ラーメンが好きです。【美味しいか否か。また食べたいか否か。】を基準で記事を書いています☆

ただのラーメン好きブログ

菊川市

麺屋 菜花奈【地鶏出汁(かけ)・塩】【地鶏出汁(かけ)・醤油(古醤油、十歳造ver.)】@菊川市

投稿日:2019年12月6日 更新日:

 

寝込んでいた際に、
少しずつ回復し始めた食欲。

 

 

ラーメン食べたい。
美味いの食べたい。
熱いの食べたい。
チャーシューは要らない。
なるとも要らない。
贅沢言わない。

 

 

頭ん中でぐ〜るぐるとあれやこれや浮かぶ。

シンプルながらに、
でも力強さのある一杯が食べたい。

そんなことを思ってはいたものの、
定休日もあったりでタイミング合わず。
なんとか行けそだぞ。

 

 

期待値を高めての訪問。

 

 

【麺屋 菜花奈】

麺屋 菜花奈の外観

昼時の到着で、
かろうじて空いてた駐車スペース、
若干の外待ちはあったものの、
たかがしれている。

ポカポカ陽気で待ちも苦にならず、
ラッキーなタイミングだったわ。

 

しばしの外待ちを経ての入店で、
目の前の券売機を眺めます。

麺屋 菜花奈の券売機

横には限定案内もあるけど、
ま、それは今回はスルーするぅ〜

麺屋 菜花奈の案内

あ、でも「山椒拉麺」は気になるなぁ〜
ゴハンもので腹を満たしたくもあるけど、
今回はとにかく一点勝負で味わいたい。

かけでイっちゃうぞ!

麺屋 菜花奈の券売機

ポチリ。

 

 

お値段以上ユトリちゃんに食券を渡し、
塩でお願いします。

空いていた席は店主ど真ん前で、
何やら妖しげな醤油を見せられるも、
口にしてしまうと醤油一色になりそうで、
素知らぬフリでガマンしての調理待ち。

味覚を研ぎ澄ませ、
その一杯が食べたいんだ。だ。だ。

 

 

 

 

【地鶏出汁(かけ)・塩】¥800

麺屋 菜花奈「地鶏出汁(かけ)・塩」

むふふふふ。
そうなのよ、
この一杯が食べたかったのよ。

立ち上がる香りは鶏の甘き風味で、
まずはそこで軽くトリップしてしまう。

 

スープをひと口。

麺屋 菜花奈「地鶏出汁(かけ)・塩」のスープ

うん、こんな感じだね。
鶏を活かしてはいるんだけど、
あっさりとした入りで、

 

うわッ!
うんめぇぇぇええッ!

 

って、
一気にテンションアップはしない。

うん、しないのよ。

 

 

あぁぁああ、
そうね、
ま、鶏だよね、
塩味だよね。
と、大人しい入り。

 

 

ふた口、み口とレンゲを重ねると、
その旨みが味蕾開いた舌に蓄積し、
じわりじわりと認識度が高まってきて、
じわりじわりとテンションも高まってくる。

 

 

あぁぁああ、
うめぇなぁ〜

ε-(´∀`; )

 

 

あれやこれや味の重なる、
複雑なものもイイんだけど、
静かなる味の重なり、
舌への蓄積により徐々に高まる感じ、
まるでラヴェル「ボレロ」を耳でなく、
舌で聴くよな感覚で好きなんだなぁ〜

 

 

 

 

うん?

でも以前のとはちょいと違う感覚もあるぞ。

う〜ん?

 

 

 

 

ま、ま、ま、
とりあえず麺を食べるか。

麺屋 菜花奈「地鶏出汁(かけ)・塩」の麺

食べ始めは馴染みにまだ弱さはあるものの、
スープが馴染むにつれ徐々に一体感が増す。

グッとした歯応えもあってイイ感じだわ。

色目的な見映えもあり、
合わせで使われた感のある青ネギは、
その香り自体はイイんだけど、
ちょいとその味わいを邪魔しちゃってて、
これには無くてもイイ気はするな、うん。

 

 

 

 

あ、そうそう、
普段は情報収集、事情聴取はしないけど、
どーにも気になることがあって、
やっぱ確認の為に訊いてみる。

 

 

「貝を使ってます?」

「・・・」

 

 

あれ?
それまでちょこちょこ話をしてたのに、
忙しくて声が届かなくなったのかしら?

ん?
ん?
ん?

 

 

「貝を使っ・・・」

「分かります?
 誰にも気付かれなかったのに。」

 

 

あ、なんだ、聞こえてんじゃん!

