お！
外観だったり、
非常口っぽいデザインのやつだったり、
外待ち無しの珍しき光景を撮っていると、
「いらっしゃいませ！」
現れたるはナナちゅわん！
久しぶりなんだもん。
声を出す暇もなく、
お！って顔でフリーズしちゃうさ。
そうなっちゃうさ。
【menya 787】
お！
奥にはメイコちゃんも居るジャマイカ！
でも、ノーゲス状態。
「え？今日やってます？」
「営業してます？」
苦笑いされるんだけど、
早朝から忙しく、
先程まで忙しかったらしいけど、
ぷつっ！と途切れたらしく、
昼前にしてノーゲス状態で、
そんな中、
あちゃこちゃ写真を撮りまくる、
怪しき不審者が監視カメラに捉えられ、
「あ！タカ☆さん！」
ってことになったらしい💦
ま、ま、ま、
ナナちゅわんと久方ぶりに話をしつつ、
券売機やら限定案内の写真を撮りつつ、
何を食べようかな？と思案思案しつつ、
でも「ラーメンWalker」限定麺って、
この日が最終日とされているし、
それを食べたくて来たんだし、
それにすべく決断しようと思うも、
壁からスリックタイヤ顔の店主が覗いてて、
ナナちゅわんとの逢瀬を邪魔してきた。
イヂワル〜🥺
Walker限定麺の内容を訊くも、
「普通です。」と素っ気ないニュアンス。
ん？
他の気になる限定のことも訊くと、
さっきよりも饒舌に話し出し、
醤油と塩があるけれど塩推しらしく、
昨日訪れた「藤むら」店主は醤油を食べ、
気になって塩も食べていったそうで、
その感想もそのようだったらしく、
限定塩を食べるべき！と言わんばかり。
その流れ・・・無視出来んじゃんね？
“普通”な限定麺よりも、
推される限定麺にすべきじゃんね？
意思は固まりましたよ。
そりゃ、そうですよ。
狙いを定めてのポチリですよ。
そりゃ、そうですよ。
席選びたい放題ではあるも僕的定位置、
カウンター手前端に水が置かれ安堵&安堵。
店主とレディースのウェルカムなる店内。
イイ感じだぞ。
スグルゥは居ないようなので、
静かに落ち着いて食べられそうだ。
イイ感じだぞ。
安堵&安堵どどど。
いらっしゃいませッ！
そんな環境は威勢良き大きな声でぶち壊し。
ばっ！と厨房の奥から現れたるはスグルゥ。
バッドなタイミングで現れたるはスグルゥ。
「何だよぉ〜」
「居たのかよぉ〜」
「女性スタッフだけで嬉しかったのにぃ〜」
「ずっと冷凍庫に入っていなさい。」
「エヘヘヘヘヘ⤴︎」
イヂられが嬉しかったのか？
ニコやかなスグルゥ。
ういやつじゃのぉ〜
【乱切り手もみ麺の新neo中華そば・塩】￥1,200
ふむふむふむむ
赤雷紋入る白き丼には背脂浮かぶスープ、
透けて見える乱切り手もみ麺、
チャーシュー、メンマ、白ネギ、
何らかのスプラウト。
いつもに比べると、
どこかラフな盛りの印象を受ける。
麺がスープに荒々しく暴れているからか？
白ネギが丼の中央部で暴れているからか？
あえてそういう意図を持っているからか？
ともかくともかくラフな印象は受けるも、
変態店主のことだから狙いはあるんじゃね？
そんなことを思ったりもするけど、
全くの的外れで違うかもしれない。
知らんけど。
(。-∀-)
ラムスデン現象の赤ちゃんが見られ、
こってり感が見た目から伝わるので、
ちゃぷちゃぷしてスープをひと口。
ぬぉ？
アツアツ攻撃からの入りで、
こってりコク深きスープってのは分かるも、
柚子皮の香りが先行して来るぞ。
見ると確かに皮が浮かんでいるんだけど、
熱さでもって香りが引き出されたか？
それとも全体的にそういうものなのか？
時計に見立てると6時辺りを啜ったので、
反対側の12時辺りをもうひと口。
ぐわッ！
コショウが強ぇぇーーーッ！
ビシバシと刺激強しだぞぇ！
喉を直撃し、
咽せかかるほどの刺激だぜ！
え？
どんなスープなんだ？
まさか位置によって変化を付けている？
まさかまさかまさか・・・
気になって3時辺りも啜ってみると、
今度は穏やかな旨みでもって、
多分これが本質のとこかな？と思いつつ、
コショウの刺激が持続しているので、
それ以上は食べ進むうちに分かるか？と、
9時辺りはイカずにおこう。
後で店主に訊いたところ、
通常スープにサバや宗田などの節、
平子などの煮干をプラスしただけでなく、
専用の油も作っちゃったとかで、
醤油もあるんだけど、
塩の方が旨みを堪能出来ちゃうってこと。
ほらぁ〜
変態感が出ちゃってるよぉ〜
単なる限定のひとつではあるんだけど、
単なる使い回しによって、
