しっかり調べず向かった先は定休日でフラれ、
んじゃま、どうすっかいねぇ~?と、
同じく以前フラれてしまった店にGO!
【麺や 剛(ごう)】です。Σ(゜Д゜)
2014年12月開店のこちらは、
あご出汁専門店とのことらしく、
ずっと気にはなってはいたものの、
やっとやっとの初訪問なんです、
朝ラーが根付く地域にあって、
こちらも同様に朝7:00開店なんだとか。
店内は左手に厨房があり、
U字型のカウンターが2つ、
6席ずつ計12席を設けています。
つけや限定の特濃は壁に案内があり、
ま、でも初めてなので、
レギュラーから塩をイっちゃいます。
【あごだし 塩】¥700
チャーシュー、メンマ、
青ネギが全面を埋め尽くし、
ウリのスープを魅せない予想外の盛り付け。
これは正直意外で驚きだったわ。
丼に顔を近づけてみると、
・・・あれ?ニンニク?
あごの香りを期待してたんだけど、
ホントに僅かながらではあるけど、
ニンニクらしき香りがする。
のような気がする。
はてはて?
あ、ちなみに・・・アゴというのは、
キンゾウでなく、
勇(いさむ)でもないトビウオ干しのことで、
ちなみにキンゾウは桜で、
彼らはザ・ハンダースの一員で、
6人組だから半ダースという由来で、
ものまねの清水アキラも在籍してたってのは、
年代を感じさせるネタではありますね。
あ
ま、まずはスープをひと口。
濁りあるスープはひと言で言えば・・・淡い。
動物系をベースにしてるようで、
コクは感じられるんだけど層は薄めで、
あご出汁もそうだし、
サポートすべき塩ダレも強いわけでなく、
ただの“ スープ ”なら滋味深くてイイんだけど、
ラーメンのスープとしては地味な感じで、
旨みはあれども淡くボンヤリとした印象。
そこになぜか微かなニンニクらしき香り。
合わせる細麺は加水低いもので、
スープとの馴染みは良く、
これは相性的にはイイかなとは思う。
絡んでくる青ネギはシャキッと存在感高めで、
ネギ自体は好きだな。
チャーシューは巻きバラ。
ホロホロリと崩れるほどの柔らかさで、
柔らかいけどパサつくツナのような感覚。
メンマは濃い色目的に、
もしやと思ったらどうもそうらしく、
店主はカナキン出身だそうで、
甘じょっぱい強い味付けはこれには合わない。
存在感の強い濃い味から、
淡い味に戻るには舌の回復に時間がかかり、
まったく合わない。
まったく合わない。
どこに主眼を持って行きたいのか、
なんかバランス的なまとまりが感じられず、
モヤモヤとしたものを感じてしまった僕。