フラれちゃったのよぉ〜
またフラれちゃったのよぉ〜
フラれ気分でロックンロールだぜ。
トムキャットだぜ。
F14だぜ。
静岡県最西端の湖西市で向かった先は、
以前も臨休で今回も臨休でフラれ、
リカバーで向かおうとした先は定休日で、
ココロ折れ折れの僕は右往左往。
県境を跨いで越境しちゃおっか。
うん、そうしちゃおう。
どこにしようか?思案思案で、
ある意味せっかくの機会なので、
ミホー攻めをしてみよう。
うん、そうしよう。
【ラーメン いしやま屋】
黒田屋出身なる情報は知っていて、
ラガヤは行ったことあるけど、
こちらはハツホー。
家系の家とは違い、
「屋」を名乗っているので、
屋系といったところか?
でもそういうラーメンが食べられるらしい。
券売機は左にある。
屋系ではおなじみ「地獄ラーメン」もあり、
そちらも気になるところではあるけど、
やっぱり今回本来の目的たる左上、
基本の一杯をイっちゃいましょう。
ポチリ。
セルフの水を用意して席に着くと、
スタッフに味の好みを訊かれる。
ハツホーであるので、
麺の硬さ、醤油の濃さ、油の量は、
全部普通でお願いしての調理待ち。
【ラーメン】¥820
黄色いスープですね。
店名の入る黒き丼で引き締められたスープ、
トッピングにはチャーシュー、ホウレン草、
海苔は控えめに1枚といった表情で、
そこんとこは似て非なるとこを狙ったか?
まずはスープをひと口。
お!
唇を油がヌメらすと、
とろんとトロミある優しい触感、
豚骨の香りが口の中に広がり、
それが鼻から抜けていく。
豚骨はワイルドな香りを放っていて、
醤油はややしょっぱめではあるけど、
醤油醤油で主張し過ぎるものでなく、
旨みと相まって味わせる仕様。
ニヤリとさせられちゃう。
イイじゃん。
合わせるは太麺。
肌は滑らかでムニムニとした歯応えで、
スープをしっかりと受け止めていて、
バランス的にはイイ感じ。
家系とは謳ってはいないんだけど、
それらしさは十分に感じるもので、
禁断の家系とは違うのだよ。
チャーシューは豚肩ロース2枚。
ホウレン草はシャキシャキ。
海苔はスープにひたひたに浸し、
麺に絡めて磯の香りをまとわせてパク。
1枚だけじゃ物足りないな。
やむなしやむなしだけど、
ちょっと物足りなく寂しい。
せっかくなので家系らしさを楽しみたく、
おろしニンニク、揚げニンニク、
台湾唐辛子を使っちゃおう。
うん、そうしちゃおう。
こういう変化が楽しいな。
箸が進んじゃうわ。
【ライス】¥60(終日ランチ)
家系にはライスかな?って、
近頃思うようになったんだけど、
それを見透かすようにランチは¥60って、
頼まずにどうするよ?ってとこ。
そのままパクパクと食べたらば、
スープと合わせちゃう。
ラーメンダレが置かれているので、
これでちょいと補強してから注ぎ入れ、
雑炊風にして楽しむ。
楽しめるんだわ。
やっぱ頼んで良かったわ。
てなことで楽しんで楽しんで楽しんで、
梅干を〆に楽しんで楽しんで楽しんで、
お口の中がスッパマンとなっての終了。
うん、これイイね。
浜松エリアで本格的家系が無くなり、
工場生産スープの借家系、家系系に溢れ、
ちょいと悲しい気持ちはあったけど、
ちょいと足を延ばして県跨ぎすると、
気持ち満たされるものはあるのね。
ロス感が埋められたようで良き良き。
屋系も良き良き。