ラーメンが好きです。【美味しいか否か。また食べたいか否か。】を基準で記事を書いています☆

ただのラーメン好きブログ

愛知県名古屋市

酒楽亭 空庵【彩り納豆らーめん】@愛知県名古屋市緑区

投稿日:

 

ラーメンはもちろんなんだけど、
造形に関するものにも興味はあって、
名古屋の造形作家・植田明志君は好き。

作品集『COSMOS』が出版されて、
東京ではサイン会が開かれたけど、
名古屋での予定は無さげ。

 

 

 

 

 

大須にある「Sipka」にその日のみ、
14〜19時に在店するよな情報を見かけ、
名古屋にも行きたかったこともあり訪問。

 

 

 

【Sipka】

(愛知県名古屋市中区大須2-14-3 エビスビル2F)

Sipkaの外観

Sipkaの外観

久々に大病後の元気な姿を見れて、
久々に話が出来て、
当然作品も観れて、
作品集にサインもしてもらった。

 

 

寒い日で雪がちらついていたんだけど、
名古屋に行けて良かったわ。

植田明志「COSMOS」

 

 

 

植田明志 造形作品集「COSMOS」 ➡ https://shop.sipka.jp/products/detail/3236

 

 

 

ちなみに翌日は雪で真っ白な世界となり、
一日ズレていたらヤバかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でねでねでね
大須へ行く前にはモチのロン、
お腹を満たす必要はあったし、
お腹を満たすつもりだったし、
もぅ、みなまで言わせるな!ってとこで、
狙うはラーメン!

 

 

イキたい!
 イキたい!
イキたい!

 

 

全国緊急事態宣言発出前、
3発兄さんと動いて以来だから、
名古屋は1年半以上行っていない。

再訪したい店はいくつもあり、
新店もいくつか行ってみたいし、
食べたいものはいくらでもあって、
でも行けないことで、
悶々とした状態ではあったんだけど、
コロナが落ち着いた状態となり、
オミクロンの動きがまだ見られない今、
行くなら今かなって。

気持ち的に情報を遮断していたけど、
そろそろアンテナを伸ばしてみたいし、
そろりそろりと足を延ばしてみたい。
そんなお年頃。

それまでも行きたい気持ちは高かったけど、
店舗をリニューアルしたそうで、
そちらもまた気持ちを高まらせるには十分。

 

 

 

 

イっちゃうぞ!

 

( ✧Д✧) カッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナビを頼りに向かうは、
桶狭間の戦いが行なわれたとされる辺り。

 

 

 

お!

なんだか外観が黒で引き締まり、
落ち着いた雰囲気が高まった感があります。

 

 

 

【酒楽亭 空庵】

(愛知県名古屋市緑区武路町122)

酒楽亭 空庵の外観

休日での訪問ではあったんだけど、
僕からすると、
開店前の到着としては遅い感はあるものの、

酒楽亭 空庵のマーク

酒楽亭 空庵の外観

名古屋のスタートはそれより遅い感があり、
駐車場には先客1台のみ。

写真を撮ってたりしていると、
先客が降りてきたのでポールを勧めるも、
やんわりと譲られたので、
ありがたくのポール。

酒楽亭 空庵の案内

外には案内などがあり、
そちらにはメニューも。

 

 

 

ラ 自 唯 唯
| 分  。  、
メ の  。  、
ン 子
を 供
目 に
指 胸
し を
て 張
お れ
り る

す。

 

 

 

静かな決意を感じる、
そんな言葉から始まるメニューは、
写真は無く、
説明だけの淡々としたもの。

酒楽亭 空庵のメニュー1

酒楽亭 空庵のメニュー2

酒楽亭 空庵のメニュー3

酒楽亭 空庵のメニュー4

酒楽亭 空庵のメニュー5

酒楽亭 空庵のメニュー6

予習で想像を膨らませ、
でも以前の知識もあるにはあるので、
食べたい一杯を絞り込む。

 

 

そう、山椒もイイんだよなぁ〜

 

 

前回2回連続で食べていて、
さすがに3回は、とは思うものの、
時間経過はしているので欲求度は高く、
でも、
今回は決めていたの。
そうなの。

ちょっと異質な感はあり、
それってどうなの? とは思いつつも、
空庵が作るその一杯ってどんなだろ?

