ここんとこ新店ラッシュのようで、
そんな情報情報がSNS上でも賑わっている。
情報入手が容易になってありがたい反面、
その新鮮な情報になかなかついていけず、
ブログのジレンマを感じたりたり。
ま、ぼちぼちと。
で
新店は京都からの移転だそうで、
0からの店よりは力がありそうで、
気になるところではあり、
実際気にはしていた。
このエリアに無いものが楽しめるかな?
そんな想いもあったりで。
ちょうどそちら方面に用事があったので、
いや、ち、ち、調整したのではなく、
マ、マ、マ、マヂ、ホントにそうで、
それなら寄れなくはないなと考え、
お昼時からはズレてしまい、
お腹は空いてはいるものの、
こんな機会は活かさにゃ!と向かってみる。
そうしゅる。
ナビを頼りに走っていくと、
あ、ここは以前走ったことがあるな。
あぁぁああ、
ここなんだぁ〜
見慣れたコンビニ、
ファミマがある同じ交差点にありました。
2021年2月4日オープンの新店。
【京都 麵や 向日葵(ひまわり)】
常用漢字の「麺」でなく、
正しくない俗字とされる「麵」を使うのは、
斜め的な見方をするような、
ある意味ひねくれ精神なのかしら?
キライじゃないぞ。
٩( ‘’ω’’ )و
初日13時頃の到着で、
思ったほどの混雑じゃないな、と思うも、
後で知ったのは営業開始は7時からなので、
全体的に分散されたんだなと気付く。
新築建物の両サイドには駐車場があって、
そのどちらも混雑していたものの、
1台だけ空いていたのでラッキー駐車。
花が多く飾られていて、
おっと!
「和歌山ラーメン七星」「GoKaKu」店主!
お知り合いなのかしらん?
存在は知ってはいたけど、
多色のバラは初めて見たわ!
なんとも、まぁ、不思議なバラだわね。
どうやって作るんだろ???
行列は開け放たれたドアの外まで続き、
その最後尾に着いて待ちます。
おりょ?
長渕剛の大ファンなんだろうなぁ〜
格好からしてそれと分かる集団が居て、
あ、お店の方に挨拶している。
京都の常連さんだろうな。
熱いなぁ〜
応援する姿勢が伝わってくるわ。
花は風除室にも飾られていて、
長渕剛ファン、自称長渕剛の名も見られる。
何か繋がりがあるんだろか???
おぅ?
「新福菜館」の花もあるじゃないか!
「麺屋 棣鄂」まであるぞ!
あらあらあら、
新福菜館で修業した方で、
長い間やってからの移転なのね。
なるほどなるほど。
そりゃあ、期待値が高まるわ。
とはいえ、移転開店初日であるので、
まだパフォーマンスは万全でないのか、
これが普通なのかは分からないけど、
回転が悪い気はするなぁ〜
退店する人も滞ってて、
列が前へ進まない。
風除室は開け放たれたままなので、
寒い寒い寒い。
寒さはもちろんながら、
ハラヘリヘリハラなので気持ちが荒ぶ。
まだかな?茉奈佳奈?
少し進んでやっと店内に半身入る。
厨房の広さに比べると、
客席は狭めでL型カウンター10席ほど、
それでも吹き抜けにしてあって、
明かりも取れているので圧迫感が無い。
これは上手い納まりだなぁ〜
うんうんうん。
あ、店主はあの方か。
あああああ、先の集団と同じ匂いがする。
BGMは長渕剛だし、
そういう繋がりでもあって、
似た感じの常連さんが来てくれたんだ。
なるほどなるほど。
棣鄂のばんじゅう(麺箱)も見えるぞ。
早く食べてみたいな。
あ、1時間経ってやっと順番が来たようで、
空いた席に案内され、
後客も3人ほど続く。
あの絵は迫力があるなぁ〜
長渕剛のイメージのまんまだわ。
新型コロナ対策は取られているんだけど、
メニューはリング留めで、
不特定多数の人が触るだろうから、
あまりよろしくないよに思うけどな。
そんなメニューはこちら。
明らかに塩そば推しだろうから、
初めてはまずそれからイカなきゃだわ。
それと焼きめし、唐揚げもイっちゃお。
て
なかなか注文を訊いてくれないな。
しばらく待っていると、
は?
後客から訊いてるじゃないか!
普通は案内した順でしょう?
ココロがザワつきはしたものの、
ま、初日だし、と鎮める。
でもやはり料理の提供もその順で、
ザワザワするさ、そりゃ。
( ̄(工) ̄)
【淡麗塩そば】¥750
移転ですからね、
そりゃあ、既に出来上がった感ある表情で、
重ねず並べてのチャーシュー2枚、
水菜、白ネギ、揚げネギ、海苔が、
見たことのない紋様の丼に収まっている。
うずまきって伊藤潤二かよッ!
