ただのラーメン好きではあるけど、
ただの美術好きでもあって、
絵画はもちろんのこと、
造形も好きだったり、
そこからの展開でギャラリー、美術館、
展覧会などに足を運ぶこともあり、
当ブログでもちょいちょい紹介するので、
そんな認識もしてくれているかしらん?
【揚子江美術館】

C国にあるわけでなく、
本国藤枝にあります。


ちょいと怪しげな外観で、
ハツホーだと結構ビビって入りづらい。
全身像ならまだしも、
頭像がゴロリと置かれていたり、
造花が吊るされているのが入口?

そもそもそこがそうなのかすら分からん。
たまたま先に入る人達が居たので、
確信したことで入る勇気をもらったけど、
そうでなきゃ帰ってしまったかも。
恐る恐る入ってみると、
館内ももちろん怪しげで、
絵画はもちろん全身像などもあり、
更に怪しげさを増すのは造花。


天井から吊り下げされていて、
怪しさマシマシ。
モナリザであったり、

ゴッホの自画像やひまわりであったり、

シャガールであったり、

ピカソもあったり、
ゲルニカもあったり、

他もじっくり観たいところではあったけど、
館内は狭めだし席もあったり人も居るので、
ひとつひとつを観て回ることは無理め。

もしかしたらダリもあるのかなぁ〜?
エッシャーは無いのかなぁ〜?
福田繁雄はどうだ?
岡本太郎は?
奈良美智は?
村上隆は?
アンディウォーホール、キースヘリング、
ロイリキテンスタインなんて無いよなぁ〜?
なんてなことを思ってしまうんだけど、
洋画がメインのようなので、
ポップカルチャーなものは無いか。
芸術様式ならば、
アールヌーヴォーよりアールデコ。
でも、エミール・ガレは好きよ。
造形ならば、
横山宏、松岡ミチヒロ、植田明志、
宇田川誉仁・・・
フィニッシャーならば、
田川“pygmalion”弘・・・などなど、
そういう方面も好きだけど、
アートな世界は広いし深いし面白いよねぇ〜
∑(๑º口º๑) ハァウッ!
美術館とは名乗ってはいるものの、
美術館じゃないってのは、
薄々感じてはいるでしょうけど、
ここまでお付き合いいただいて、
誠に誠にありがとうございます。
改めましての紹介・・・
【揚子江美術館】

そういう名前が付けられた店なのです。
元々は「揚子江」だったらしいけど、
改名されたようです。



店内は・・・館内は先述通りで、
とにかく美術館仕様にはなっていて、
怪しさがビシバシってとこで、
ちょいと落ち着かないのは正直なところ。
カウンター2席、
テーブル4席×2脚ほどがあって、
BGMはピアノのクラシック曲が流れてる。

メニューはこちら。


ラーメンはもちろん、
一品料理や定食などもあって、
「おっぱいダムカラー」なんてのもあって、
迷ってしまうとこではあるものの、
セットを推してる感もあって、
そちらにしてみようかな?と注文。

時間は掛かると言われたけど、
そこは了承しての調理待ち。

【ラーメン・チャーハンセット】¥1,600

同時提供はありがたい。
タイム差が生じての提供って、
ちょいと萎える時もあるし、
単品注文はまだしもセットだもん、
写真も一緒の画角で撮りたいのよ。
麺ノビのこともあるので、
先ラーメンならまだしも、
先チャーハンって場合もあって、
舌がそっちに引っ張られちゃうこともあり、
ま、同時に食べるわけじゃないし、
注文重なりや調理の都合は理解出来るので、
毎度毎度ってことはないかもだけど、
僕的には同時提供はありがたい。
レンゲの兼用提供は別としても。

【ラーメン】

トッピングにはチャーシュー、
メンマ、刻み白ネギ、わかめ、
そして花形のかまぼこ・・・かと思ったら、
花麩を中央に置いていて、
ちょいと面白い表情をしている。
オイリーそうなスープなので、
ちゃぷちゃぷしてひと口。

おんや?
期待を裏切るスープですわ、イイ意味で。
鶏が使われた出汁だと思うけど、
ほんのりとした甘みに角のない醤油感で、
悪い印象は受けない。
で、去り際に香る香りは何だ?
ん〜ん
あ、そういうことか!
香味油にニンニクが使われているようで、
ほんのりと香ばしき香りがする。
ガツン!と効かせるものもあったり、
ガツン!と効かせ過ぎてるものもあったり、
それが逆奏功でぶっ壊しちゃうことあるも、
これは程良き加減での使い方。
惹きマシに奏功しているようで、
この絶妙感にオドロキ。

合わせるは加水低めの細麺で、
硬めの茹で上がりでしこぱつ。
スープとの相性も良く、
あれあれあれれ?
イイ感じじゃあないですか!
多量の刻み白ネギも自然と絡み、
ザクザクジャキジャキ食感で変化付け。
これなら醤油感上げても良さげだけど、
そこんとこは好みの差かもな。
わかめはわかめ。

チャーシューは噛み締め感あるもので
メンマは甘めの味付けでポリポリ。
お麩はお麩。
スープはたっぷり吸っている。
【チャーハン】

チャーハンは真ん丸い半球状。
玉子、チャーシュー、
青ネギなどが使われていて、
頭頂部には丁寧に置かれたグリーンピース。
紅生姜はその裾に。

しっとりとした仕上がりで、
しっかりとした味付けで、
はっきりとした旨みは伝えてくるけど、
最初のひと口はまだしも、
ひと口ひと口ごとにしんどくなってくる。
味付けは抑えても良さげには感じる。
うん、しんどいな。
完食はするんだけどね。

この日は2代目館長3歳の誕生日に合わせ、
「藤枝小祭り」が行なわれていて、
定休日もズラして行なわれていて、
ゆえに初訪問に至ったんだけどね。
会計時には手作り菓子が配られていて、
事前にInstagramで知っていたこともあり、
調理の初代館長ではなく、
おそらくはそのお母さんになるのかな?
ひと言映えて支払いを済ませての退店。
「光太郎君おめでとうございます。」
「ごちそうさまでした。」
怪しき美術館ではあったけど、
他にも気になるメニューもあって、
機会が作れたら覗いてみたくはあるな。
また訪館してみたくはありました。
はい、そんなところで。