 

 

ゆーても変なものを作ることはないはず、
と、妙に気になっていて、
そりゃ、
食べてみないことには始まらない。

勝手な先入観で判断するのではなく、
自分自身が食べて、
自分自身の舌で感じてみたい。
うん、そうしゅる!

 

 

食べるものは決まって、
あとは暖簾が掛かるのを待つばかりだけど、
いや、寒いとは思っていたけど、
雪が舞ってきたぞ!

おいおいおい、雪だぞ!

この後の予定が気にはなってきたものの、
とりあえずここでの一杯に集中しよう。

酒楽亭 空庵のオブジェ

引き戸が開かれての開店で、
外には暖簾が掛けられる。

酒楽亭 空庵の暖簾

酒楽亭 空庵の案内

入ってすぐ左には券売機があるんだけど、
今時のタッチパネル式でないのに安堵安堵。

酒楽亭 空庵の券売機

ポチリ。

 

 

 

 

店内は靴を脱いでの畳敷きではなくなり、
そのまま歩を進められるようになった。

右の厨房はそのままに、
逆Lカウンターとテーブルの構成となり、
視界が開けたことで広々さが実感出来、
そう、以前も見えていた庭園が、
それまで4:3テレビだったものが、
16:9ワイドテレビを通り越して、
映画館のワイドスクリーンになったようで、
閉塞感からの開放感がパない!

厨房前の席に案内されるかと思いきや、
一番離れた奥の席へと促される。

 

 

 

 

 

遠いじゃーーーーん!

 

 

 

 

とは思ったものの、
庭園をダイレクトに観ることが出来るので、
すぐにそれを受け入れ納得納得。

酒楽亭 空庵の内観

長いカウンターにはIHヒーター埋め込みで、
フラットなものとなっていて、

酒楽亭 空庵のカウンター

 

 

おりょ?

 

引き出しがある!と引き出してみると、
箸やレンゲなどのセットが用意されていて、
ショップカードもそこに。

酒楽亭 空庵のカウンター

酒楽亭 空庵のショップカード

水でひと息、気持ちを落ち着かせ、
洋楽流るる中、
滝が流るる中、
庭を眺めながらの調理待ち。

 

 

 

 

 

【彩り納豆らーめん】¥980

酒楽亭 空庵「彩り納豆らーめん」前菜1

 

 

 

 

 

ほへ?

 

 

 

 

最初に提供されるは前菜。

いやいやいや、
ラーメンを頼んだのに前菜とは、
この時点で何やら不思議な世界観に突入で、
どんな展開がされるのやら、とワクワク。

以前あったお品書きは廃されたようだけど、
視覚からのワクワクがあったし、
凝った付け合わせと説明書きを擦り合わせ、
こういう食材がこうなるのかぁ〜
ある意味、答え合わせで楽しめたので、
とてもありがたかっただけに、
ちょいと寂しくはあるかな。

 

 

スタッフの提供時の説明によると、
里芋だっけかな?の豆腐に、
アーモンドペーストを載せたものらしく、
口にしてみると、
うん、まさにそれ。って感じ。

酒楽亭 空庵「彩り納豆らーめん」前菜2

下に敷かれた黄色いのは何だろ?

