「タ〜カ☆さ〜ん。」
ひとりで運転してるにも関わらず、
どこかから自分を呼ぶ声が聞こえる。
ビビるぞ、それは。Σ(゚д゚lll)
ラーメン食べる気マンマンで、
頭ん中はそれいっぱいで、
赤信号で止まったら聞こえたその声。
たまたま隣の車線に並んだ車の助手席に、
見知った顔が見えて、
そのピンポイントでの遭遇にオドロキ。
そりゃあ、驚くってばさ。
ラーメン食べるのに焦ってんじゃねーよ!
なんて思われたんじゃねーか?
素の自分を見られたようで、
なんだか気恥ずかしかったじゃねーか!
今度仕返ししてやる。
倍返しだ! ( ̄Д ̄)ノ ウリャ!
やっとの到着は、
うげッ!
昼時ではあったけど、
平日なのでそこまでと思ってなかったけど、
駐車場待ちでの車の列が出来ている。
お腹ペコリンだったので、
他へ行くことも考えたものの、
もう気持ちは固まってたのでそのまま待ち、
しばらくしての駐車、
そして外待ち最後尾に着きます。
【らぁ麺 めん奏心】
後客がちょこちょこ繋がってきたとこで、
たまたま友達と遭遇したので、
代表者待ちにならぬよう、
後客に先を譲って再度の最後尾。
話し相手が出来たことで、
待ちも苦にならずは良かったな。
列には初めての方々も居て、
オススメを訊かれたものの、
時間的に売り切れもあり得るので、
残っているであろう基本的一杯を推しとく。
とはいえ、
僕自身も何が食べられるのかが分からない。
麺は多加水も用意されているようだけど、
ま、それよりも何が食べられるかな?
既に「白い恋みそ」は売り切れで、
提供期間も終了間近。
ん〜ん
さすがに13時を過ぎているので、
もちろんトマトも終了なんだろなぁ〜
ようやく順番となっての券売機前。
どぅえッ?
トマトが残ってる???
お目当てはそれではあったんだけど、
限定杯数の少なさから競争率は高く、
残ってるはずもないと諦めてた一杯、
フルーツトマトを使う一杯が残ってる!
どぅえッ?
更に更に、
競争率が高い煮干まであるジャマイカ!
いやいやいや、
こりゃあ、
もう連食でイクしかないじゃん!
ポチリ&ポチリ。
【煮干しそば・汐(かけ)】¥960-200
2杯以上店内連食だと“かけ”も選べ、
更にキャッシュバックがあるのを利用して、
1杯目はそれに。
去年の夏以来だから久々で、
赤茶けたグレーの妖しきスープを目の前に、
そりゃあ、ニヤけてしまうってもんさ。
あぁぁああ、
この泡立つスープにそそられるぅ〜
と、口にしてみると、
酸味を伴う苦みが際立つけど、
鶏がそれを支えているので、
その旨みを押し上げてくるかのようで、
そこから甘みを感じる。
あぁぁああ、
うんめぇぇぇぇーーーーッ!
合わせるは自家製低加水細麺で、
これがまたスープの馴染み良く、
一体感を持って上がってくる。
ぷりぱつな茹で上がりで、
噛むと麺自体の甘みが広がり、
スープの苦みをも活かしてるよに感じる。
うんめぇぇぇぇーーーーッ!
ニヤけてしまいつつの食べ進みで、
トッピング有りはもちろんイイんだけど、
トッピング無しの“かけ”もイイんだぞ。
スープと麺だけで食べれてしまう力がある。
とはいえ、
別添えで赤玉ねぎと白ネギが提供され、
これも試してみる。
赤玉はそのままでは苦みが強いんだけど、
熱が入ることで甘みが出てくる。
白ネギは辛みはあるものの、
その香りは煮干とは合うと思うんだわ。
麺は食べ終えても、
残る玉ねぎもネギも食べ切りたいし、
スープも突然飲み干したく、
モチのロンで完スペ。
イイね!イイね!
夜空でパーリィナイッ!DEATH!
【ラートマ】¥1,000
まだイケるかな?とこちらも。
酸味強めの方が・・・
てか元々は、
ラー油に酸味を合わせたらどうだろう?
思い付いた内容でお願いして、
無理を聞いてもらった一杯が由来なので、
やはり酸味が強い方が合うと思う。
とはいえ、
甘みもないとコクが弱い気はするので、
酸味の強いリリース当初から、
徐々に糖度が増していく、
その程々の頃合いがイイと思うんだな。
トッピングにチャーシュー、メンマ、味玉、
白ネギ、水菜、糸唐辛子を配していて、
それより赤いスープに目がいくんだなぁ〜
ラー油とトマトが作るラートマの世界に、
粗微塵の玉ねぎが白く浮いている。
まずはスープをひと口。
うん!
まだイケるぞ!
酸味はまだ残っていて、
コクもあってイイ感じだぞ。
辛みはあるも程良くで、
この感じはやっぱ好きだなぁ〜
個人的裏メニューではあったけど、
今では店公認裏メニューだもんね。
合わせるは同じく自家製低加水細麺で、
もちろん相性は良く、
旨みを携えて持ち上がってくる。
隣は多加水平打ち麺を頼んでいて、
つるっとした麺肌に、
ぷりっとした歯応えが面白くはある。
ひと口だけもらったので、
分かりかねるとこはあるものの、
食べ慣れてないせいもあってか、
舌をくすぐる主張感が強めで、
味噌やカリーの方が合いそうな気はした。
チャーシューはバラ肉が使われていて、
これは以前とは違う仕様かな?
ぷりっとした歯応えがあって、
脂は甘みがよく出ていてクドさがない。
ありゃりゃりゃりゃ?
厨房奥に新設されたアレを使ったかん?
今までスープ炊きをしてた場所に、
スチコンが置かれているから、
それを使うようになったのかん?
などと思いつつの食べ進めると、
酸味のキレが弱まってきて、
ちょっとぼんやりし始めてくる。
フルーツトマトの甘みが増してきたから、
オトナ仕様で辛み増しの方が良かったかも。
麺は食べ終えても刻み玉ねぎが残る。
これを残す手はないし、
残すべきではない。
食べる、僕食べるよ!
意外に量はあるものの、
熱が入ることで甘み増しの玉ねぎは美味く、
スープとの相乗効果もあってレンゲが進む。
そりゃあ、完スペしちゃうわさ。
ラス客での退店後しばらくすると、
どこからかイイ匂いがしてきて、
オヂサマが外に出てきた。
スチコンを使っている最中らしく、
排気の具合を確かめに出てきたらしい。
お願いして見せてもらうと、
中ではジリジリ焼かれるバラ肉がイイ感じ。
焼き具合といい、
漏れてくる匂いといい、
こりゃあ、もうタマラナイ!
「え? 1本もらえるんですか?」
「やんねーよ。」
「えー? じゃあその半分だけでも。」
「やんねーよ。」
一応、お約束のようなやり取りをして退散。
限定とかで、
時間指定限定でチャーシュー焼き立て提供!
な〜んてあるなら食べてみたいなぁ〜
ま、ま、ま、
食べログ静岡1位(2020年3月末時点)で、
他にも究極本でも総合1位になるなど、
この夏で10周年を迎える「めん奏心」は、
新たな手法を取り入れるなど、
まだまだ美味くなるよう努力していて、
まだまだ目が離せないんだぞ。
m9( ̄▽ ̄) ドーン!