大須で食べた後ぶらぶらして、
もう一軒と検索した中で見つけて、
気分高まったんだけど、
日曜は定休ってことで訪問ならず。

な～んか負けたよな気分になって、
リベンジせずにいられなくて、
なんとかなんとか機会を作っての訪問は、

【ラーメン専門店 八龍 千代田店】

他にも店はあるようで、
こちらは本店でなく千代田店と呼ぶみたい。

駐車場は店頭にあるんだけど、
無意識に有料駐車場に停めてしまう凡ミスに、
ちょいとココロ折れ。

暖簾はまくりあげているのではなく、
中央は丈の短い仕様となっている。
面白い暖簾だわね。

自動ドアは開放されていて、
その先には中待ち客が立っているので、
そこに着く。

「注文よろしいですか？」

へ？
スタッフがいきなりの注文ジャブ。
席にも着いてないし、
そもそも初訪問なので、
麺食らう前から面食らう。

（ーー；）

キレイな店内はカウンターとテーブルがあり、
メニューはカウンター上の壁に。

味噌がウリということは調べていたので、
モチのロンでそれを注文。

しばらくして席に案内され、
中華鍋を振るう音を聞きながらの調理待ち。

【みそラーメン】￥800

すり鉢状の丼は厚みがあり、
ずっしりと重い。
結構重い。

名古屋での味噌なので、
勝手に濃い色合いのものを想像してたけど、
思っていたより淡く、
ギラギラと油が光を反射している。
中央には炒められたもやし、
脇にメンマと白ネギ、
ど真ん中にチャーシューを鎮座。

スープをひと口。

熱ッ！

油によってアツアツなスープが攻めてくると、
次いで味噌が感じられる。

あまり先入観を持ちたくなく、
調べても詳細をじっくり読み込まないので、
名古屋中心部だから赤味噌かと思ってたけど、
後でもう一度調べてみると、
北海道味噌ラーメンなんだとか。

甘みがあって淡いかと思いきや、
唐辛子や生姜が絡み、
辛みのある仕上がり。
エンミ強めのしょっぱさが輪郭を際立たせる。

合わせるは中太ストレート麺。
麺肌は滑らかさがあり、
もっちりとして力強さを感じられる。
これがスープを絡め上げて、
一体感を作り上げている。

もやしはヒゲの無いもので、
長さは市販のものの半分程度。
炒められることで、
シャキシャキとした食感をキープ。
麺と合わせることで、
変化を与えつつ食べさせる。

チャーシューはももかな？
繊維質残るタイプで、
噛み締めにより旨みが滲み出る。

シャキシャキもやしに、
味噌絡めの麺を楽しみつつの食べ進め。

じわじわと楽しめる味噌で、
待ち客を作るのも頷ける。
頷けはするな、うん。

調理をする店主は常に中華鍋を振りつつ、
スタッフへ待ち客の席への振り分けなど、
詳細に指示を出してコントロール。
そのテキパキさは的確ではあるんだろうけど、
ちょいと店内の空気感をピリつかせてはいる。
食べる側も気ぜわしなさは感じるな。