シャリシャリと瑞々しく、
全く違う食感の組み合わせが楽しい。

 

 

もうひとつは、ちゃんと聞こえた。

「一風変わったきんぴらごぼう」で、
ネーミングが頭をぐーるぐるなんだけど、
モンブランというか、
マヨネーズビームみたいなものは、
その中にムースを隠していて、
そこに飾り切りのニンジンなどを添え、
あ、ごぼうにはコーンフレークかな?
そのようなものが散らされている。

酒楽亭 空庵「彩り納豆らーめん」前菜3

ひと口で頬張ると、
確かに一風変わったきんぴらごぼうだわ。

 

 

ヤバい!
  ヤバい!
 ヤバい!

 

 

既に不思議な世界観に引き込まれているぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てかさぁ〜、
この空間がもう魅力的だもん。

庭園を前にしてラーメンを食べるなんて、
もうね、それだけでテンション上がるのよ。

前菜を食べ終えても、
滝流るる庭を眺めたりで、
ラーメン待ちもゆとりを感じさせる。

酒楽亭 空庵の内観

イイ空間だなぁ〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、お目当てのものが提供されたぞん。

 

 

 

【彩り納豆らーめん】

酒楽亭 空庵「彩り納豆らーめん」

納豆っつっても、
よく見かけるそれとは違って、
茶、赤茶、緑、黒など、
ネーミング通りの彩り納豆が置かれていて、
他にはお麩や青ネギが配されている。

酒楽亭 空庵「彩り納豆らーめん」

チャーシュー、メンマなど、
当たり前の如くに添えられる素材は無く、
このあたりは好感が持てるんだわ。

 

 

ま、ま、ま、
それはそれとてラーメンに納豆?

酒楽亭 空庵「彩り納豆らーめん」納豆

邪道というか外道というか、
ルゥエエエベルが違うというか、

外道

Lは巻き舌じゃないというか、
いくら空庵とはいえ、
そりゃ、ねぇんじゃねぇの?

なんて思いつつも、
納豆の周囲は一旦避けつつ、
兎にも角にもスープをひと口。

酒楽亭 空庵「彩り納豆らーめん」スープ

 

 

 

 

 

 

 

冷えた体に染み入ってくる温度帯で、
鴨、アゴなどを口使った出汁に、
角の無い醤油感の円やかな仕上がりで、
見た目ほどのあっさりでなく、
コク深き膨よかさがある。

出汁であったり、
醤油であったり、
何やらであったり、
どれかが多くても、
どれかが少なくても成り立たないような、
ギリギリの線を攻めてきている感で、
派手でなく、
滋味に旨みが染みてくる。

 

 

旨いなぁ〜

 

 

ふた口み口・・・無口となり、
その世界観に惹かれてしまう。

こりゃ、チャーシュー、メンマなど、
当たり前のトッピングを載せたらば、
良くも悪くも結構左右されてしまいそうで、
その組み合わせも大事になってきそうだわ。
そう思ってしまうんだわ。

 

 

てなことで、
合わせるは自家製麺。

酒楽亭 空庵「彩り納豆らーめん」麺

艶やかで滑らかな肌の平打ち中細麺。

つるっと舌をくすぐるように入ってきて、
もちっとした歯応えの後、
ぐっと押し返す力もある。

スープがガツン!としたものでないので、
ひと口目から馴染み高ではなくも、
徐々に高まりを見せ、
一体感が高まっていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

納豆が入り込んできたぞ。

酒楽亭 空庵「彩り納豆らーめん」納豆

納豆の粘りが入り込んできて、
麺に絡み出したぞ。

 

 

 

 

ほぉほぉほぉ

 

これは面白いぞ!

 

 

 

 

納豆の粘りが麺に絡み、
滑りが増すのはもちろん、
その香りがスープ、麺と一体化し、
膨よかさも増してくるんだ。

邪道外道ではないし、
もちろんBULLET CLUBでもなく、
この組み合わせは予想外にイイ。

 

 

 

 

食べ進めていくと、
更に納豆の存在感は増していき、
でも抜きん出る存在感ではなく、
新たなる旨みとして成り立っている。
いや、これ旨いなぁ〜

お麩はそんなスープを十二分に吸い込んで、
一体感あるトッピングとして成立し、
柔らかくふわっとした舌触りから、

 

じゅわッ!

