ほぉ!
店名がキャッチーで、
“俺の”なんて頭に付くと、
僕家の、あいつの、おいらの・・・とか、
あの系譜の流れの店か?
なんてなことを思ったんだけど、
そんな噂は聞いたことがなく、
ふぅむ?
どんなラーメンなんだろう?
なんてなことを思ったんだけど、
聞こえてきた情報によるとジロー系だとか。
ほぉほぉほぉ
磐田にはその系統の店って、
知る限り直近だと2軒はあったはずだけど、
静かに閉じてしまったようで、
知る限りこの新店1軒が現存する店か?
浜北へ移転の「いこいらーめん鳥之瀬店」、
その跡地となる場所に出来たようです。
2024年3月18日オープンの新店。
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【俺のらーめん 神山】
昼前の時間帯、
店頭と道路を挟んだ駐車場はいっぱいも、
ちょうど出る車があってのラッキー駐車。
看板は白で新しく、
暖簾も白で風に揺れています。
引き戸は左が出入口なんだけど、
把手のある右は固定されて動かずで、
そうとは知らない僕はトラップに掛かり、
ちょいと恥ずい💦
客席を仕切る大きなガラスが目の前にあり、
券売機は右に。
ジローとまぜそばの2本立てで、
麺量やトッピングにより、
バリエーションを増やした展開。
無料トッピングはヤサイニンニクアブラで、
ヤサイ増しの違いの写真が貼ってあり、
それも含めて麺量を変えることも出来る。
さてさてさて、
麺の量の案内があり、
小 100g(一般的なラーメンの量)
中 200g(インスパ標準)
大 300g(結構多いです)
特 400g(かなり多いです)
と、表示されていて、
300gは浜松の店で食べているので、
まぁ、食べられる量なのは分かってるけど、
インスパ標準って本家二郎のことかしら?
となると、
中サイズにしてみよっかな?とポチリ。
左には中待ち席があるので、
前客に倣ってそちらで静かに待機。
店内は厨房前にカウンター7席、
サイズ違いでテーブル5脚の用意があって、
どちらも埋まっている賑やかさ。
スタッフは新店ゆえの態勢か、
5名がそれぞれの配置に就いている。
暫く待って空いた席へと促され、
食券を渡すとトッピングの量を訊かれる。
案内は目の前には無かったけど、
無料トッピングである、
ヤサイニンニクアブラのことだろうと思い、
どちらにしてもハツホーだもんで、
ノーマルな状態を食べたい。
「全部普通で。」
「全部“あり”ですね?」
目の前に案内が無くて見えないので、
言い直しされた言葉に軽くザワつくものの、
「全部普通で。」
言い直さずに答え、
静かに静かに調理待ち。
長ぇーーーーーな。
新店ゆえ、
開店から日が浅いゆえ、
まだ不慣れゆえ、
そこんとこはやむを得ない部分があって、
そこんとこは分からんでもないけど、
オペレーションの説明、教育とは別に、
私語も多いような気はして、
提供が遅いこともあって、
よりそのように感じてしまう。
近くの後客は関係者なのか?
スタッフの身内なのか?
スタッフ連中がいくつか言葉を掛けている。
まぁね、そりゃ分かりますよ。
全然問題は無いです。
でもジロー系の店なんだよなぁ〜
ガッツリ食べる店なんだよなぁ〜
すぐにでも食べたいんだよなぁ〜
早くに食べさせて欲しいよなぁ〜
長ぇーーーーーーーーーよなぁ〜
前客にもまだ提供されてないじゃん!
お腹ペコリンマックスだぜ!
20分。
前客への提供は済んだし、
あれは僕の一杯だろうな。
うんうんうん。
待った甲斐があったぞ。
は?
おいおいおい、
近くの後客が先かよ。
身内が先かよ。
「お待たせしました。」なんて、
スタッフも気遣いを見せてるけど、
は?
僕の方が先だよね?
どういうこん?
バカなの?
あ、次が僕のかよ。
時間差少ないので受け入れるけど、
暴れるところだったぜ。
こちとらハラヘリマックスなんじゃい!
