テレビを観たの。
そうなの。
静岡朝日テレビ『とびっきり!しずおか』、
その中のコーナー「とびっきり食堂」で、
紹介されていたの。
そうなの。
カレー屋だけどラーメンがあるようで、
そりゃあ、口にしてみたくなるわな。
アイワァナ。
野菜がいっぱい入っていて、
最後はモチのロンでライス投入って、
間違いなき楽しみ方。
ワクワクだぞ。
宝くじ売場んとこを曲がっていくと、
看板が見えてきた。
看板だけが見えてきた。
この奥なのか?
砕石の駐車場があって、
店はアソコか?
ココか!
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【カレー処 ヤサカ】
初めてはいつもドキドキなれど、
入ってみなきゃ分かりませんもの。
今週のカレーなる案内もあって、
食べられるのは間違いない。
恐る恐るではあるけど入ってみよう。
店内は手作り感を大いに感じさせ、
スタッフがすぐに迎え入れてくれる。
テーブルもあるけど、
ひとりはカウンターなのさ。
窓際のそれに着いてメニューを眺めよう。
店頭にもあった今週のカレー。
ランチメニュー。
ん?
無いな。
グランドメニューを1枚ずつめくってみる。
ん?
無いな。
見落としがないか、
もう一度見直して、
ランチメニューも見直して・・・
無ぇぇぇぇッ!
え?
テレビでは今週のカレーとも、
限定とも説明はなく、
周りをキョロキョロしても案内は無く、
え?
無いの?
あたしゃ、何しに来たの?
スタッフに訊いてみるも、
提供はないとにべもなし。
マヂか!
無いからといって退店するのは気が引け、
せっかくのハツホーなので、
カレーを食べるかな、と、
気持ち改めての思案思案。
店名を冠するものがあったので、
ハツホーだもの、
それをイクべきだなだなだな。と注文。
ランチはサラダ・スープ付きだそうで、
まずはそれを口にして待つのだ。
サラダをむしゃむしゃ、
糖の吸収を緩やかにするのだ。
スープを飲みつつ待つとカレーの登場だ。
【ヤサカカレー】¥1,450
シ、シ、シンプルぅ〜
カレーとライスを分けての提供なんだけど、
視覚に白が多く入ってきちゃうのよねぇ〜
白い皿には副菜も盛られているけど少なく、
ほんのちょいの少なさでほぼ同系色、
そこに白いライスだもん。
余白が多いし、
寂しい色使いで、
僕的には見た目でのワクワクさはない。
味的にはどうなんだろ?
視覚効果は弱くとも、
味覚で挽回するパターンもあるからね。
食べてみにゃ分からんのよ、実際。
て
どうすりゃイイんだ?
カレーは掛けるべきか?
カレーに浸ければイイのか?
特に説明はされなかったので、
自由に食べればイイんだろうけど、
ん〜ん、どうしよう?
皿が浅いので掛けは止めて、
スプーン取りのカレー浸けにしよう。
位置を交換していざいざいざ!
あ、その前にカレーはどんな感じか味見を。
うんうんうん、
甘いカレーだn・・・辛ッ!
甘いカレーだと油断した途端、
辛さが襲ってくる。
結構辛いぞ。
豚と玉ねぎの甘みが溶けたポークカレー、
辛口のブラジルカレーの2種を合わせ、
甘みと辛みを両立したもののようだけど、
まさにそれな!
甘辛いのではなく、
甘さと辛さが交互に感じられる感じなのだ。
これはまた面白いな。
豚肉は繊維でほぐれていて、
甘い辛いの中に紛れ込んできて絡む。
こりゃ、何だ?
ライス中央に刺さる針のような葉。
妙に気になったので、
そのまま口にしてみると、
うぐぁぁあぁぁああ"あぁあ
ローズマリーじゃないか!
香りが強いもので、
肉の香り付けに使われたりするけど、
また油断したぁ〜
結構クセある香りなので、
カレーを口にしてミックスする。
副菜をイっちゃおう。
キャベツはスパイスで香り付けられたもの。
パプリカと大根はピクルスで、
僕的には大根の方が好きだな。
ま、でも副菜の量が少ないので、
もっと楽しみたいところだなぁ〜
食べ進んでいくと、
徐々に毛穴が開いてくるのが分かる。
新陳代謝が活発になるような気がする。
多分そうなっているはず。
うん、そう、そうなのなの。
チリン!PayPay!
テレビ放映後の間もない頃の訪問も、
そのきっかけとなったラーメンは無く、
なんで無いのかは分からぬままで、
モヤモヤモヤで、
気持ち切り替えてのカレーだったけど、
そりゃ、チェーン店とは違うので、
お値段的には張りがちなのは理解するも、
その割にはワクワクしなかったなぁ〜
見た目の視覚効果が高いわけじゃなく、
味的に悪いわけじゃないけど、
気持ちがさほど高まらなかったのは事実。
ラーメンが食べられなかったのもあるけど、
気持ちがさほど高まらなかったのは事実。
いろんな意味が重なってなんだか残念。