環境変化があって、
制約された中での食べ歩きをしてたりして、
その不自由さにちょいとモヤモヤ。
週末まとめ食いもアリなのかもだけど、
筆も遅かったりするし、
そもそも少食なので、
平均的に食べたくあるんだなぁ〜
【ら~めん 豚鬼】
昼時を前にして、
束の間の落ち着いたタイミングでの訪問。
朝ラーからの営業なので、
店としては終盤ではあるのよね。
暖簾をくぐりての入店で券売機前。
「あれ?どうしたんですか?」
「え?どうしたんですか?」
きょとん顔の店主が不思議そう。
えーーーーーッ???
いやいやいや、
食べに来たに決まってるじゃない!
食べに来たんですよぉぉぉぉぉ〜
イヂらないでくださいよぉぉぉ〜
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ モゥ、ヤメテクダサイヨォォォ〜
何にしようかと迷ったものの、
ふいに横の壁の限定案内が目に入る。
ん〜ん
それにしてみよっか!とポチリ。
ジャズが流れる中、席に着きます。
あ、そうそう、
最近「BLUE GIANT」って漫画を見て、
ジャズに興味が湧いてきて、
Spotifyなどで聴いている初心者で、
その中でも有名どこの曲が流れてて、
テンションアゲアゲ。
こっそりとリズムにノっての調理待ち。
(๑>◡<๑)
【上島たんたん】¥850
おおおおお、お?
チャーシュー、メンマは載ってるけど、
他には刻み玉ねぎだけで、
あ、青ネギひとつはご愛嬌ってとこで、
僕の勝手な豚鬼のイメージとは違う雰囲気。
ん〜ん
どんな感じなんだろ?
期待値が勝手に上がっちゃうぞ。
さてさてさて、
ではまずはスープをひと口。
お!
ほほッ!
ゴホッ!
酸っぱ辛さがあって、
でもそこんとこでなくて、
ホアジャオが入ってる!
いきなりのご対面にビックリしちゃったぞ!
いやいやいや、
水を飲んで気を落ち着かせて、
改めましてのスープをひと口。
うん、イイな。
酸味を伴う辛みがバランス良く、
尖りのないマイルドさで酸っぱ過ぎず、
悶絶ではなくの辛過ぎずで、
すっきりとした辛みが心地イイ。
程良い程良い。
その第一陣が通り過ぎる頃に、
煮干が膨らみ香ってくる。
あ、背脂も入ってるんだ。
酸っぱ辛さのあるセアニボってとこで、
コクを生んでいる。
そこにホールのホアジャオが浮かんでて、
ちょこっとした痺れ、
そして清涼感を生み出していて、
それらが煮干を殺さずに成り立ってて、
あああああ、僕好きよ。
ふた口み口と、
これ、スープだけで楽しめちゃいそうだな。
麺をイっちゃおう。
引き出してみると、
現れるは低加水細麺で、
ずるずるッ!と啜れちゃって、
スープもしっかりと絡み上がってくる。
酸っぱ辛さに負けないように、
ポキポキとした茹で上がりで、
でも一体感良く、
これまたイイ感じだなぁ〜
刻み玉ねぎは熱が加わることで、
辛さに甘みが加わり、
食感的にもしゃりしゃりとした変化を生む。
チャーシューは肩ロースを使ったもので、
その大きさは存在感がある。
厚みを持たせていて、
臭みはなくて、
しっとり柔らかで肉汁が溢るる。
メンマは繊維質あるポキポキ食感で箸休め。
食べ進めていくと辛みに慣れたのか、
なるく感じてきちゃうんだけど、
酸味はそのままぐいぐい引っ張ってくれる。
シャープさがずっと続くと嬉しいな。
【ネギごはん】¥150
ラーメンだけでなく、
もうちょい食べたい気分で、
券売機をふと見るとゴハンものを発見。
お値段的にも嬉しい¥150とは、
そりゃ、イカなきゃでしょ?
ゴハン上を隙間なく埋める青ネギに、
パラパラと何かが振り掛けられている。
箸を入れて口へ運ぶと、
青ネギのザクザクとした歯触り、香り、
カツオらしき風味と醤油感がバッ!と。
あぁ、これはなかなかね。
青ネギは瑞々しいものではなく、
パサつきは否めずで、
この辺は残念なとこではあるけど、
お値段的には納得レベルかな。
あれ、なんだろ?
タレにスパイス的なものを感じるけど、
五香粉?
いや、何だろ?
ま、イイや、何かです、何か。
スープを注いでみると、
煮干の風味がイイ感じてはあるけど、
味重なりでしょっぱめになっちゃって、
これは失敗だったか。
残るスープを飲み干しての完食完スペ。
この限定「上島たんたん」はイイわ。
これから暑くなって、
食欲が落ちる傾向になっていくけど、
すっきりさっぱりピリッとで楽しめそう。
まだ提供は続くようなので、
狙ってみるのもアリじゃね?