その存在を見かけたりで知ってはいるけど、
なかなか訪問出来ていない店はあり、
てか、そんな店は結構あったりする。
この日は突如として開拓モード突入で、
そんな気になっちゃって、
それなら行ってみたい店はあったなと、
気持ちが変わらないうちに向かう。向かう。
浜松は佐鳴台にあって、
オレンジストリートと呼ばれる道路沿い、
視界に入ることはあったんだけど、
通り過ぎてばかりだった。
駐車場は複数台あるけどさほど広くはなく、
でも開店前の到着だったのですんなり駐車。
うん、無事で良し。
【藤吉(ふじよし)】
暖簾をくぐりての入店は、
右手に厨房とカウンター9席、
通路を挟んで小上がり6人×3脚がある。
メニューはこちら。
お値段は抑えめで、
ラーメンはもちろんながら、
餃子も食べておきたいし、
あー、
チャーハンもイっとこうかな?と注文。
【チャーハン】¥550
まず最初に提供されたチャーハンは、
バサッと粗々しく盛られていて、
紅生姜が添えられている。
ほぐしチャーシュー、玉ねぎ、
青ネギ、玉子などが使われてて、
口にしてみると、
しっとりしつつのパラッとさ。
あっさりめな味付けではあるんだけど、
薄くて物足りないというものではなく、
その加減はイイ感じだと思う。
油のクドさもなく、
これ、好きだなぁ〜
紅生姜はこれには合っていて、
その酸味がアクセントとして働いてきて、
変化を付けてくる。
イイな。
【醤油ラーメン】¥500
飾り気が無く、
どことなく懐かしさを感じる一杯は、
トッピングにチャーシュー、メンマ、
青ネギ、海苔を配している。
海苔はひたひたに浸っていて、
ぴん!と形崩れなく魅せる今時とは違うね。
スープはガラ系のものであっさりと、
醤油はやや強めで酸味があったりで、
どことなく懐かしさを感じちゃう。
合わせるは加水高めの細麺で、
ぷりっとした弾力があり、
歯を入れると強めの歯応えがあり、
この辺は柔めをイメージしてたので予想外。
チャーシューはバラ肉を使用。
味がしっかりと染みていて、
ほろりとほぐれつつも噛み応えがある。
メンマはポキポキ。
海苔はほぐれ溶けるもので、
麺にも絡んでくる。
後半にコショウを振り入れると、
全体が引き締まってイイぞ。
【餃子】¥250
餃子を推しているようなので、
これはやっぱ食べとかにゃ!と注文。
小ぶりで細身のものが7個並べられていて、
浜松らしくもやしも添えられていたり。
これで¥250は嬉しいな。
まずはいつもの通りに、
まずは何も付けずに何も付けずにパクッと。
あ
サクッとした焼き目での食感の後、
甘みの中からニンニクがふっと香ってきて、
下味は大人しめではあって、
物足りない気はしないじゃないけど、
ちょうどイイ気もする絶妙な塩梅。
油のべちゃっとしたとこもなく、
餡のクドさも感じずで、
サクッ、サクッと食べれちゃう。
そのまま何も付けずともイケちゃう。
これ、好きだなぁ〜
ま、ま、ま、
ともかくともかく、
ズバ抜けてってな感じではないんだけど、
なんだかちょいちょいヒットしてきて、
この3点セットは腹が程良く満たされて、
新たな発見でココロが満たされる感もあり、
また寄ってみたく思えた。
うん、
ネットで絶賛される店もさることながら、
あまり見かけるわけでもない、
知らなかった店を知れたりだとか、
そんな食べ歩きもなかなか面白いな。
そう思えた店でありました。