大きな建物の会社前にあり、
通り掛かった際に目には入っていたものの、
その時は入らずでずるずる時は過ぎ、
やっとその気になっての初訪問。
【新華亭】
龍と雷紋が入る赤き暖簾をくぐると、
右には厨房付き赤きカウンター4席、
左にはテーブル4席×2脚、6席×1脚がある。
年配の店主によるワンオペになるのね。
メニューはこちら。
ラーメン、ゴハンもの、定食などが並び、
目についたセットにしたいんだけど、
持ち帰りがあるくらいだから、
餃子があればそれも食べたい。
でもその表示が見当たらない。
何度見返しても見当たらない。
キョロキョロと辺りを見回してみると、
テーブル席の方にだけ掲示されている。
よし、イっちゃおう!
「半チャンとぎょうざ!」
【半チャンセット】¥820
これはこれは賑やかッ!
カラフルに色が散りばめられた、
ラーメン、半チャーハン、サラダのセット。
ラーメンは赤き雷紋が描かれた丼で、
チャーシュー、メンマ、なると、わかめ、
青ネギ、コーンを置いている。
スープはガラ系のあっさり醤油味で、
特に主張するでない素朴さ。
縮れの入る中細麺を合わせてあるんだけど、
これがなんだか面白い麺で、
ぷにっと緩い弾力を持つもの。
スープのまといは良く、
啜り上げる時に軽く暴れる感じがイイわ。
ポキポキとしたメンマ、なるとなど、
合間に楽しんだり、
あ、コーンが時折入ってきて、
ぷちっとした食感と、
弾け出てくる甘みが楽しかったりする。
この一杯にあって、
特に目を惹くのはチャーシュー。
側が醤油色に濃く染まるバラ肉で、
ギシッと強めに噛み応えがあり、
これは特に力を入れてるように感じる。
チャーハンはハーフサイズらしいけど、
まぁまぁの量があり、
これは食べ応えがありそうだわ。
玉子、なると、青ネギ、チャーシュー、
椎茸などが使われているようで、
コメ肌は密に固められている。
レンゲに取ってみると、
見た目と同じく、
表面は固められていて、
口にしてみると、
硬さともっちりとした歯応え。
粘りがあるチャーハンなんだわぁ〜
だから食べ応えが重くあって、
食べた心地にさせてくれる。
なかなかヘビーめではあるぞん。
【ぎょうざ】¥400
せっかくだからと頼んだ餃子。
実は半チャンが提供された後、
作っている気配がなく、
確認してみると、
どうやら聞こえていなかったようで、
声を掛けたことで追っかけ提供してくれ、
危うく食べ損なうとこだったぜぃ。
ぷっくりしたものが8個が並べられていて、
焼き面はこんがりとキツネ色。
味が分からない状態なので、
最初から調味料で補強するのではなく、
まずはまずはそのままでパクリ。
熱ッ!
厚めの皮はアツアツで、
カリッと音がするほどの焼き目、
もっちりとした歯応えがあり、
最初は熱さとの格闘。
餡はニンニクが強く香るもので、
下味は僅かに酸味を伴いエンミが強め。
続けざまに食べちゃうんだけど、
やっぱりまずはそのまま食べるのが正解で、
十分な味付けがされているので醤油は不要。
皿には油がべっちょりと付いていて、
温度が冷めてくると気にはなってくる。
これは酢だな。
ちょい浸けすると、
酸味がさっぱりとさせてくれて、
油が気にならなくなってくる。
前半はそのまま、
後半は酢プラスがイイやも。
セットに餃子と、
ちょいと食べすぎた感はあるものの、
ま、ま、ま、初めて訪問出来たし、
新たな経験値追加は良かったかも。
退店後しばらくはニンニクが口の中を支配、
それが収まってくると、
今度はほわほわほわとバケガク感。
まぁ、やむを得んとこかな。
店内後客の喫煙もやむを得んとこかな。