塩だけを今までは使っていたけど、
ほんの僅か、
使ってるか使ってないか分からないくらい、
旨みの層を厚くすべく極微量使ったそうで、
気付かれたことに驚き、
聞こえないふりでごまかそうとしたらしい。

 

 

「よく分かりましたね。」

「いや、
 味覚を研ぎ澄ましてたんで。」

 

 

ホントに味わいたい気持ちが強かったんで、
たまたまその変化に気付いただけ。
たまたまのヒットにこちらがオドロキ。

塩だけのバージョンは良かったけど、
気付きにくい使い方の貝もイイ働きをして、
こちらのバージョンもイイよな。

 

 

うん、ゆっくりと味わいつつ、
丼を傾けての完スペフィニッシュ。

麺屋 菜花奈「地鶏出汁(かけ)・塩」完スぺ

いやぁ〜
鶏かけ塩は美味かったなぁ〜

気持ちも満たされたわぁ〜

 

グッジョブ! ( ̄▽ ̄)b

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうそうそう、
着席した段階から、
そわそわと妙な動きを見せる店主。

なんでも関西の方が周年祝いとして、
長期熟成をした醤油をくれたんだとか。

麺屋 菜花奈の醤油

「古醤油 十歳造(ととせづくり)」、
「古醤油 廿歳造(はつとせづくり)」は、
それぞれ10年熟成(¥10,000)、
20年熟成(¥3,500)らしいけど、

麺屋 菜花奈の醤油

廿歳は昭和63年仕込みとあるので、
実際は31年熟成されたものらしく、
20年もの、30年ものの希少品なんだとか。

 

ほぇ〜 (´⊙ω⊙`)

 

その希少品なる醤油をブレンド使用し、
先日Twitter限定で出したらしいけど、
その残りがまだあるので食べないか、
一度体験してもらいたいとお誘い。

いや、まぁ、
まだお腹の容量的にはイケるけど、
醤油銘柄をただただ変えるだけで、
限定乱発するなんてあまり好きでなく、
正直ワクワクしないので、
どうかとは思ったんだけど、
あまりにその推しが強かったんで、
まぁ、騙されたと思ってノってみる。

 

 

 

 

【地鶏出汁(かけ)・醤油(古醤油、十歳造ver.)】¥800(特別価格)

麺屋 菜花奈「地鶏出汁(かけ)・醤油」

ごめんなさい、
私が間違っておりました。

麺屋 菜花奈「地鶏出汁(かけ)・醤油」

提供されたる一杯は、
深く深く深く黒々とした漆黒さで、
1977年から42年熟成し、
いよいよ12月20日に公開される新作、
『スター・ウォーズ EP9』同様、
ダークサイドに落ちそうな雰囲気むんむん。

 

STAR WARS

スープを口にしてみると、
角が取れて尖ったところはなく、
しょっぱくはなくて深いコクがあり、
程良い酸味とフォースと共に旨みが重なる。

麺屋 菜花奈「地鶏出汁(かけ)・醤油」のスープ

これは醤油がメインとなりかねないけど、
ベースの鶏を殺してはおらず、
むしろその甘みを引き出し、
相乗効果の高まりで旨みを感じさせる。

 

 

あぁ、これスゲーわ!

旨みッ!

旨みッ!

旨みッ!

 

 

それはまるで、
サウンドストリートアタック?
クロスオーバーイレブンアタック?

 

 

 

ジェットストリームアタック!的な的な、

大沢たかお!

伊武雅刀!

城達也!

怒涛の波状攻撃が掛けられてくるようで、
醤油だけが先行するでなく、
スープが負けるでなく、
お互いが引き立うバランスで
グイグイグイと押してきやがる。

これはスゲーなぁ〜

ただただ醤油の銘柄を変えただけでなく、
その押しは強い余韻と共に、
次なる惹きへと繋がる。

麺屋 菜花奈「地鶏出汁(かけ)・醤油」の麺

で、それだけでなく、
麺との相性も良く、
馴染みの良さを伴って、
その甘みをも引き出してきて、
グイグイグイと箸を進めさせる。

これはイイなぁ〜

興味が薄かっただけに、
その衝撃は計り知れず、
記憶に刻み付けられた感じだわ。

 

先程レンゲに分けてもらってた「廿歳造」

麺屋 菜花奈の醤油

こちらはドロリと粘度が高いもので、
口にしてみると、
なんて言うんだろ?
たまり醤油を煮詰めたような感じで、
醤油というよりウスターソースに近い感じ。

 

これにこのスープをちょい入れて、
軽く溶かし入れてみると、

どどんッ!
この破壊力もスゲーわ!

いやいやいや、
これも食べてみたい欲求にさらされる。

こりゃあ、スゲーわ!

店主に伝えると、
この1本で4杯程度分しかないので、
超希少なラーメンになりそうだと。

 

 

むぅぅぅぅ、
いつか機会があったら食べてみたいわ。

 

 

ま、ま、ま、
それはそれとて、
この「十歳造 ver.」ももちろん良く、
また食べたい一杯ではあるんだけど、
な、な、な、な、なんと!
これ、レギュラー入りするんだと!

噂では12月中旬よりリリースするらしく、
そりゃあ、食べてもらいたくはあるわな。

 

 

出来れば「地鶏出汁(かけ)・塩」と共に、
その違いを感じつつ食べてもらいたいなぁ〜

 

 

とりあえず喰っとけ!

m9( ̄∇ ̄) ドーン!

 

 

 

菊川市

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