名古屋んナイトの宴は続く。
樞(くるる)前に飯田商店はあったけど、
そちらではラーメンは食べられず。
鉄職人さんの誘導で歩いていくと、
柳橋中央市場前を通った先、
西柳公園の真ん前が次なる目的地。
日本酒が種類豊富で、
そこで呑めるのはもちろん、
煮干ラーメンも食べられるそうで、
「んじゃ、そこにしまい!」
異論反論は無くの初訪問。
2023年10月1日オープンの新店。
【柳橋 和(にこ)】
漢字一文字「和」で「にこ」と読むらしい。
そうね、和やか(にこやか)と読むもんね。
確かに確かに。
わにこ、とは読まないでね。
ワニの子供ではないのよ。
階段を上った2階が店舗で、
ずらずらと続いての入店。
営業時間の表記は見当たらなかったので、
後で調べてみると、
朝7:00-10:00、
昼11:00-14:00、
夜17:00-23:00だとか。
えぇぇぇぇぇ?
呑める店なので夜営業は当たり前だろうし、
まぁ、ランチの昼営業も分からなくなくも、
えぇぇぇぇぇ?朝営業もやってるの?
朝ラーだってさ!
マヂか?
マヂか?
マヂか?
しかも水曜日の朝ラーが無いだけで、
定休日を設けていないみたいで、
ずっと営業かよ???
マヂか?
マヂか?
マヂか?
恐るべしな店だな、オイ!
体壊さなきゃイイけどね。
ちょいと心配になっちゃうね。
ま
それはそれとて、
日本酒のラインナップはあるけど、
好みを伝えると、
それに合うものを選んでくれるらしいので、
詳しくなくても安心して呑めそうだわね。
【特別純米酒 谷泉】
まずはビールを。ではなくて日本酒。
ビールの提供もあるんだけど日本酒。
甘過ぎるものは苦手だけど、
こちらは甘過ぎずのもの。
イイのよ。
【おでん】
そう、おでんもやっているってことで、
いくつか見繕ってくれての提供。
鰹出汁ではなく煮干出汁ってんで、
どんな感じ?って思って口にすると、
あああああ、煮干だ。
間違いなくの煮干だ。
煮干の旨みっていうより、
苦みを大々フューチャーといったとこで、
他の味に負けてしまうのではなく、
旨みで媚びてくるのではなく、
「にこ」のおでんはコレだ!って、
個性を主張してくるしみしみおでん。
他では見かけたことないおでんなんだわ。
【本醸造 朝日鷹】
ちょいとひと口もらって気に入ったので、
2杯目はこちらを。
甘みは更に少なく、
キリッとしたシャープさがあって、
うん、これ日本酒じゃないね。
もしもナイショで提供されたらば、
白ワインと思わせるような印象。
【純米吟醸 美寿々】
えっと・・・オススメされて呑んだけど、
メモを残していなかったし、
会話が楽しかったので失念。
おいしかったと思います💦
営業終了の時間が迫り、
そろそろ締めといきますか。
【素出汁麺・醤油】¥500
うわッ!
すっげぇッ!
顔を近づけずとも、
立ち上がる煮干の香りが強く感じられる。
エグいぞ!
かけスタイルの一杯で、
刻み玉ねぎだけが載せられていて、
ともすると寂しい彩りだもんで、
白ネギ、青ネギ、
せめて海苔も、って、
あれやこれや載せちゃうきらいってあるも、
この一杯には刻み玉ねぎだけで、
そこは譲れないこだわりだったのかな?
シンプルで好感は持てる。
てか、
そもそも“かけ”を提供することがエグい。
その出汁感に自信があるゆえなのかい?
それは旨いのかい?
まずはスープをひと口。
ぬほ!
効いてるねぇ〜
本日の煮干として、平子、飛魚、背黒、
白口、鯵、焙乾うるめが掲げてあって、
それらひとつひとつは分からなくも、
もちろん旨みはあるんだけど、
それよりも苦みが強くて凄くて苦くて、
ここまでのビター感ってあまり見かけない。
あぁ、煮干ねぇ〜、ってんじゃなく、
ぐわ!煮干だ!ってほどにインパクト大。
この煮干はスゴイと思う。
合わせるは低加水細麺。
硬めの茹で上がりでもって、
ぱつぱつと歯応え強めではあって、
強い煮干に対して抗うかのようではあるも、
一体感には欠けるところがあって、
好み的には好きな硬さではあるんだけど、
麺勝ちのきらいはあって、
もう少し柔くても良さげっちゃあ良さげ。
刻み玉ねぎはシャリシャリ瑞々しき食感で、
辛みがアクセント的に働いてくるので、
これはこの煮干には合うように思うんだな。
ふむふむふむ。
とかなんとかで、
呑んで食べて喋っての名古屋んナイト。
ラーメンで繋がった面々の集いは終宴。
和やかに終宴。
いやぁ〜
楽しかったわぁ〜
またの機会に。
( ̄▽ ̄)b