おなかは満たしたくあるけど、
気持ちも満たしたくある。
“実験室”と名乗ってはいるけど、
不安定なものではなく、
一定に保たれている恒温室のような安定感。
そして安心感。
そんなものが欲しくあったりするじゃない?
隣席とが間仕切られてるわけじゃないけど、
あるかの如く、
目の前の料理に集中したい。
間仕切らずの味集中システムの店。
遠州鉄道、第一通り駅のすぐそば。
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【汁なし担々麺っぽい専門店 ラボラトリー】
ウィルスには敏感にならざるを得ない時で、
ドア左側には除菌スプレーが用意されてる。
入店時には手指の消毒の徹底を、ね。
席に着くと、
まずはブラックボードの限定を確認。
そこからの組み立てで、
基本的であり、
やはり食べたくある一杯を選択なのさ。
【ほっき貝セット】¥680
まず提供されたのはこちら。
事前にTwitterアンケートがあって、
刺身、ほっき飯、両方やれの3択で、
両方やれが票を集めての実施。
尾長丼も迷ったんだけどねぇ〜
刺身はコリッ、グニュとした食感で、
そのまま食べてみると、
貝らしき強い磯の香りがして、
うん、
こりゃあ、出汁醤油は使った方が良さげ。
ほっき飯にはトロロも使われてたりして、
それが意外にイイ感じに作用してくる。
【ラボタン(辛さ3、痺れ2)】¥750
食べたいなと思って頼んだんだけど、
よくよく調べてみると今年初。
そりゃあ、
食べたかったわけだわ。
辛さ、痺れはそれぞれ自分好みに頼めて、
僕の中では定番化しつつある3、2にした。
トッピングにはひき肉、水菜、
青ネギ、カシューナッツを置き、
妖しげな色合いの唐辛子も見える。
麺の下を覗いてみるとタレがあって、
京都の製麺所・麺屋棣鄂(ていがく)製、
白き肌の多加水平打ち縮れ麺は黒く染まる。
トップを軽く散らしたらば、
全体が均一化するようにマーゼマーゼ。
ψ(`∇´)ψ
ぷりっとした弾力の麺は、
もちっとした歯応えがあって、
見た目ほどしょっぱくなく、
コクある中国醤油が効いていて、
これが深みを与えている。
辛さは程良く、
痺れは舌を麻痺させるほどでなく効き、
これが食欲を刺激する。
美味いなぁ〜
パサつきがなく、
旨みを持つひき肉も絡んできて、
水菜や青ネギも絡んできて、
更には、
カシューナッツがアクセントで入り込み、
このカオスな感じが惹きを生み、
夢中になって食べさせる。
あぁ〜
久々に食べたせいもあるんだろうけど、
やっぱ美味いなぁ〜
混ぜ系よりも、
ラーメンを食べる機会が多い僕だけど、
こちらのそれにハマってるのよ。
ひき肉がなんだか旨くなったよな。
イイ働きをしてるのよ。
な゛
やいやいやい、
いつも使おう使おうと思ってるんだけど、
黒酢は今回も使わずに終わっちゃった。
まぁ、使わずとも突き進めちゃうんだけど、
なんか味変を楽しむチャンスを逃したよで、
お楽しみはまたの機会に。ってとこかな。
(ーー;)
ん〜ん
お腹は食べてで満たされたんだけど、
尾長は食べずで満たされない感。
やっぱ食べとくべきだかしん。
【尾長(ハマダイ)丼】¥750
あ!
そうなのね。
刺身だけかと思ったら
炙りも入っているのね。
コリッとした歯応えに、
ねっとりとしたものもあり、
そこから甘みがじわ〜っと滲み出てくる。
炙りも同様に、
でも香ばしさもプラスしてで、
どちらもまた甲乙つけ難い。
これに出汁醤油を軽く落としてはむはむ。
でもそれだけじゃなくて、
浜名湖産生海苔も頼んでたのよ。
【新物生のりトッピング】¥100
目の前に提供された時点で、
その香りが強く鼻に飛び込んできたのよ。
香り強ッ!
ちょこっと摘まんでみると、
磯香りはもちろんなれど、
エンミ(塩味)ならぬ潮味といった感で、
しょっぱめではある。
ゴハンと一緒に食べてみるも、
その潮味が強くて、
出汁醤油をバランス取り感覚でちょい足し。
ふむふむふむ、
いや、悪くないだろう。
時を戻そう。
パクパクと残りも味わいつつの食べ進み。
で、完食。
汁なし系はもちろんながら、
やはり海鮮系もアリ。
てか、提供があるならば、
やっぱ食べておきたいとこだなぁ~
“実験室”は楽しめるぞ。