単なる限定ラーメンを増やすだけでなく、
そこに想いを込めちゃって、
一杯としての完成度を追求しちゃうって、
これだけデフォも充実・・・っていうか、
充実しまくっているにも関わらず、
違う限定麺を作り上げちゃうって、
変態以外の何者でもないわ。
ラーメン馬鹿だわ。
閑話休題。
で、麺をイっちゃう。
手もみされたという麺は縮れていて、
太さも形状もランダムでまちまち。
肌はつるっと滑らかで、
ぷりっとした弾力、
もちもちとした歯応えがあり、
ぐぐっと噛み応えがある。
強めなスープに対し、
麺が負けてしまうような、
麺が浮いてしまうようなことはなく、
むしろ抗いを見える力強さで、
一体感良く食べさせる。
でねでねでね、
白ネギがイイ働きをしてるの。
アイキャッチ的に、
単なる飾りで置かれたのかもしれないけど、
単なる飾りで置かれたのではなく、
ザクジャキ食感の変化はさることながら、
辛みある風味が効果的。
実にイイ働きをしていて効果的。
蛇足ではなく、
画竜点睛を欠く的な存在感。
白ネギはこの一杯には必須だわ。
あ
他店ではちょこっと手を変え品を変え、
単なる限定麺が乱発されたりするけど、
単なる集客目的の為だけの限定麺だったり、
単なる小手先テクニカルな限定麺だったり、
限定の限定たる特別感を感じなかったり、
ワンデイ限定なんて出してたりすると、
メッチャさんに怒られたりするような、
つまんない限定麺が多く見られる中、
ちゃんと考えられたと感じられる限定麺は、
希少中の希少だと感じているので、
ゆえに真摯に向き合いたいと思わせるよ。
マヂでそれ。
ちゃんとヤレや！
で
そんでもって細いスプラウトは何？
カイワレにしちゃあ細いし、
何だろ？
何だろ？
何だろ？
あまり存在感が感じられない。
後で店主に訊いたところ、
豆苗らしいんだけど、
あのほろ苦さがあまり出ているとは思えず、
もうちょい太いものでも良さげには思うし、
合うようには思ったので、
それは伝えてみただけど、
そこは譲れないものがあるらしい。
この細さのまんまなんだってさ。
どうせ入れるならこの細さでなく、
もうちょいなんとかかんとか💦
チャーシューはヤマシロっぽいやーつ。
甘過ぎずのほんのりとした甘みで、
味付けはやや弱い感じもするけど、
ラーメンを邪魔しない味付けで、
しっとり柔らかジューシー。
燻製香に焦がしの香ばしさがプラスされ、
これはなかなかイイ感じよね。
メンマは柔らかく、
出汁が滲み出てくるもの。
柚子皮はここぞとばかりに麺に絡め、
香りでアクセント味変したりして、
そんなこんなで食べ進んでいくんだけど、
結構オイリー感はある一杯で、
リップクリーム要らずで唇を潤わすけど、
クドさを感じてくることがないのは、
それよりも旨みが上回っているし、
おそらくは油にも仕掛けが施されていて、
そんな考える余地を与えないほどで、
食べ終わりのラストスパートというよりも、
食べ始めからラストスパートという感じで、
無我夢中に食べさせる力がある気がする。
モチのロンで一気に完食。
モチのロンでゆっくりスープを味わい、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。
(￣▽￣)b ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ
(*ФωФ) ｼﾞｨｨｨ
顔を上げると店主がガン見。
感想を求められているような圧を感じ、
いつもの如くに思ったことを伝え、
訊いてみたいことを訊いたりで、
裏の暖簾辺りに移動し意見交換したりで、
はい、そんな感じで。
厨房を覗いて、
奥にいるナナちゅわんに手を振ると、
手前のスグルゥが大きく手を振る。
どけぃ！
どけどけどけぃ！
おめぇじゃねぇよ！
満面の笑みで手を振りやがるぅスグルゥ。
そんな大きく手を振りやがると、
スリップサインが見えちゃうぞ！
滑っちゃうぞ！
もう帰る！
一部始終をメイコちゃんがクールに見てる。
小さく手を振っての退店。
ま、ま、ま、
とにかくとにかくとにかく、
新作限定麺、この塩は良かったわ。
途中で考えながら食べるでなく、
無我夢中に箸を進めさせてくれ、
ラストまで楽しませてくれた。
なんかさぁ〜
楽しいラーメンを食べたいよねぇ〜
787においても、
他店においても、
楽しいラーメンを食べたいなぁ〜
ワクワクさせてもらいたいなぁ〜
今後ともにどうぞヨロシク。