御前崎に行けてない。
禁断症状に襲われていて、
あっちかな?
こっちかな?
右?
左?
キョロキョロリ?
とにかく行けてないので、
あれやこれやと行き先を迷ってしまう。
気持ち高めて向かおうとするんだけど、
いつもの如くで腰重く、
コタツから出られずに根が生えちゃって、
それじゃダメだ!
ココロに鞭打って立ち上がり、
いざいざいざ行かん!
ま、休日とはいえ、
遅めの時間帯なら空いてるだろうし、
2軒はイケるかな?
などと高を括っていたのが大間違い。
何かイベントでもあったっけ?
そう思えるほどに混雑してて、
駐車場にも停めれずで、
マー油豚骨は諦めざるを得ず、
ん
ん
ん
でもでもでもでも、
それならそれで食べたいものはあるし、
アレもコレも食べられるチャンス!
気持ちを切り替えちゃうのだよ、坊や。
【中華厨房 東風】
遅い時間帯ということもあり、
ピークは過ぎたようで駐車場も空いている。
お!
2022年4月からは定休日が変わるのね。
月火→日月になるんだって。
ちょっと来にくくなりそうだなぁ〜
手指消毒を済ませての入店で、
空いているカウンターに着きます。
メニューはこちら。
ゔへ?
以前は写真付きメニューだったけど、
文字だけのものに変わっちゃった。
うぅむ、そうかぁ〜
ひと通り眺めるも妄想していたものがない。
Cセットもイイんだけど、
ラーメンの種類変更は不可なので、
食べたかった一杯と組み合わせるには、
あのハーフが必須だったんだよなぁ〜
ノーマルサイズだと多そうな気はするので、
スタッフに訊いてみると、
厨房からOKが出たのでそれを。
それと食べたかった一杯を併せての注文さ。
以前のメニューを覚えていて良かった。
訊いてみるもんだな。
【レバニラハーフ】¥480
コレですよ、コレ!
レバニラがイイのですよ。
東風のレバニラがイイのですよ。
コレを食べたいがゆえに、
足を運ぶといっても過言でないくらい、
僕は惹かれる一品であるのです。
ハーフサイズではあるんだけど十分量で、
逆にフルサイズだと多いかもしれないなぁ〜
炒められたもやし、ニラなどの隙間からは、
主役であるレバーが顔を覗かせている。
立ち上がる香りがそそるのよぉ〜
レバーはひと口サイズでもって、
薄衣をまとわせて下揚げしてあるようで、
表面はダレずにぱりっとしていて、
ぷりっとした弾力、
くにっとした歯応えがある。
僅かにピンク色で、
火を通し過ぎてはおらずの絶妙さで、
臭みないレバーの旨みを楽しめる。
んでもって、
もやし、ニラ、玉ねぎもイイのよね。
くたっとしてはおらず、
しゃきしゃきと元気良い食感で、
僅かに香るニンニク、
ビシッと効いたコショウ、
ピリッと辛み、
それらを強めの醤油ダレがまとめていて、
レバー共々楽しめる。
あああああ
ラーメンが来る前ではあるけど、
小ライスが欲しくなっちゃうなぁ〜
一緒にバクバク食べたい気分だわ。
とかなんとか迷っていると、
目的となる一杯が提供されましたぞん。
【五目あんかけラーメン】¥1,100
どぅでぇ?
どぅでぇ?
どぅでぇ?
てやんでぇ!
見るからにそそられない?
レバニラに醤油ラーメンなどが付く、
ラヲタ必須の「Cセット」もイイんだけど、
他のラーメンも食べたかったりするので、
単品で頼みたくなる一杯なの。
そうなのなの。
エビ、豚肉、白菜、チンゲン菜、しめじ、
生キクラゲなどが餡がかっていて、
丼全体に、
丼フチまで広げられていて、
もうね、そりゃね、
タマラナイでしょ?
レバニラもそそるけど、
こちらもそそるでしょ?
んでもって、ね、
そんな具材の隙間に見えるスープ。
そこに浮かぶ細微塵の白ネギがイイの。
そうなの。
僕の勝手なイメージではあるんだけど、
このネギの切り方の一杯は間違いない!
ぜってぇ旨いにキマッテル!!!!
と思ってて、
そんなこんなでレンゲを差し込み、
ひと口啜ると、
ほらぁ〜
ね?
ね?
ね?
間違いないのよぉ〜
爽やかな酸味の醤油が効いていて、
香るゴマ油が食欲を刺激してくるのよぉ〜
イイのよぉ〜
トップの餡からも入り込むものもあり、
コク深さをもたらしているのよぉ〜
ありがたいことに、
レンゲを置くように器が付いてくるので、
ここで休憩をしてもらうんだけど、
これでレンゲが丼の中で暴れずに済むし、
それに注意を払わないで済むし、
僕的にはとてもありがたし。
食べることに集中できるんだわ。
てなことで麺を引き出してみると、
現れたるは細麺。
スープはもとより、
アツアツの餡も絡め上げてくるので、
そりゃ、間違いないじゃんね?
それらに負けないよう硬めの茹で上がりで、
しこしことした歯応えでもって、
一体感良く楽しませてくれる。
イイじゃないのさぁ〜
具材も一緒に絡めちゃうぞ。
あ、そう、
で、その具材なんだけど、
大きさは大きくなり過ぎないよう、
全てひと口サイズに切り揃えられていて、
白菜などは削ぎ切りされている。
表面積を増やすことで、
短時間で均等に火が入る効果があったり、
もちろん味の染み込みも良くなったりで、
中華系だとよく見られたりするよね。
エビや豚肉を見て見て見て!
ちゃんとチャンしてあるのよぉ〜
下味を付けて、
片栗粉付けての下処理がしてあって、
その旨みを閉じ込めているの。
そうなの。
丁寧でニクい技法が使われているのよね。
温度低下によって、
甘みであったり、
ゴマ油のコクが醤油より上回ってくるけど、
決して失速というものではなく、
それも計算に入れての味付けのようで、
それがまた魅力的に感じちゃって、
飽きずに最後まで食べさせる力がある。
あ゛
僕が考える旨い一杯って、
また食べたいか否か、が基準で、
味見程度にひと口だけ食べて旨い!でなく、
最後のひと口まで食べ切って、
また食べたい!
そう思わせてくれる一杯が旨いのだろうと。
次もまたそれを食べたくなるし、
その店にまた足を運びたくなるのよねぇ〜
それはSNSを賑わせようが、
化学の力を使おうが、
有名店であろうが、
人気店であろうが、
名店であろうが、
名人であろうが、
No.1であろうが、
そうであろうがなかろうが関係なく、
御輿に担がれて天狗になるのでなく、
ちやほやされて慢心になるのでなく、
商売優先で味が疎かになるのでなく、
ハングリー精神を捨てるのではなく、
あたしゃ、
旨い一杯が食べたいのだ!
旨い一杯を食べさせておくれ!
\\\\٩( 'ω' )و ////
レバニラと五目あんかけ、
また次も食べたいぞ。