【らーめん中】¥880
ヤサイ、ニンニク、アブラあり、
麺量200gの中盛りのノーマルジローです。
油たっぷりの層が出来ていて、
醤油色は濃い目で、
そこには麺が見えているけど、
もやし、キャベツの山に背脂、
チャーシュー、刻みニンニクの下に。
醤油ダレがしっかり混ざってないの?
手前と奥に極端な差が出来ているって、
なぁぜなぁぜ?なのなのと疑問疑問。
そのタレの垂れも気になるなぁ〜
ジローの盛りって気にならないけど、
丼フチ垂れタレは気になるなぁ〜
時間掛かっての提供なれど、
そこらは丁寧に時間割いて欲しかったなぁ〜
THAT's 雑ッ!
表層油は多いので、
ちゃぷちゃぷしてひと口啜ると、
あ、ほい!ほい!ほい!
油によるオイリーさはあるものの、
スープはさらっとしたライト感で、
でも豚の香りは感じられ、
醤油は程良きの効かせ方でもって、
ジロー感は感じられる。
醤油をお湯で割っただけのような、
しょっぱめのスープではなくて、
旨みは感じられるんだけど、
カラメにしても良さげには感じる。
麺との相性はどうかしらん?
引き出してみると、
厚みある平打ち麺で、
肌は滑らかさがあって、
スープはしっかりと馴染ませていて、
もちっとした歯応えはある。
ごわっと硬い歯応えではなく、
うん、そんな感じ。
ぐるりんぱ!と天地返しして、
もやし、キャベツを合わせたりすると、
食感の違いでの変化を付けてくるので、
食欲が刺激されて大口で頬張らせ、
そこに刻みニンニクも絡み出し、
更に食欲が刺激されて更に大口で頬張らせ、
ジローたる要素は楽しめるんだけど、
なんだか物足りないなぁ〜
麺は弱めだなぁ~
お腹的には物足りるんだけど、
気持ち的に物足りないなぁ〜
気分が高まらないなぁ〜
卓上にはタレらしきものもあって、
カラメには出来るだろうけど、
そうすると麺が負け過ぎる気がする。
一味唐辛子で味変を試み、
まぁ、それは奏功するんだけど、
そうこうしてるうちに残りは減るんだけど、
なんだかモヤモヤとしたものは積もり、
お腹は満たされての完食。
うん、お腹的には満たされて完食。
開店おめでとうございます。
(・Д・)
磐田地区で食べられるジローってんでハラヘリヘリハラだったらイケるとは思うけど僕は本筋の二郎系自体は食べたことがないのでインスパイア系のジローに限ってのあくまで僕のイメージするジローって大口で喰らわせる力強さってのがあってそれはスープにしても麺にしても荒々しきパワーを持ち合わせている魅力あるものだとは思うんだけど新店「俺のらーめん神山」のこの一杯ってその荒々しさが感じられずにジローっぽく作りましたよ!上手く出来てるでしょ?こういうの好きでしょ?って別にここに限らずオリジナルではない店は多々あるのでそこは否定するものではないけれどオリジナルを超えるべく作り上げていった感はなくて単なるコピーというかジローっぽく作ったコピーといった印象でそこに想いが込められていないような印象で画竜点睛を欠くって印象で豚骨背脂強醤油極太麺もやしキャベツ煮豚チャーシューを組み合わせたらそれらしくジローらしく見えるでしょ?ジローっぽいでしょ?そうでしょ?そんな感じの一杯がウケるんでしょ?ってそんな感じで作っただけの印象を受けちゃってスタッフ対応だったり調理時間の長さだったり垂れタレだったり気にはなるものはあったけどそれは新店ゆえと許容出来るものではあるんだけど実食したラーメンだけに絞った素直な感想としてはココロがワクワクするようものではなくそこは今後どうなるものか?少なからず気にはなるところではあるけれどサイホーは気分次第で積極的にそうしたいとは思えなかったのが今回総じての印象。