蕎麦も好きなのよ。
ただのラーメン好きではあるんだけど、
ただの蕎麦好きでもあるのよ。
あ、日本蕎麦ね。
旨い蕎麦が食べたくなったんだけど、
たまにしか食べたりしないので、
そうそう情報を持っているわけでなく、
どうしたものか?と思案思案で、
あ!
以前から気になっていた店を思い出し、
んじゃま、イってみよっかねって。
3年くらい前に89さんが上げていて、
へぇ〜、そういう店があるんだぁ〜って、
気にはなっていたんだけど、
そのエリア・・・
「ラボラトリー」があるのよぉ〜
蕎麦が頭を掠めるも、
ラボの引力にヤラれちゃってて、
ず〜っとそんな感じでミホー状態。
やっとやっとやっとのハツホーですよ。
浜松「ゆりの木通り」に面しているけど、
1階の路面店ではなく、
2階の空中店舗で、
初めてだとナビは必須。
看板は出てるけど、
奥に細長い建物の傍に入り、
階段を上った先が目的地。
暖簾は掛かっているんだけど、
分かりづらいのは否めないな。
【手打ち蕎麦屋のこんくらい】
店内はカウンターとテーブルがあり、
いや、狭いので全容は見えずで多分💦
賑わっている様子。
メニューはこちら。
ハツホーだと写真があると分かりやすいも、
それがなく残念。
メニュートップが推しかなと思い、
冷たい蕎麦のセットでイってみようと注文。
周囲の案内を見たりしつつ、
やっとのハツホーでの調理待ちに、
ワクワクドキドキしてきちゃう。
おりょ?
紅富士マス丼、小鉢は提供されるも、
メインたる蕎麦が出てこない。
暫し待ってみるも出てこない。
まだかしらん?
温かい天丼とは違い、
冷める心配のないマス丼とのセットなので、
全部揃ってから食べようかと更に待つも、
一向に出てくる気配を感じないので、
メニューを見直したりしてると、
“三角食べはおすすめしません”
“出された順にお召し上がりください”
“写真を撮りたい方は・・・お申し付け”
などと書かれていたので、
提供順に食べとけ!って理解し、
先にマス丼からイっときますか。
【紅富士マス丼】
鮮やかなオレンジ色がイイですねぇ〜
器の赤、白きゴハン、マスだけでなく、
大葉の緑、柴漬けの紫が加えているので、
見た目のまとまった印象を受けます。
醤油も添えられているけど、
まずは何も足さずにマスを口にすると、
あ!
イイねぇ〜
しっとり柔らかな脂のノった身で、
くにっ、こりっとした歯応え、
サーモンに似るその風味が広がると、
舌の熱で溶けた脂がふわ〜っと追ってくる。
刺身単体であるならば、
全く臭みを感じないので、
そのまま食べてもイケるな。
でもこれは丼ものなので、
醤油を垂らしてゴハンと食べると、
あ!
薄っすら酢を効かせての酢飯だ!
マスの脂とのバランスを考えての調整で、
酢が抜きん出ることなくサポートし、
醤油を加えても旨み・脂が感じられる。
別添えの山葵を足すと、
これまたイイ感じで、
ニヤけつつ頬張っちゃう。
マス丼イイなぁ〜
大葉で巻いても良し、
箸休めの柴漬けとの相性も良し、
これはイケます。
イケます。
・・・イケマス。
(*´艸`*) ぷぷぷ
てなことで、
箸は進んで進んで食べ終えちゃった。
小鉢にはグラッセっていうのかな?
ニンジンを甘く煮たものが付いてて、
甘いといっても仄かな甘みなので、
口が甘さで侵されることなくはむはむはむ。
【冷たい蕎麦 紅富士マス丼セット】¥1,900
【冷たい蕎麦】
20分遅れでの提供。
ゆったりと食事を取るにしても、
複数人で会話を楽しむにしても、
マス丼はあっという間に平らげちゃったし、
ハラヘリヘリハラ状態ならまだしも、
お腹に物が入っちゃうと、
逆に早く満たしたい気持ちが湧いてきて、
待ち時間が長いとさすがにイラつく。
でもって、
提供した時間が美味しさのピークで、
非常に早く、
秒単位でノビちゃって、
風味・食感が落ちるんだと、
周囲のあちこちに案内がある。
しつこいくらいに書いてある。
早く食べなきゃ!
早く食べなきゃ!
早く食べなきゃ!
強迫観念にかられて焦る。
散々待たされてノビていたのに、
すぐ食べないとノビる!
さっさと食べろ!って、
急かされているようで、
その緩急がなかなかキビー!