(@Д@)ノ
おどろおどろしい漫画を思い出す。
う〜ん、
渦巻きに目がイっちゃって、
せっかくの盛りに関心が向きにくいなぁ〜
白一色の方が良さげでないかしら?
ま、ま、ま、
それでも味がどうか?だからね。
レンゲを差し入れてのスープをひと口。
("⊙∀⊙") ムヒョ~!!
キタよ、キタよ、キタよ!
ひと口目から期待値を上げてくるわぁ〜
厳選された鶏ガラ、豚骨、魚介を炊き、
塩はミネラル豊富な岩塩を使ってるそうで、
しっかりした動物系に魚介の旨みが重なり、
キリッとした塩が輪郭を描き切り、
ひと口目からぐいッ!と、
ハッキリとした旨みで押し上げてくる。
ややエンミは高めではあるけど、
負けじの旨みがバランスを取っている。
イイ感じじゃん。
合わせる麺は中細麺で、
これは京都・麺屋棣鄂(ていがく)製。
ぷつぷつとふすまが入っていて、
スープは間違いなく染み込んで馴染み、
たおやかで、
もっちりした歯応えを持っている。
これは相性イイんじゃないかしらん。
箸の動きに追随して流れを生み、
口の中に収まり、
柔らかな舌触りでくすぐる、
旨みあるエンミと共に。
白ネギはじゃりじゃりとした食感で、
揚げネギはビターな香りで変化を与え、
このアイテムはイイ感じで働くなぁ〜
海苔はエンミの前では目立ちにくいかな。
チャーシューは巻きバラ仕様で、
箸で持つとほろっと崩れるほど柔らかで、
脂身はトロけて舌を包み込むんだけど、
でも赤身はややパサな歯応えを残している。
臭みは無く、
噛むと滲み出る旨みがイイわ。
キャッチーでインパクトがあるんだけど、
エンミをもうちょい抑えた、
味わい型でもイケるような気はするな。
【焼めし(小)】+¥400(焼めしセット)
新福菜館の名を見かけたとあらば、
イイ評判を聞いたことがあったので、
焼きめしは是非とも食べてみたかった。
具材は少なめに玉子、ネギを使っていて、
こんもりと盛られたそれは、
醤油感ありありの濃い色合いで、
見た目的にはしゃっぱそうな印象。
スプーンはすっと差し込め、
ぱらっと口の中に散らばる。
“炒め”めしの炒飯ではなく、
米ひと粒ひと粒を焼く“焼”めし、
そんな表現が当てはまるほど、
米表面はパリッとしている。
味付けは想像通り醤油感強く、
ややしょっぱめではあるけど、
それよりも惹かれる旨みがあって、
ぐいぐいと引き込まれる。
食感と味付けがイイわぁ〜
【唐揚げ(三個)】¥300
餃子でなく唐揚げ。
ウリのひとつであるように感じたし
ハラヘリMAXオリックスだったので注文。
ゴロッと意外に大きな唐揚げが3個、
彩り的に水菜、
そしてマヨネーズが添えられている。
口にすると、
衣はカタクリかしら?
粉っぽい感じの舌触りで、
生姜の効いた下味がしっかり付いていて、
噛むと弾力があって、
ジューシーさが分かるもも肉。
味付けは強めではあるけど、
キライじゃないぞ。
主役のように主張する脇役といったところ。
ともかくともかく、
そんな感じで食べ進めての完食。
そして完全スープペロリの完スペ。
うん、なかなかだぞ。
全体的にハッキリとした味付けで、
もちろん旨みもハッキリしてるんだけど、
抑えての味わい型もイケそうだよなぁ〜
でも、また食べてみたいところだなぁ〜
うん、そうしゅる。
開店おめでとうございますッ!
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
あ、そうそう、
常連さんは店側に配慮して、
ビールをセルフで冷蔵庫から取り出したり、
追加で取り出したりしていたけど、
このご時世はどうなんだろ?と疑問だし、
初日に合わせて訪問の気持ちは熱いけど、
待ち客が居ることにも配慮して、
店主らとの会話は抑え、
短時間で去る粋なとこを見たかったし、
長渕剛ファンのカッコ良さを見たかったな。
そういうのを見ると、
どの店でも常連の行動は目につきやすいし、
見られているんだろなと思うので、
改めて静かに食べて去ることに努めなきゃ!
そう思うわ。
ま、それでも手探りで行動し、
スタイルに繋げていこうとしてるし、
人はみんな手探りしてでも、
STAY STAY DREAMだし、
格好ばかりでなく、
あの時の空を忘れちゃいないかを思い出し、
エネルギッシュなお前が欲しいわな。
よかおごじょ、よかにせどんになりたいね。
かごんまにまた行きたくなってきたな。