 

その旨みを口の中に放出する。
イイなぁ〜

 

 

 

 

夢中になっての食べ進みで、
納豆も食べなきゃね。

酒楽亭 空庵「彩り納豆らーめん」納豆

視覚効果高い彩り納豆ではあるけど、
口にしてもしっかりと納豆納豆していて、
それも決して異質な存在感ではなく、
一体感ある中のひとつとして楽しませる。

 

 

 

 

いやぁ〜、

旨いなぁ〜

 

 

 

 

鴨肉トッピングの用意もあるけど、
そりゃ、食べたい肉ではあるけど、
この一杯には異質に感じそうだなぁ〜
世界観が崩れてしまいそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とにかく、
とにかく、
その世界観に浸っての食べ進みで、
スープは残したくはなく、
ゆっくりと丼を傾け、
ゆっくりと味わって、
完全スープペロリの完スペフィニッシュ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやぁ〜
これ、旨かったわぁ〜

 

ふぅわりと旨みが口の中に残り、
その浮遊感ある余韻がタマラナイ。
その浮遊感ある余韻がタマラナイ。
その浮遊感ある余韻がタマラナイ。

タマラナイのよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

退店後もそれはしばらく続き、
せっかくの名古屋ではあるので、
当然ながら“次”も考えてはいたけど、
この一食で帰ってもイイかなって思わせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・ま、“次”も食べたけどね。💦

 

( ´罒`*)✧"

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店をイヂったり体制を変えたりすると、
味の方はちょいと変化をしたり、
印象も変わったりがあったりするけど、
少なくともこちら空庵では見受けられず、
また行ってみたいと思わせたし、
また行くよ、きっと。

 

 

 

 

 

( ̄▽ ̄)b グッジョブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

( ̄▽ ̄)b リニューアルオメデトウゴサイマス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて思っていたら、
鴨が鳴くほど高騰してるらしく、
鴨ラーメンを止めるそうで、
研究期間に入る為、
1月15日くらいまで休業だとか。

 

 

 

 

むぅ~

 

 

 

 

ま、ま、ま、
やむを得ないこととはいえ、
ちょいと寂しさはあるわな。

再開後の一杯はどんな感じだろ?
気にはなりますわなぁ~

店舗情報をチェックですぞ。

 

 

 

「空庵」Twitterhttps://twitter.com/LzDYZzoGvrgrzM3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆーてますが、
悪口を書く為にラーメンを食べて・・・

 

 

などと批判されたりもしますが、
ラーメン好きであるがゆえ、
旨いものは旨い、
そうでないものはそれなりに、と、
色々と思うこともあり、
十人十色、
思うことは人それぞれであり、
それを表現するか否かも同様で、
僕が僕である為に・・・

 

 

あ、尾崎豊もゆーてましたね。

 

 

僕もそうである為に、
他人の意見とは同じこともあれば、
そうでないこともあり、
あくまで自分なりに表現をしたく、
自分のホームとして、
このブログをやっていたりして、
でも結構メンドイのよねぇ~

食べるのはもちろん、
写真を撮って文章を考えて、
それらを編集して・・・

 

 

 

 

ま、ま、ま、
でもそれは自分自身を表現したくで、
それはラーメン店も同様で、
己の味を曲げずに作るだろうし、
僕も己の考えは曲げたくなく、
水面下で嫌がらせもされますが、
あくまで自己表現の場、
イヤなら読む必要もないわけで、
イイなら読んでもらいたく、
続けている当ブログは9周年。

 

 

 

 

今後ともに続けるのか?
今後ともに続けていけるのか?

 

 

 

 

そこんとこは分からないけど、
ま、気負わずぼちぼちと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕が僕である為に。

 

 

 

 

 

 

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