蕎麦は普通のイメージとは違って細く、
てか、極細だよ。
スッゲェ細いの。
箸で掴もうとすると、
ん?
既にくっついちゃってて、
ほぐそうにもほぐれずなので、
まずは通ぶってそのまま口にすると、
うん、水っぽい。
冷水でしっかりと締められていて冷たく、
極細蕎麦の間にそれを多く含ませてて、
水切れが悪い状態でもって、
蕎麦の風味というより水っぽさが優勢で、
冷たい温度帯も邪魔しちゃうので、
蕎麦の風味やなんかはよく分からず。
蕎麦つゆを早速使い、
ささっと食べちゃおうとするも、
これまたほぐれずの塊で、
もうそうなると蕎麦つゆでもほぐれずで、
新たな形のシン蕎麦といった感じで、
ぷりっとした弾力に、
コシある歯応えなんだけど、
そんな食感の大根のツマのような印象で、
極細である必要性はない気がするな。
つゆはカラメ醤油醤油してなくて、
カツオの風味がよく感じられるもので、
これはイイ感じではあるけど、
啜り上げしにくいもんで、
それを麺は活かしきれず、
相乗効果を楽しめないし、
喉越しがイイとも思えない。
冷たい蕎麦は極細なのに対し、
温かい蕎麦は平打ちらしいので、
そちらの方がイイかもだなぁ〜
【蕎麦お代わり】¥850
先の蕎麦が提供された時点で、
お腹の容量予想がついたので、
お代わりをお願いしていた。
ハート型の蕎麦も入っていた極細蕎麦は、
蕎麦つゆに浸けたり、
山葵を付けたり、
薬味などを使ったり、
ま、なんとかかんとかお腹的には満たされ、
さらっと粘度の低い蕎麦湯を飲んで終了。
チリン!PayPay!
店主は元公邸料理人ってのを謳っていて、
調べてみると、
ブラジル、ウズベキスタン大使のそれで、
更に調べてみると、
大臣や皇族の方がいつ来てもイイように、
そういう風にお客様をもてなすように、と、
レベル高き接客スタイルを目指し、
店の雰囲気を高めている様子。
なるほどなるほどなるほど。
が
そんなにすぐくっつく蕎麦ってどうなの?
こだわり高く、
お客様に対する接客意識も高く、
大臣や皇族云々てぇのも分かるけど、
そんなにすぐにくっつく蕎麦ってどうなの?
麺類はノビないように急いで食べるし、
写真も急いで撮るようにはしてるけど、
今回もそこは意識はしたものの、
いうても“食事”なんだよなぁ〜
駅の立ち食い蕎麦じゃないし、
発車時刻が迫ってるわけじゃないし、
先述の通り、
提供した時間が美味しさのピークで、
非常に早く、
秒単位でノビちゃって、
風味・食感が落ちるって、
周囲のあちこちに案内があって、
しつこいくらいに書いてあって、
早く食べなきゃ!
早く食べなきゃ!
早く食べなきゃ!
強迫観念にかられて焦ってしまって、
“味わわないで味わってください”って、
そんな表記もあったりで、
それって何か違くね?
本末転倒ごろんごろん
=͟͟͞͞('ω')=͟͟͞͞( ε: )=͟͟͞͞(.ω.)=͟͟͞͞( :3 )=͟͟͞͞('ω')
大臣や皇族にも早く食べろ!って求めるの?
提供された側のペースで食べちゃいかんの?
提供側の自己マン過ぎやしませんか?
オナニーだけじゃ相手は満足しませんぜ。
やっぱり相手のことを考えてねっとり・・・
え?
\(//∇//)\
Googleや食べログのコメを見てみたけど、
こんなことを書いている人って見当たらず、
あれ?
そんなことを思う人って居ないの?
公邸料理人ってな謳いに、
肯定受け入れ何の疑いも持たないの?
え?
啜り上げも出来ないくらいのボテボテ塊で、
ホントに喉越しがイイの?
マジョリティだとは思ってないけど、
マイノリティな感想なのかもだけど、
あまりに良い感想良い評価ばかりなので、
さすがに自信失くしちゃうなぁ〜
マヂかぁ〜?
マヂかぁ〜?
マヂかぁ〜?
打ちのめされそうだぜ。
とは言っても、
以前から絶賛記事ばかりでなく、
テンプレート記事ばかりでなく
キレイゴトの感想ばかりでなく、
素直に感じたことを書くようにしてるので、
こんくらいのことでは泣かないけどさ。
Don't cry ,タカ☆
(。・ω・。)