色々と食べたいものはあり、
あちこちと足を延ばしてみたりするけど、
それはそれとて、
偏った嗜好になり過ぎないようにしたいし、
フラットな感覚は持ち合わせていたい。
ちょっと訊いてみた。
某店主が推す一杯を訊いてみた。
あ、そこはしばらく行っていないなぁ〜
今はどんな感じなんだろう?
興味が湧いてきたし、
せっかく教えてもらったからには、
行動しない手はない。
うん、そうだ、行ってみよう。
島田市を走る旧国一沿いにあって、
横断陸橋が目印になるわね。
3年半ほど経っての再訪問。
【ラーメン ル・デッサン】
休日の昼時ちょい前の到着で、
店前とふとん店側の駐車場は空いてて、
屋外通路もすんなりと通れて、
店内も空きは見られたけど、
実食しての帰りは行列が出来ていたので、
マヂラッキーな僅かな谷間に入れたみたい。
そ、で、券売機。
塩などもあったりするけど、
基本的には醤油押しのようだし、
推されたのもそうだったので、
狙いを定めてのポチリ。
案内されたカウンターに着くと、
まずは温かいお茶が提供される。
ほっとひと息つける時間帯だね。
水の用意もあって、
汗をかくほどに冷えたやかんが置かれてる。
ロボプーではない。
店主は東京でフレンチ料理店を営んだ後、
地元に戻ってラーメン店を始めたそうで、
目の前の壁を見ると、
その東京時代の思い出が飾られています。
シェフ出身の店主は他にも知ってますが、
そこまで表には出していないけど、
まだ未練でもあるのでしょうか?
(*´艸`*) ぷぷぷ
懐かしきシンディーローパーの曲が流れ、
これを聴きながらの調理待ち。
ちょ〜っと長めの調理待ち。
【かもがら、とりがらだしのしょうゆラーメン】¥950
うわぁ〜
キレイな麺線だわぁ〜
ストレートであることをきっちり活かし、
広い面積でそれを流して魅せ、
チャーシューは断面をズラし、
沿わせるように奥へ配置、
豆苗は散らばらないように下に敷いてある。
白ネギはそこには無く、
別皿に収めてあって、
盛りはキレイにしてあるよなぁ〜
ではではでは、
まずはスープをひと口。
おほ?
これはイイなぁ〜
長い商品名にもあるように、
出汁にはローストした鴨ガラ、丸鶏を使い、
他には鶏ガラ、豚足も謳いにはあって、
膨よかなる旨みに醤油の風味を重ねていて、
口の中で広がった後に甘みが感じられる、
芳醇なるスープといった感じ。
イイねぇ〜
合わせるは自家製麺で、
デュラムセモリナ粉を使っているんだと、
テレビでシェフがにこやかに話ちてました。
加水低めなストレート細麺は硬めで、
ポキポキとした強めな歯応えがあり、
強めなスープにあっても存在感を示すも、
もうちっとしなやかさがあっても良さげ。
作り手に似て個性が強めなのかしらん。
豆苗はスープに浸すとしんなりとし、
ほろ苦さと共に麺に絡んでくるけど、
スープにも香りが移ってしまってて、
意図せずな登場をしたりする。
チャーシューはバラ肉を使っていて、
硬めでぎゅっとした噛み応えがあって、
それはそれでイイんだけど、
味付けが意外に甘めで、
肉の旨みよりもそちらが気にはなっちゃう。
枚数はあるので食べ応えはあるけどね。
別皿の青ネギを使ってみると、
青き香りがこの一杯には合わない感があり、
無ければ無くてもイイよな気はする。
ま、ま、ま、
とはいえとはいえ、
スープはイイ感じではあったので、
他も気にはしてみたいな、うん。