみたいところだけど、
客全員が調理待ちの状態だと気恥ずかしく、
ほら、僕って小心者じゃない?
声が掛けづらいのよねぇ〜
空調服を着た店主は寡黙に中華鍋を振るい、
鍋肌に回し掛けた醤油の香りが店内に漂い、
空っぽの胃袋を刺激し、
そのチャーハンを食べたくはあるんだけど、
小心者の僕は声を掛けることが出来ず、
それを悟られないように普通に注文するの。
そうなの。
「手打ラーメンひとつ。」
【手打ラーメン】¥750
双喜紋に龍が描かれた昔ながらの丼に、
透明感のある醤油スープが広がる中、
びろびろと縮れた手打ち麺を泳がせていて、
トッピングにチャーシュー、メンマ、
なると、青ネギ、海苔を配している。
スープをひと口。
ほんのりと甘みがある中、
さわやかな醤油感が広がる。
鶏ガラ、煮干などが使われているのか、
出汁に旨みはあり、
“昔ながら”の感覚はあるけど、
大人しいというよりはキャッチーな印象。
ふた口み口とレンゲを重ねてしまう。
合わせるは手揉みの入った平打ち縮れ太麺。
硬めな茹で上がりで、
びろびろと唇を、舌をくすぐる心地良さ。
スープはしっかりと馴染ませていて、
その一体感を楽しめる。
ノーマル醤油とは麺違いだと思うけど、
そちらは食べてはいないけど、
こちらの縮れ麺の方に惹かれると思うなぁ〜
チャーシューはバラ肉使用で、
柔らかく煮込まれているもので、
脂が甘くて旨みがあるわ。
メンマはぽりぽり。
海苔は麺に絡めることで、
磯の香りで変化を付けてくる。
スープと麺がとにかく楽しく食べ進み、
水を飲んで終わろうと思うも、
もうひと口、もうひと口と運んでしまい、
そのまま飲み干してしまいそうだったけど、
ま、ちょいと引っ掛かるものもあるので、
ほどほどにしての完食。
支払いをして退店すると、
外待ちが出来ていて、
その人気の高さを感じさせられた。
派手な今時の一杯ではないけど、
こういう定番の店が賑わうのってイイよね。
機会を作ってまた訪れたい店です。
( ̄▽ ̄)b